宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【岡田克也】全トヨタ労連と愛知11区などでの混乱「古本君とだいぶ話したんだが私もよく分からずノーコメント」」「事実は事実として受け止めるしか無い」

2021年10月20日 17時02分09秒 | 新・立憲民主党2020年9月15日結党
[写真]ぶら下がり記者会見に応じる立憲民主党の岡田克也常任顧問、香川1区高松市で、きょう2021年10月20日、宮崎信行撮影。

 全トヨタ労連・トヨタ自動車労働組合の愛知11区での混乱を、横目に見ている自動車総連の政治団体関係者も多いようですが、キーマンにとっても藪の中のようです。

 立憲民主党の岡田克也常任顧問は、きょう令和3年2021年10月20日、香川県高松市内でぶら下がり会見に応じて、愛知11区でトヨタ自動車労働組合が52年ぶりに独自候補の擁立を見送ったことについて問われ、「私もよく分からないです。古本くんとも、あの日だいぶ話したんですが、よく分からないのでコメントしようが無い。ただ、事実は事実として重いのでしっかり受け止めるしか無い」と語りました。

 岡田さんは東海ブロック三重3区で、自民党新人の石原正敬さんと一騎打ちとなっていますが、地元には、ホンダの完成車工場、トヨタの工場のほか、部品産業を大量にあり、非自民ながらホンダとは労使ともあつい支持を得ています。

 岡田さんは、東京で、マンションを購入した際に、因果関係は分かりませんが、全トヨタ労連組織内で閣僚をつとめた議員とワンフロア違いのお隣さんとなりました。1998年には、愛知11区で全トヨタ労連で、議員引退後にはトヨタ車体の監査役もつとめた伊藤英成政調会長の下で、3期の岡田克也会長代理、2期の枝野幸男筆頭副会長として、はじめて「政策オタク」コンビを組み、多くを任せられ、いまだに続いています。

 愛知、神奈川、静岡、熊本のみならず、日本中の自動車関係労使も何があったのか困惑しているのでは無いでしょうか。選挙結果にかわわらず、枝野幸男代表や玉木雄一郎国民民主党代表は、参院選も視野に、コミュニケーションの再構築を迫られそうです。

 以上です。

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