ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【第50回衆院選】初めての予想は自公過半数割れ、大阪府・兵庫県の公明6議席が「維新未定」に全敗予想、週刊ポストを一部紹介

2023年05月08日 05時22分03秒 | 第50回衆院選(2024年10月27日)
[写真]東京・新宿歌舞伎町の「トー横」裏の大久保病院前で「交援女子」たちを「品定め」する男性たち、キモいにも程があります、筆者の正常性バイアスで全員が私服警察官だと信じたい、数日前2023年5月某日午後11時半、宮崎信行撮影=写真と本文はほとんど関係ありません。

 「週ポス」こと週刊ポスト2023年5月19日号は、「6・21岸田自爆解散 全289選挙区当落予測」を掲載しました。

 山口4区・和歌山3区を廃止する「10増10減」による第50回衆院選(再来年10月より前)の選挙区別当落予想は初めて。

 筆者・宮崎信行の、早稲田大学政治経済学部政治学科で33歳学年先輩の政治ジャーナリスト、野上忠興さんが予想しました。

 一部だけ引用します。

 これによると、新・和歌山2区は自民二階さんが野党の未定候補に対して優勢ですが、新・和歌山1区は維新林女史と自民石田元総務大臣が拮抗。新山口3区は自民林さんが野党未定に優勢。新・埼玉14区は公明石井幹事長が維新の未定と拮抗。新・神奈川20区は自民甘利さんが野党未定に対してやや劣勢としています。新・東京7区は、維新小野さんがやや優勢で、自民丸川女性参院議員と立憲未定がやや劣勢。東京12区は維新阿部さんが自民未定にやや優勢。新・東京29区は公明岡本さんと維新未定が拮抗。

 区域が広がる千葉5区、山口2区は補選当選者と補選惜敗者が拮抗。

 そして「シミュレーション」で最も大事なのは、大阪府議会・市議会双方で単独過半数を持つ日本維新の会(大阪維新の会)の「未定」が、大阪府・兵庫県の6選挙区で、公明現職に対してやや優勢となっていることです。このため、公明党の小選挙区獲得予想は「1議席」(埼玉・東京・広島の拮抗のうち1つ、北海道はやや劣勢予測)となっており、このことで比例票は全く増えませんから、同党の獲得議席は20議席へと12減少するとしています。このため、自公全体で222議席として、過半数233を下回ると予想しています。

 また、立憲は、島根1区で亀井元職女史が自民細田議長と拮抗し、香川1区で小川さんが自民平井さんにやや優勢で、維新町川女史にも優勢としています。北海道4区、茨城6区、茨城7区、栃木4区、鹿児島1区、沖縄3区も自民現職と立憲候補が拮抗していると推測しています。このため、立憲は小選挙区93・比例38の合計131へと回復すると予想しています。そして、維新は小選挙区42・比例41の合計83と予測されています。

 国民、共産、れいわ、社民、政治家女子48党、参政党はすべて現状維持とされています。

 改めてですが、大阪府・兵庫県の公明小選挙区6がすべて「維新・未定」にかわり、そのことで自公の比例は全く増えないのは当たり前といっていいでしょう。それをすべて含めて71減は妥当な数字です。

 「維新未定」が決まる前に岸田文雄首相・総裁が解散することもあり得ますが、補選で市議1年女史が序盤に自分で選挙カーを運転したり、自分で選挙事務所のカギを開けたりしたと報じられつつ当選しました。早めに解散しても「維新未定」の顔は埋まるでしょう。これを考えると、自公連携と、維新の身を切る改革を小ばかにしてきた各党現職の子分が歴史的に洗い流される選挙となりそうです。








[写真]東京・新宿歌舞伎町の「トー横」裏の大久保病院前で「交援女子」たちを「品定め」する男性たち、キモいにも程があります、筆者の正常性バイアスで全員が私服警察官だと信じたい、数日前2023年5月某日午後11時半、宮崎信行撮影=写真と本文はほとんど関係ありません。

 以上です。
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