ゆうちょ銀行は1日から、クレジットカード「JP BANKカード」を発行する。自前のカード発行は初。全国の直営233店舗と約2万郵便局(簡易局を除く)で取り扱う。三井住友カードと提携し、一般とゴールドの2種類がある。一般は初年度年会費が無料で、公共料金の支払い方法に指定すれば翌年度も無料になる。初年度に会員100万人の獲得を目指す。
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日本郵政が1日、クレジット機能付きカードを発売しました。
私はかねがね、日本郵政が庶民にマネーを回さないことが、昨年10月以降の不況(“厳しい冬”)の要因との論陣を張ってきました。
これについて誰からも賛同のコメントが来ないのですが、貫きます。
現在の不況を名付ければ、「原油高穀物高不況」「官製不況」「福田不況」「自民党不況」「グローバル不況」などいろいろな名付けられます。
私は「郵政不況」という側面もあると思います。
日本郵政は400兆円の金融資産を持ちながら、民営化後の7ヶ月間、世間にマネーを流さなかった。この罪は大きい。
プレスリリースを読むと、このクレジット・カードにはキャッシング機能搭載。
もちろん審査があるわけですかわ、生活困窮者には発行されないかもかもしれません。が、郵政資産(もちろん国民の資産です!)を担保に、マネーが「クレジット」「リボルビング」「キャッシング」を通して、世間に流れることは大歓迎です。
なお、いうまでもありませんが、このカードは三井住友カードと協力して開発した商品とのこと。念のため付け加えると、日本郵政の西川善文社長は住友銀行の元頭取です。
その次はマイクロ・クレジットを開発してね、ゼンブン!
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ゆうちょ銀行のHPから
2008年04月22日
「JP BANK カード」の発行開始について
株式会社ゆうちょ銀行(取締役兼代表執行役会長 古川 洽次、以下「ゆうちょ銀行」)は、2008年5月1日から、全国のゆうちょ銀行直営店(233店舗)及び郵便局(約20,000局)において、リテール分野では当行初の新商品であるクレジットカード「JP BANK カード」のサービスを開始いたします。
「JP BANK カード」は、日々のちょっとしたお買い物や公共料金等のお支払いにご利用いただくことにより、様々なメリットが得られる特徴を持っており、今後、より多くのお客さまにメインカードとしてお使いいただけるカードを目指してまいります。
なお、「JP BANK カード」の取扱開始に伴い、共用カードは順次取り扱いを終了してまいります。
※1 本業務は、総務大臣及び金融庁長官より、2008年4月18日(金)に認可等をいただいたものであり、また、ゆうちょ銀行及び郵便局株式会社から関係法令に基づく届出を行っております。
※2 カードの商品性等、詳細については別紙をご参照ください。