ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

石破「野党の後ろにおられる国民に、政府が言うことなるほどもっともだねと答弁」岩屋外相はトランプ再就任に隣席

2025年01月21日 20時16分01秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]岩屋毅外相、きょねん2024年9月26日、上野で、宮崎信行撮影。

 落選から4年浪人して再び米大統領にトランプ大統領が再就任し、日本時間ではきょうのワシントンでの再就任の行事に、岩屋毅外相が出席しました。岩屋さんはあれだけ推進した小選挙区比例代表並立制選挙で落選してしま、7年浪人して復帰しました。今回が2度目の入閣です。簗瀬進さんも見てたかな。

 32年前の政治改革の闘士で岩屋さんより1期先輩で落選知らず石破茂首相は、自民党の役員会及び役員連絡会にきょう21日(火)出席しました。

 この中で首相は「24日に通常国会が開会をする。通常国会に臨む姿勢は、臨時国会と同じだが、臨時国会で不十分だったところをご指摘いただきながら臨みたい」と役員に説明。「法案、予算案、地方創生2.0など私達の考えを誠心誠意説明し、野党にも賛成していただかないと予算も法案も通りませんので、野党の後ろにおられる国民の方々に、政府の言うことは、なるほどもっともだねと思っていただけるように、誠心誠意臨んでまいりたい」と語りました。
 首相は「一昨日(2025年1月19日)、大阪・関西万博の視察をした。成功させたいと思っており、党にいろんなお願いをさせていただくと思うのでよろしくお願いを、申し上げます」と述べました。

 石破さんは予算の成立が確約しない状態で3週間答弁し続けることになります。野党1期生の質問の答弁でいきなり「パックンチョ」して一項目だけ予算化を確約するような分断工作をすることもあるかもしれません。また、側近が少ない首相・幹事長に、自民党内の議員が「私は維新と通じていて協力を確約してもらった」とささやく議員もいるでしょう。その通りにならなかったら、あらゆる権力者はそういう議員を金輪際信用してはいけません。

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