【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「小沢さんは時々三振するので穴埋めが大変(笑)」山岡国対委員長

2008年05月03日 11時56分47秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

 小沢さんが韓国静養中に山岡さんが本音発言。
 これ大事な発言です。
 どうしても小沢さんは、相手に物言いにくい気持ちを感じさせてしまう人です。
 ただ“豪腕・小沢”はマスコミによって作り上げられた虚像です。

 なぜなら1969年(昭和44年)初当選組では、
 旧自民党木曜クラブから羽田総理、綿貫衆院議長、渡部衆院副議長を出しています。清和会からは森総理が出ています。小沢さんを含む連続当選組の5人のうち4人は総理か正副議長になっています。小沢さんの官職は官房副長官と自治大臣などしかありません。

 ところで、小沢さんは静養中は党幹部からの電話も取り次がないと言われています。
 近い外国で、“情報断食”しているのですから、この山岡発言も小沢さんは知らないままでしょう。山岡さん、やりますねえ。

「小沢さんは時々三振する」側近・山岡氏、講演で
2008年05月02日23時39分
http://www.asahi.com/politics/update/0502/TKY200805020337.html

 小沢さんは時々三振する――。民主党の小沢代表の側近である山岡賢次国会対策委員長は2日、沖縄県浦添市で講演し、代表についてこう評した。昨年11月の大連立騒動などをさした発言とみられる。

 山岡氏は「国対委員長は野球で言うと監督。小沢一郎さんはうちの4番バッターで監督の指揮下にあるが、あの人は時々三振をするもんですから、その穴埋めをする監督も大変です」。その一方で、「三振もするが、知名度もカリスマ性も我が党では一番ある」と続け、フォローも忘れなかった。


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政府自民党、道路事業費の3兆7000億円“兵糧攻め”を一部解除

2008年05月03日 11時53分02秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

 政府自民党による国民兵糧攻めの包囲網がようやく一部、解かれました。
 本当にとんでもないことです。
4月18日付
【国民兵糧攻め】道路予算執行停止の証拠文書
 で指摘したとおり、自民党政府はなんと新年度入りしてからも、3兆7000億円もの一般道路事業費を凍結していました。

 これは1日あたり100億円の政府支出が消えたことになります。

 政府は1日1人あたり100円を財布から出すのを見合わせるシブチンぶりを発揮しました。

 1人あたり1日100円を30日間というのは、相当な金額ですよね?
 これは道路事業に直接関わりのない商売をしている人にも、かなり波及したでしょう。コンビニの麦茶の売り上げも鈍ったんじゃないですか?

 これだけ卑劣な国民兵糧攻めに踏み切りながら、私たち国民&民主党は山口2区補選に勝利しました。

 とはいえ、ガソリン税値上げでは自民党&政府が“勝利”しましたから1勝1敗。
 “国民兵糧攻め”作戦の決着は第45回総選挙に持ち越されました。

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道路2兆3685億円追加、減収で直轄事業900億円圧縮
5月1日19時49分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080501-00000040-yom-bus_all


 ガソリン(揮発油)税の暫定税率を復活させる改正租税特別措置法の再可決を受け、国土交通省は1日、2008年度道路関係予算の追加配分を発表した。

 追加分は2兆3685億円。4月の配分額との合計は事業費ベースで2兆8690億円(国費は1兆8623億円)となり、08年度予算の68%に達した。

 揮発油税収の4分の1を地方へ回す交付金制度を盛り込んだ「道路整備費財源特例法改正案」が13日に再可決されれば、さらに約1兆1000億円が追加配分され、道路関係予算の配分はほぼ終了する。

 暫定税率の一時失効で国の道路財源の不足は1200億円に上る見込みで、コスト削減や一部の工事を翌年度に先送りするなどして国の直轄事業費を900億円圧縮する。新規の高規格道路も今秋に新しい需要推計が出るまで配分を見合わせる。地方への影響は、補助金の手続き期間の短縮などで最小限に抑える方針だ。

 国交省は例年、年度初めに国道建設や補助金配分の大半を決めている。しかし、3月末に暫定税率の期限が切れ、維持管理など必要最低限の事業に5006億円だけ配分していた。