【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

小沢一郎さんビビる 菅・岡田の本気ぶり 仲間で年越し→年明けに離党勧告シナリオかで

2010年12月22日 10時14分45秒 | その他
 小沢一郎さんが21日夜、9月の代表選の政策班の打ち上げとして開いた会合で、「疲れた」「肩がこった」「つらい」などとこぼしたことが分かりました。

 菅さんは「政倫審に出てくれ」と20回前後迫ったとされます。「感情的になっていた。ああいう菅さんを見たのは初めて」と面食らったことを吐露し、墜ちていく権力者の悲哀を見せました。油断大敵ですが、年を越し、2011年1月2日になれば、「民敵」小沢一郎を、民主党・自民党・公明党は処分しなければいけません。私も小沢先生にいろいろと背中で教わったことがあり、そのご恩は感謝していますが、歴史を前に進まないと、私の子孫たちに、リンゴの木を残せません。岡田克也さんと同じ東海ブロックの、とある比例単独議員は12月13日のブログで岡田幹事長が、この日の役員会で政倫審議決への道筋を付けたことについて、「責任ある役職の方で、すごく理論的にきちんと筋道をたててお話しをされる方だと思った人が、ちゃんとした説明をすることが出来ない事案を、強引に推し進めようとすることにビックリしました。話を聞いていて、思わずイナバウアーをしそうになりました!」と驚いていましたが、岡田さんも中学校のころは喧嘩もしたようようです。

以下、報道と国会議員のツイッターから証言。

asahi.com(朝日新聞社):小沢氏「感情的、あんな菅さん見たの初めて。肩こった」 - 政治

 民主党の小沢一郎元代表は21日夜、9月の代表選で政策集をまとめた側近議員らと東京都内の日本料理店で会食した。衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を巡る菅直人首相との会談について「仲間だから冷静に話をしようと言ったが、ずいぶん感情的になっていた。ああいう菅さんを見たのは初めて」と語った。

 小沢氏は首相から繰り返し国会での説明を求められたと振り返り、「堂々巡りで情けない。何度も同じことを言われて肩がこった」。政倫審の出席要請を拒否したことについては「国会や国民の皆さんの理解をしっかり得て、選挙で民主党を応援していただける態勢を取れるなら、執行部の言う通りどこへでも出て行く」と重ねて強調した。

Twitter / 階猛: 昨晩の小沢さんは「(菅総理との会談で)肩が凝った」と ...

昨晩の小沢さんは「(菅総理との会談で)肩が凝った」と首筋に湿布を貼って現れ、少し心配しましたが、酒が進むに連れ上機嫌に。最後は一般客との記念撮影に進んで応じていました。

Twitter / 階猛: 「敵にやられるのはいいけど、味方に責められるのはつら ...

「敵にやられるのはいいけど、味方に責められるのはつらい」と昨晩の小沢さん。不当起訴と無罪を主張する小沢さんを信じ、刑事裁判に集中できる環境を作ってあげるのが真の味方だと思います。