私はかねがね、姫井由美子さんは「民主党のハマコー」になるべきだと思っていましたが、ついに3月27日、名実ともに“民主党のハマコー・姫”になりました。またしても姫が民主党を救いました。
今日は参院議員総会を初めて見ました。参院議員総会は、参院国対委員長代理(芝博一さん)が司会をし、輿石東会長(党代表代行)があいさつ。国対委員長が説明をし、意見などを受け付けるようです。
きょうは午後0時30分~午後1時に参院議員総会が開かれました。
小沢一郎代表が参加し、西松建設事件の秘書起訴について、24日の記者会見とは別に参院議員、衆院議員に対しては初めて説明しました。
で、小沢さんの説明、鳩山さんの執行部報告の後、司会の芝・参院国対委員長代理が「何かご質問ありますか?」といったら、「なし」と2、3人の議員から声が上がりました。この辺はあまり見えなかったのでしたが、すし詰め状態から出てきた記者がカメラマンに「姫井!」と言いました。てっきり姫井さんが「なし」と言ったのかと思ったら、産経新聞によるとこういうことだったようです。
続いて行われた質疑では、姫井由美子議員から「はい」と手が挙がるも、周囲から「なし」「なし」「なしでいいじゃん」との声が上がり、姫井氏は「ダメなの」と言いながら、手を下げた。
また、北海道新聞によると、姫井さんは小沢さんを激励したかったそうです。
この記事、私も帰宅してから経緯が分かったのですが、笑えました。
私は自民党が54年間も政権を維持し続けたのは、浜田幸一衆院議員(ハマコー)の存在が大きかったと思います。
「40日抗争」ではバリケード破り(正確には破られたバリケードの片づけ)の上、「自民党は日本の子どもたちのためにあるんだ!」と反教育的な不可解なアジ。
国会の許諾を得ないで、外為法の上限を超える日本円の現金を米国ラスベガスに持ち出し、一晩で2億円をすってしまうという、ツッコミどころが多すぎる議員辞職。
予算委員長でありながら突然、「(日本共産党議長の)○○○○君は人を殺したじゃないか」と発言し、大混乱。浜田委員長は事前に計算していたのですが、混乱のさなかにNHK国会中継の終了時刻を迎え、「大草原の小さな家」に切り替わり、NHKに抗議殺到。
議員引退後も郵政民営化で激論を交わす自民党本部会議室に乗り込んで大声で罵った上、部屋から出てTVカメラの前で「ちょっと幹事長室でお茶飲んでくる」という謎のコメント。
実はハマコーの行動はそのたびに、自民党のピンチであるその時々の“事件”の本質から世論の関心をそらせたことになります。つまり、自民党54年間の後半30年間はハマコーが政権を維持したのです。これはかねてからの私の持論です。
ですから、私はかなり前から民主党のハマコーとして姫(姫井由美子さん)に期待してきました。ただし、岡山県連はほとんどが「国のかたち研究会(菅G)」です。県連代表から「マスコミへの露出をするな」と諭されて、最近はあまり出ていないようです。朝からマジメに部門会議に出席している姿を見かけます。
私が当ブログで姫井由美子さんについて書いたのは次のエントリーです。
当ブログ内の姫井由美子さん関連エントリーは次のとおりです。
↓
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/s/%C9%B1%B0%E6%CD%B3%C8%FE%BB%D2
(クリックしていただくと一覧できます)
これらのエントリーは多分にふざけていて、本気なのか冗談なのか疑われる記述が多いと思いますが、これは私が姫井さんに「民主党のハマコー」の素質があることに気付き、期待していたからです。
政権交代後には、思う存分に暴れてください。残念ながら、与党のピンチは次から次へとやってきますから。
こういう個性を認めないと、国民の過半数の支持は得られません。
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ありがとうございます。
【代議士会の発言のほぼ全文(MSN産経ニュースから)】
○小沢一郎代表
「きょうは今、討論の2人の代表選手のあいさつがありましたが、来年度予算を決定する日です。みなさまにはこれまで国会の前半戦、大変ご奮闘、ご努力いただいたことを心から敬意を表し、感謝を申し上げます。また、これが終わりますと、先ほど国対委員長の話もありましたが、後半国会。そして総選挙に向けての行動になると思う。みなさまの一層のご奮闘、ご努力をお祈り致します。
