正式名称は「後期高齢者医療制度の廃止等及び医療に係る高齢者の負担の軽減等のために緊急に講ずべき措置に関する法律案」です。
①「後期高齢者」をやめて、3月31日までの「老健」に戻す
②それに先立ち保険料の天引きは8月15日の3回目までで止める
ということがポイントのようです。
民主党のホームページからダウンロードして読んでみました。けっこう複雑な法案で、多少読み込みに自信がない点もありますが、おおよそ私たち生活者サイドからみれば上の2点という認識でいいように思われます。
法案には、
①老健(老人保健法に定める老人保険制度)の復活は2009年4月1日(同日付で、“後期高齢者”=高齢者の医療の確保に関する法律に定める諸制度を廃止する)
②保険料は、できる限り速やかに、遅くとも今年の10月1日までに特別徴収(年金天引き)以外の方法にする
③一部の保険料の負担軽減を図る
という表現で書かれています。
「廃止法案」と言っても、ずいぶん大変なんですね。びっくりしました。
民主党などが描く法案の審議の日程は、
来週火曜日の5月27日に参院厚生労働委員会で審議入り。
一週間後の6月3日に採決という日程だとも報じられています。
かなりあわただしいですが、国民生活の混乱からすれば、急がないといけません。
なお、数千億円とみられる保険料収入減少にともなう財源の手当てについて、直嶋政調会長は「特別会計の積立金などで対応できる」と記者会見で述べました。
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*当ブログでは、これまで利用者の立場から分かりやすい表現だと考え、「“後期高齢者”健康保険組合」と表記していましたが、語呂などを配慮し、これからは、「“後期高齢者”医療制度」と表記します。