ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

2020年10月23日(金)か26日(月)に菅首相所信表明演説で第203回臨時国会スタート

2020年09月23日 16時32分43秒 | 第203回臨時国会(2020年10月下旬)菅首相初答弁
[写真]衆議院第二議員会館、宮崎信行撮影・著作権保持、こういうのもすべてルールに則り撮影、所持、掲載しています。

 菅首相の所信表明演説は、来月23日(金)か26日(月)に行われ、第203回臨時国会が開かれる見通しとなりました。

 この日程感は、さきほど、「自民党幹部の発言」としてNHKニュースが報じました。

 23日(金)召集の場合は、菅内閣に対する各党代表質問は、26日(月)から28日(水)まで。

 26日(月)召集の場合は、菅内閣に対する各党代表質問は、28日(水)から30日(金)まで。

 そのあとに、衆参の予算委員会で全閣僚出席の総括質疑が開かれる見通し。

 衆参予算委は、10月29日(木)から11月4日(水)まで、または、11月2日(月)から11月6日(金)までの日程で開かれる公算が高いでしょう。

 なので、霞が関本省勤務の官僚で、10月25日(日)や11月3日(火・祝)に家族サービスの日程を入れた場合は、政治センスを一から疑われ、本省勤務の意味がないと言われかねないので、その日は仕事だと家族全員で割り切りましょう。

 なお、この日程感は首相と自民党幹部は共有しているとみられ、11月1日の大阪都住民投票とのダブル衆院選は無い見通し。また、第3次補正予算案の提出も当面先送りされるでしょう。

 議案は、「日英通商協定の締結の承認を求めるの件」(204条約 号)が出ると思います。「2021年1月1日発効」が必須の日切れ条約。大筋合意したばかりなので突貫工事で審議に使う日本語訳の作業が進みそうです。また、法務省出入国在留管理庁が「入管難民法改正案」(204閣法 号)を来年の通常国会も念頭に提出する作業を開始したようです。但し、過去の例ですが、解散後3度目の通常国会の次の臨時国会では、法案の審議は進みません

 ◇

 これに先立ち、きょう(令和2年2020年9月23日)、4連休明けの与野党国会対策委員長会談が開かれました。今後も、「予野国」は自民党、立憲民主党の2人の国対委員長の2人の会談を言うことになりそうです。この中で、安住淳・立憲民主党国対委員長は「西村康稔・内閣府相と赤羽国土交通相は続投した」ため、(1)GoToトラベルに10月から東京が含まれることに関連して(2)インフルエンザと同時進行の可能性に関連してーー新型コロナウイルス感染症に対する閉会中審査を開くよう要求。森山裕・自民党国対委員長はあす10時に返答すると語りました。

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Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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