さて、私の政治資金団体の収支報告書に関連いたします問題で、みなさまに一言、おわびとご報告を申し上げたいと思います。
この件をめぐり本当に仲間のみなさまには大変、ご迷惑とご心配をおかけ致しました。心からおわびを申し上げます。この私の秘書がこの問題で結果として逮捕、そして起訴されました。逮捕以来、この背景にはもっともっと重大な犯罪がその犯人は小沢一郎であるがごとき印象を与える報道が連日、今日まで続いております。私は当初から収賄罪のような犯罪事実に関連する行動は一切していない、もし私がそのような事実があるとするならば、どのような捜査もどのような処罰も受け入れる。しかし、私はない、と。そういってまいりました。残念なことですが、先日、秘書の大久保が起訴されました。しかし、いま申し上げた意味においては、この起訴によって言ってきた、そのような犯罪の事実はないということが明らかになったということでもあります。しかしながら、私の責任は大きい、と。自分自身、自覚をいたしております。いろんな報道がごちゃまぜになり、また私の立場、秘書の仕事、分担、そういう例えば、西松建設などとの関係などについていろんな報道がなされ、国民、特に国民のみなさまにご迷惑をおかけしたことと思っております。国会議員のみなさんは単純な事実ですから、お分かりいただけると思いますが、この際に若干の事実をみなさまにご報告致したいと思います。
その一つの疑問というか、報道でなされているものを垣間見ているが、このようないろいろな献金について私自身がそれをきちっと検証していなかったのか。それはおかしいじゃないかという類の疑問がひとつ出されているかのように思われます。私は献金をいただいているのは西松建設だけではありません。多くの企業からも、そしてまたその何倍もの個人のみなさんから浄財をいただいております。しかし、私自身が個々の献金にオバマ大統領のように多数はありませんけども、非常に多くの献金をしてくれるみなさんの一つ一つの検証は物理的にも不可能であります。みなさんもそうだと思いますが、私もその点については担当の秘書を信頼し、それに任せているわけであります。また、西松建設といかにも何か因縁深い、関係深いような記事もみられているが、私は西松建設の社長をはじめトップの経営者のみなさんとは面識がありません。いろいろと本当に針小棒大、ごちゃまぜの報道の中でより一層、みなさまにご迷惑をかけ、国民のみなさまにも誤解を与えてきたことについては自分の不徳の致すところと反省しているところであります。
そして起訴の理由は政治資金規正法に基づく収支報告の記載についてであります。私はいわゆる裏の献金を受けたわけではありません。また献金の額をごまかして報告をしているわけでもありません。政治資金規正法の趣旨にのっとって自分は処理されていたと私はそう確信を致しております。今日の政治資金規正法の趣旨、立法論は別でありますが、その法律の趣旨は献金してくれた相手方を明確に金額と同時に記載する、ということが要請されている法律の趣旨だと思っております。従いまして政治団体からの寄付でありますので政治団体で受けて、それを収支報告書に間違いなく記載した、という、その意味では事務的に処理をしたということでございます。この点が検察当局と考え方の、あるいは法解釈というか認識といいますか、違うことによりまして起訴ということになったのだと思っております。
しかし、私はこの政治資金規正法、現在の規正法の趣旨は寄付を受け取った相手方、献金を受けた相手方を正確に記載し、そして報告をするということが法の要請だと思っております。従って私はこの趣旨を今後も貫いていかなくてはいけない。なぜならばそれは私個人の問題では済まされないことだからであります。その意味におきまして、これ以上は言いませんけども、民主主義の根底にかかわることになるのではないか、と。そのように思っておりましてどうしても今回の結論には納得致しかねる。そのように考えておるものでございます。
いずれに致しましても本当にみなさんにご迷惑をおかけ致しました。私の40年の政治人生の中で集大成として最後の大目標として本当に国民の側にたった政治を実現する、議会制民主主義を日本に定着させる、その大目的を達成しなければならない。その決意でひたすら頑張っております。今後も私はこの総選挙に勝利する、そして政権交代させる。国民サイドの政治を実現させる。その前提にたってすべて行動したいと思います。みなさんも何卒、それぞれが頑張ることによって大目標を、新しいニッポンを作り上げることで、ご努力あらんことを心から祈念いたします。私もそういう総選挙で勝つを基準にして今後の行動してまいりたい、そのことを重ねて申し上げまして、私のおわびと報告にかえます。どうもありがとうございました」
