写真は古本伸一郎さん(この国会傍聴記とは無関係の写真)
【国会傍聴記 衆院法務委 2009-3-17】
民主党の古本伸一郎さん(愛知11区)は17日午前の衆院法務委員会で、検察庁法第14条「法相の指揮権」について質問しました。
古本さんは質問の28分過ぎから、1954年吉田内閣の「造船疑獄」についてふれました。造船疑獄は「明らかになっている上では唯一、法相が指揮権を発動した事例」と古本さんは話しました。東京地検特捜部に逮捕された自由党(当時)の佐藤栄作幹事長への強制捜査を任意捜査に改めさせた上で、犬養法相(犬養毅の息子)は、一連のゴタゴタの責任をとって辞任しました。
「指揮権」ということばの解釈ですが、私は法相が検察に捜査を「止めさせる」という意味合い(ニュアンス)に取っています。
古本さんの質問に対して、法務省は内閣法を提示。首相にも指揮権があるとの認識だ、と古本さんは指摘しました。
森法相と樋渡検事総長の接触回数に関する質問について、森法相は「式典などで法務省の幹部が雁首をそろえる時は会うが、日常的に会うことはない」と述べました。本当でしょうか?あと、法相が「雁首そろえて」って言いますかね・・・自民党は下品ですね。
森法相は検事総長からの報告は「就任以来1度しかない」と答弁。おそらく3月3日午後4時台のことだと思います。
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