○小宮山洋子議員
「私はこの件について地元の世田谷で、私に寄せられた声をもとに発言をしておりますので、ぜひ小沢代表ご自身にも聞いていただきたいと思ってここに立たせていただきました。
今回、政権交代可能なところまでこの民主党がその一方の選択肢となったことには小沢代表の大きなお力があったことは私もよく存じております。そして今回の件について、検察の説明責任がいかに足りないか、そしておそらくリークと思われるような記事があれだけ流れるのを許してよいのか。そうした思いは私も持っております。ですから小沢代表には検察とぜひ裁判でしっかりと戦っていただき、そのことは私たちも精いっぱい、応援をさせていただきたいと思ってます。ただ、選挙のプロの小沢代表に私が申しあげるのもはばかるところではございますが、小沢代表の法廷での闘争と、本当に日本ではじめて国民の皆さんが政権選択をするという、この総選挙の戦略とはまったく別のものだと考えています。
私は今回、なるべく地元でマイクをもって自分でしゃべっておりますけれども、この事件が起きてから、街頭演説をしていると、かえって声をかけてくれる人が増えました。もう街頭演説が途絶えるほど声をかけてくれます。その皆さんの声を聞いて、いかに皆さんが政治を変えてほしい、小沢代表がおっしゃる生活が第一の政治にしてほしいと、熱望されていることが手に取るように分かります。そしてその皆さん、おっしゃるのは、そのためにはやはり新しい体制をつくってほしいとおっしゃる方が、圧倒的に私の耳に入るところでは多いんです。もちろん、小沢代表は、裁判闘争によってしか答えがでないと思うんですけれども、やはりなぜかなあというような疑問を持ったままで選んでもらうのはなかなか難しいのではないかなというふうにも思います。
またある方は、何だこんなお金をたくさんかけることをやっていたのでは、もちろん、事実を知らなくて言ってるかと思いますけれども、自民も民主も同じで入れるとこなくなっちゃったよ、そんなことをおっしゃる方もあるのはとても悲しいことだと思っています。それでも支持率が下がらないのは、やっぱり政権選択をしたいという皆さんの強い思いがあるからだと思うんですね。
そうした中で私は小沢代表のこれまでの党運営の中で、いざ何か起こったときに本当に迅速に対応されることに感服をしてまいりました。ぜひ、一貫しておっしゃっているように、この政権選択の選挙にとって、何が一番大事かを判断基準としてご自分のことを考えるとおっしゃっていただいておりますので、ぜひ、小沢代表の近くでおっしゃる方の声だけではなくて、多くの全国の国民の声を聴いて、自らご判断いただくことを心からお願いをしたいと思っております。
私たちも精いっぱいそれぞれの場で、頑張ってとにかく生活をよくする、政権交代可能なようにしたいと思っておりますので、そうした私の思いをお伝えしたいと思いました。ありがとうございます」
○近藤洋介議員
「近藤洋介でございます。気が小さいので緊張してますが、小沢代表、本当に連日ご苦労さまでございます。私たちは国民生活が第一という旗印を掲げておるわけでございまして、このためにはわれわれ代議士にとって何よりも国民の信用が第一だと思ってます。政治家の言葉の信用っちゅうのは非常に大事だと思っておるわけでありまして、小沢代表はこのことを一番ご理解いただいていると、こう思っております。
世論調査っちゅうのはこれ自体、移ろいやすいものだっていうことは重々承知しておりますが、しかしながら、このことを承知した上で、今回の事態に際して、代表のご説明について、今日も、大変、ご丁寧なご説明を聞かせていただきましたけども、少なくとも今の時点では納得している国民が、残念ながら1割、場合によってはその弱、納得されてない国民が8割おるということは、これはしっかり受け止めなきゃあいけないと思いますし、これ真摯(しんし)に受け止めていただきたい、まずもってこう思います。
また、そこで小沢代表せっかくの機会なので、国民を代表する代議士としてまた政権交代を命がけで実現しようとしている民主党の国会議員として二つ、お伺いしたいと思います。
一つ。素性のなかなか分かりにくい団体から、なぜ長期間にわたって数千万円を超える献金をもらい続けたのか。何ら見返りを求めない、こういう巨額のお金について、代表ご自身は本当に心の底から違和感をお感じにならなかったのか。国民はこの点を疑問に思っていると思います。
二つ目。さまざまな企業やまた個人の方から、代表が寄付をされた政治献金。具体的に何を使われてこられたのか。私自身、企業献金を、団体献金をいただいております。企業・団体献金がなければ、5年間の浪人生活、活動することはできませんでした。だから、だからです。小沢代表は誰よりもまっとうな形でその資金を使われていると信じております。だからこそご自身の事務所の資金の流れについて、この国民の素朴な疑問について、ご自身の言葉で説明をしていただきたい。それが代表の責務であろうかと思います。『信なくば立たず』でありますので、どうぞお答えいただければとお願い申しあげます。以上でございます」
○小沢鋭仁議員
「小沢鋭仁でございます。同じ名前の小沢でございますが、一言、意見と提案を申し上げたいと思います。まずですね、先程来の2人のお話がありましたが、われわれは民主主義のもとでの政治家であります。国民の世論を大事にしていく、その国民の気持ちを体現していくこれは、当然、もっとも大事なことの一つだと思っています。ただ、同時にですね、われわれは正しい政治、一時は国民の皆様方と、ある意味では、違う見解があっても、正しいと思う政治をしっかりとやっていくことが同時にこの民主主義を守る政治家の責務だと思っています。
先ほど、福田(昭夫衆院議員)さんから(政治とカネの問題に関しての)も話がありました、小沢代表からも話がありました。今回、われわれが政治とカネで最も恐れなければいけないのは、いわゆるわいろ性の問題であります。このわいろ性の問題に関して、さまざまな報道がありましたけれども、この前の起訴はその一つの結論であって、そのわいろ性の問題はあれだけ報道があり、その中で相当の捜査、強制捜査含めておこなわれましたけど、断定ができなかったと、まずこの事実が重いと思います。何かあるはずだとか、うんぬんではなくて、これだけの捜査を行った結果が、この前の起訴なんだという事実を法治国家でありますから、まず、受け止めるべきだと思います。
それからもう一つは、その先ほど、代表からも話がありましたが、記載の問題でありますけれども、この問題は先ほど代表が申し上げた通りであります。本当にこれは、だったらば、西松建設と書けばよかったのかという話にもなるわけでありまして、いったい、それでは何を書けばいいのかという話は、徹底的な私は論理矛盾だと思っています。この記載の問題は、その後の、先ほど申し上げたわいろ性の問題につながるのであれば、きっかけとしては存在しますけれども、これだけが残ったと、これだけで起訴されたということはですね、おそらく公判で小沢代表の無実が、小沢代表の、大久保秘書の無実がかなり可能性が高いことがらだと思ってまして、そうした中においては、いっとき、世論の皆さんたちの気持ちと違うかもしれないけど、われわれは民主主義を守っていくために、ここは踏ん張らなきゃいけない。代表を仲間と言ってはいけませんけれども、仲間のリーダーが、その戦いをしているときに、私は、それを支えるというよりも、ともに戦うという思いを持つことが大事だと思っています。そして、政権交代が最も大事だという指摘は、みなさん一緒であります。
代表もわざわざ最後にそれをしっかりと、表明をしていただいているわけでありますから、私はそのことを信じて、ここは、右往左往しないで、うろたえることなく、しっかりと、われわれがしていく姿を見せることが、政権交代のまさに担当能力を示すことにもなると思いまして、ぜひ、そうした行動を要請させていただきたいと思います。ありがとうございました」
○小宮山泰子議員
「小宮山泰子、バクバクしておりますが、まあ、あのー、埼玉の小宮山泰子でございますが、正直同じ名前ということで、私のところには、『こんな発言をしてけしからん』というお電話が。ぜひ、今、私たちがやるべきこと、前回の解散総選挙において、多くの仲間が今、議席を失い、そして今、私、こうやって発言させていただけるのも、地域の方々に支えていただき、私は小選挙区では通りませんでした、落選いたしました。しかし、比例復活という形で今、発言させていただけること、自分の足できちんと選挙を戦い、国民のために大きな目標を持たないといけないんだという思いをしております。
支持率の問題、これは確かに一喜一憂するものもございます。昔から考えれば、かなりいいところにベースが来ているんだと思います。それも、小沢代表を筆頭にこの3年間、代表が、そして全員が一丸となって、戦ってきた結果でもあると思います。今、私たちが何と戦うのか、それは、自民党の劣化した長期政権だけではなく、いろいろな悪しき慣習やそして古い仕組みを変える、それが、私たちが昨日も日弁連の反貧困のシンポジウム見させていただきました。涙が出るようなこともありました。
私たちは生活を守るためのセーフティーネットをつくる。その大きな目標を持ち、去年、選挙があれば、今ごろ、小沢代表が小沢総理として、ぜひ、今、私たちがやるべき政治目標もどんどん発信していただき、一丸となって頑張っていきたいと思います。皆さんよろしく、お願いいたします。ありがとうございました」
○鳩山由紀夫幹事長
「今、小沢代表から心境、それからこれからの決意が述べられた。私が幹事長として、事実をまず二つ申し上げなければならない。それは、代表がこのような状況の中で、心中苦しんでいるなかで、役員会、そして常任幹事会、それぞれ自分としては、このような戦い、負けるわけにはまいらない、従って続投させてもらいたいけれども、そのことに対して、皆さんにこの身を委ねたい、という話があった。そこで私どもは役員会、常任幹事会という機関を通じて、代表の思い、理解を申し上げながら、そのことでこれからもいこうではないか、と誓い合った。それがすなわち、党としてそのような方向を決めさせていただいたという事実。
もうひとつの事実は、大久保容疑者が、最近NHKなどの報道で、容疑を認めるような供述を始めたということがあったが、実はそれは事実ではありません。そのことに関しては、弁護団を通じて、今日も真実の発表がある。決してそのような、認めた、という話はありませんので、どうぞ皆さん、マスコミ、メディアも、(訂正しろ!の声)正確に事実を述べていただきたいと思っているが、大変、影響力のある、間違った発言、供述、でありますので、どうかそのところは、皆様方は事実を事実としてご理解を願いたい。
皆様のお気持ちの中で、それぞれご発言頂いた方の気持ちは私もわかります。裁判で勝つということと、本来、選挙で勝つということは、本来イコールでなければなりませんが、なかなかそうならないというところに、皆さんのお苦しみもあろうかと思っている。従って、先ほど、小沢議員から話があったように、事実を事実として、しっかりと正しさを、私どもも一丸となって、皆さんとともに、小沢代表をリーダー格として、主張を続けさせていただくと同時に、いかにして政権交代を実現させていく、その道のり、その道のりをつかみとっていくか、ということが一番重要なことです。
小沢代表が最後に言ったように、政権交代を一番強く願っているのは、小沢代表自身。すなわち、皆様方のさまざまなお気持ち、つらいお気持ちを、小沢代表が一番理解していると、皆様もご理解願いたいと思っている。その前提に立って、ここは皆様方にもご協力頂きながら、代議士会としても、小沢代表をリーダーとして、政権交代の実現に向けて、全力をもって頑張っていくという姿勢を、今ここでお示し頂きたい。このことを幹事長としてお願いさせて頂ければ(会場拍手)」(完)
【参院議員総会での小沢代表の発言全文(MSN産経ニュースから)http://sankei.jp.msn.com/top.htm】
「本日は来年度予算の本会議ですが、参院のみなさんには第一党として本当に国会のたびごとに大変重い責任を負っていただき、ご苦労を、努力をされておられますことを、まずもって心から感謝と敬意を申し上げます。
さていま輿石(東参院議員)会長からも触れられましたが、私の政治資金団体の収支報告をめぐり秘書の大久保(隆規)が結果として逮捕され、みなさんに大変、心配と迷惑をかけており、幅広く国民のみなさんにご心配、ご迷惑をかけていることをまず最初、心からおわびを申し上げます。
3月3日以来、本当に逮捕の背後に重大な犯罪が存在して小沢一郎が犯罪人であるかのような印象を与える報道がずっと続いているが、私はそういう犯罪的行為にかかわったことはないということを最初から申し上げている。起訴はその意味において私が申し上げていることが事実である。とにかくごちゃまぜの報道、そして針小棒大にいろんな報道がされており、その中で説明責任という言葉もとりざたされている。
この際、簡単に、簡潔にまとめて話したい。まずこの報道などについては私と経理に携わっている秘書との関係も非常に混同されながら報道されている。私は本当に多くの皆さんから寄付、献金をいただいている。これは企業もさらに企業の何倍もの個人の皆さんから献金を頂いている。
しかしながら私自身がひとつひとつの献金について相手方、あるいは寄付を受ける技術的なことを知っているわけではない。その担当の秘書を信頼して経理をまかせている。
その意味で私が知っておらないのはけしからんといわれますが、現実問題として物理的能力からいっても、とてもひとつひとつ献金の相手方を調べて、そして精査してやっていくことは不可能だ。お互い国会議員として秘書を信頼してそれぞれ担当のものにやらしているという以外に具体的な政治活動はできないので、その意味では私の秘書が正確にあらゆる点において、選挙活動にしても、通常の政治活動にしても、そして政治資金の問題について対応し処理していると信じている。
それから報道をただみた方は西松建設と相当深い、何かつながり、関係があるかのように感じられる方が多いんじゃないかと思いますが、私は西松建設の社長をはじめトップの経営者とまったく面識がありません。もちろん私が面識がないんだから担当の秘書もあえていないが、その点もこの際にみなさまに申し上げたい。
それから今回の事実は国会議員のみなさまはお分かりと思いますが、今回の起訴の趣旨はいわゆる政治資金規正法に反する行為である、第三者名義で記載した、ということであります。
私が知っている範囲において申し上げると、政治資金規正法は寄付を受けた、献金を受けた相手方をきちんと記載し公表するということになっている。たぶん私の経理の担当者は政治団体からの寄付であるから、政治資金として受け取った。そしてその相手の政治団体の名前を記載して公表した。たぶん法の趣旨にのっとって当然の形で処理したのであろうと思っています。
ここが今回の検察の言い分と違うところでありますが、私はいまの政治資金規正法の趣旨はただいま申し上げたのが趣旨だと思っているし、その法の趣旨にのっとって処理したということだと思っています。
いずれにしましても、この種の問題で逮捕、強制捜査、起訴という事例はいまだかつてなかった。そういう意味で私は今回の問題について納得できない、という考え方を持っている。
私はこれをそのまま認めるということになると、私個人の政治活動の問題ではなくて、本当に日本の民主主義のあり方ということにかかわってくることだと、そう思いまして一貫して私はそういう現行の政治資金規正法にのっとった政治資金、政治活動ということを主張しているわけであります。
みなさまそれぞれご自身でいろいろ、当然、収支報告書、それぞれの政治家が提出しておりますので、国会議員の皆さんは、事実関係としても法の論理としてもお分かりになることと思いますけれども、私はそういう意味におきまして、今回の私の大変不徳の致すところで、この点については大変申し訳なく思っております。
今日こうした議員総会の席で発言の機会を与えていただいていたので簡潔に申し上げたわけであります。
いろいろと皆様には本当に大変なご迷惑をかけたことを申し訳なく思っていますが、私としてはこのような考え方に基づいて対応して今後もやっていきますし、なんとしても次の来るべき総選挙において政権交代、国民主導の政治を実現するということを私の40年の、政治活動の本当に最終の集大成、また日本の民主主義の、議会制民主主義の定着、確立、そのためには政権交代しかない。
その大目標にたって頑張っていきたいと思いますし、そのために今後、すべての私の行動をささげて参りたい。そのように考えておりますので、何卒ご支援を賜りまして、今後ともお互いにわれわれの大目標を実現できるよう頑張って参りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。以上です」
続いて行われた質疑では、姫井由美子議員から「はい」と手が挙がるも、周囲から「なし」「なし」「なしでいいじゃん」との声が上がり、姫井氏は「ダメなの」と言いながら、手を下げた。
【代議士会】
報道陣はおよそ200人、秘書も数十人でいつもより多かったです。部屋に入りきれず、私は廊下から聞きました。
小平代議士会長の下、玄葉議運理事、山岡国対委員長の事務連絡。
この後、本会議で討論に立つ福田昭夫さんがマイクの前に立ち、討論の抱負を話した後、「執行部に両院懇談会や当選回数別の懇談会などの開催をお願いしたい」と付け加えました。
この後に小沢代表が説明。
小宮山洋子さんが発言しましたが、拍手は3人程度でした。
近藤洋介さんも発言、拍手は5人程度か。
次に小沢鋭仁さん。この人は鳩山グループの事務局長ですが、法学部出身らしくたいへん分かりやすい法律論などを展開しました。「裁判で大久保秘書の無実が明らかになる」と断言。この前段階の流れるような話の論理展開を書かないと伝われないのですが、大変説得力がありました。鳩山グループの安定感を感じました。
続いて小沢グループ「一新会」の中でも“バリバリの小沢支持者”といわれる小宮山泰子さんが「同じ苗字の小宮山ですが」と切り出して笑いが上がりました。小宮山さんも元気な政権交代論でした。
そして鳩山幹事長が「マスコミメディアも正確に書いてほしい」と200人程度の報道陣を意識しながら、「みなさん(衆院議員)も正しい情報に基づいて判断してほしい」と釘を刺しました。ここが良かった。
この時点で予鈴がなっており、あわや民主党全員が本会議に遅れるところでしたが、小平会長がていねいにしめました。
ところで、花斉会ですが、このブログでもよく紹介している実力派議員は元気で、花斉会内ではかなり温度差があるようです。あるいは花斉会自体が今回の件はあまり関係ないかもしれません。
「凌雲会」と「国のかたち研究会(菅G)」の議員は明らかに疲れていました。これからは情報収集の幅を広げて、党、地元、部門会議、委員会、そしてTV、新聞だけでなく、もっと広い情報ルートを持って、民主党の躍進・政権交代にがんばってほしいと思います。せっかく小選挙区で勝てる人がそろっているのですからもったいないですよ。
私はきょうはとても良かったと思います。非常に良かった。
ただ、心労がかなりたまっている人、まあ花粉症なども含めてですが、疲れている人が多いです。総支部長はどうでしょうか、最近は回っていないので分かりません。僕にはブログを書くことしかできませんから、どうかみなさんもっともっと支えてください。
私が昨日から突然のように民主党のグループの話を書き出して、ショックだった方も多いかと思います。政権交代を実現する会(鳩山グループ)の衆院議員が「意見」を述べて批判された議員に「ああいう風に発言するの好きだよ」と励ましていました。
金でつながる自民党の派閥政治と、出身母体・地元、友人関係、(ベテランは)旧所属政党でつながる民主党のグループはまったく違います。民主党はまじめ(過ぎ)で、志を共有した、イケメン・美女の多いさわやかな政党です。ただし、世論の読みが甘い。情報の入手ルートが少ない。しかし、現実を教材にしながら、少しずつ進歩しています。
民主党代議士会室は廊下まで人が鈴なり。公明党の太田代表がひとり、「何だろう?」という顔で見ながら、本会議場に歩いていきました。これが政権交代の足音なのです。
【参院議員総会】
記者・撮影スタッフは合計百数十人となりました。ふだんは10人以下だそうです。衆院議員である鳩山由紀夫幹事長、平野博文幹事長代理、奥村展三役員室長らも参院総会に出席しました。私は偶然にも、小沢さん、鳩山さん、輿石さん、平田参院幹事長らがよく見える位置になりましたが、小沢さんは元気でした。「西松建設」「私の秘書の大久保が逮捕」といったハッキリした言葉をつかって堂々としていました。
私は取材と言うよりも、これだけの報道陣が集まるとプレッシャーがかかり、重い雰囲気になってTV写りが悪くなることを心配していました(といっても私もその1人だという大変なジレンマがあるわけですが・・・)。
で、小沢さんの説明、鳩山さんの執行部報告の後、司会の芝・参院国対委員長代理が「何かご質問ありますか?」といったら、「なし」と2、3人の議員から声が上がりました。この辺はあまり見えなかったのでしたが、すし詰め状態から出てきた記者がカメラマンに「姫井!」と言いました。てっきり姫井さんが「なし」と言ったのかと思ったら、産経新聞によるとこういうことだったようです。
続いて行われた質疑では、姫井由美子議員から「はい」と手が挙がるも、周囲から「なし」「なし」「なしでいいじゃん」との声が上がり、姫井氏は「ダメなの」と言いながら、手を下げた。
また、北海道新聞によると、姫井さんは小沢さんを激励したかったそうです。
これについて、私はかねがね主張したかったことがありますので、別エントリーに仕立てて書きます。民主党のハマコー、姫(姫井由美子さん)がまたしても党を救う
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ありがとうございます。
政府は27日朝、北朝鮮が「テポドン2」と思われる機体を日本上空の大気圏に向けて発射すると予告していることについて、防衛大臣が自衛隊法82条に基づく「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令しました。
おそらく発令より前の時間だと思いますが、私はけさの散歩中に陸上自衛隊の双発輸送ヘリ「CH-47J」ないしは「CH-47JA」が東京北部上空を西に飛んでいくのを目撃しました。この先には、陸上自衛隊朝霞駐屯地があります。
読売新聞によると、政府は東北上空の大気圏への備えのほか、都心上空の備えのため、同駐屯地にも地対空迎撃弾パトリオット(陸自内では“ペトリオット”)「PAC3」を展開するとの見通しを報道しています。
いずれにしろ、大気圏を通る話ですし、爆弾を搭載したミサイルではないのですから、あまり心配はいらないでしょう。テポドン2は2段重ねですが、3段重ねで3段目にカバーをしているという情報もありますが、それ自体が威嚇である可能性が高いので、心配する必要はないでしょう。
ただ、麻生首相の発言はあまり現実味を感じていないのですが、パトリオットなどのシステムが少なくとも陸自内では動いていることを知り、現実味を感じました。このほか報道では、海上自衛隊が日本海にイージスのシステム(イージス艦)を展開し、迎撃が可能な体制をとる準備をしているようです。防災訓練のようにしっかりやらないといけません。
ソフトパワーとハードパワー=スマートパワーという言葉がはやっていて、私も好きです。ソフトパワーの面では、きょうの衆院本会議が北朝鮮に自制させる決議を全会一致で採択することになっています。
asahi.com(朝日新聞社):「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令 北朝鮮発射準備で - 政治
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」とみられる機体の発射準備を進めていることに対し、政府は27日朝の安全保障会議(議長・麻生首相)で、ミサイルが日本の領土・領海に落下する場合に備え、自衛隊法82条に基づく「弾道ミサイル破壊措置命令」を初めて発令することを決めた。これを受け、浜田防衛相は自衛隊に対し、破壊措置命令を発令した。北朝鮮は「4月4~8日に人工衛星を運搬するロケット」の発射を予告している。
北ミサイル迎撃PAC3、都心と東北に配備へ…防衛省 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題で、防衛省がミサイルの迎撃を目的に地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)を配備する候補地が26日、明らかになった。
政府は27日に浜田防衛相が自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を発令する予定で、30日をメドに現在配備している自衛隊施設から移動を開始する。
候補地は、ミサイルが上空を通過する可能性のある陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)、同秋田駐屯地(同)、空自加茂分屯基地(秋田県男鹿市)、陸自岩手山演習場(岩手県八幡平市など)、同岩手駐屯地(同滝沢村)。
また、都心の防空を強化するため、陸自習志野演習場(千葉県船橋市など)、同朝霞駐屯地(東京都練馬区など)、同市ヶ谷駐屯地(同新宿区)などにも展開する予定だ。(2009年3月27日03時14分 読売新聞)
先日の「菅直人 きょうの一言」に私が興味を持っていたことの答えがありました。第45回総選挙で仮に政権交代が実現したとして、政府に行く100人になれなかった議員、とくに1回生はどうするのか。
菅さんが
「政調会長の下の部門会議」→「大臣の下の審議会」
にするというアイディアを披露しています。
これならば、仮に政府に入れなかったベテランも何とか面目が立つし、1回生も国会の委員会以外に直接、政府に意見を反映させることができます。
私はよく、「仮に当選1回で終わるのなら、与党の1回生より、野党の1回生の方がいい。なぜなら大臣に質問できるのは野党の方だから」といいますが、この“審議会”というアイディアなら必ずしもそうではないと思います。
民主党の力(国民の力)を政府・各府省の政治チームに落とし込んでいく方法がだんだん明らかになってきました。
もちろん、政権交代できればの話です。念のため、念のため。
菅直人公式サイト: 内閣と議会
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