【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

新聞逆転現象、「首相が通夜にの動静」→翌日「訃報」に、二木英徳さん86歳老衰で亡くなる、ジャスコ創業3資本「フタギ」

2022年08月21日 20時48分11秒 | 経済
[写真]国立競技場、2年前の2020年、宮崎信行が「渋谷スカイ」から撮影。

 先週の新聞で逆転現象がありました。

 2022年8月16日付各紙は、首相動静で「15日、午後5時57分、東京・芝の増上寺で、二木英徳日本体操協会前会長の通夜。午後6時12分首相公邸に戻る」と報じました。

 そして各紙とも、17日付で初めて「日本体操協会前会長の二木英徳さんが、10日に、老衰のため86歳で亡くなり、葬儀近親者のみで営んだ。後日、しのぶ会を開く予定で、問い合わせ先はイオン秘書室」と報じました。

 1970年の大阪市福島区で、三重・四日市の「岡田屋」(岡田卓也さん)、兵庫・姫路市の「フタギ」、大阪・吹田市の「シロ」の3資本が「ジャスコ=日本共同仕入れ株式会社の意味=」を結成。英徳さんは創業者の2代目の若旦那で「ジャスコ取締役」に就任し、その後、「ジャスコ社長」「イオン名誉相談役」を歴任。

 20年前には日本体操協会会長にもなりました。下世話な話ですが、この際「求められて会長になるけれども、資金的な支援はしない」というような認識を共有したということを側聞したこともあります。

 現在のイオン(千葉市)は年商8・6兆円という、そんなに売り上げてどうすんだという大企業に。現存する店舗一覧には、「ダイエー小石川店 」「横浜ビブレ」「マックスバリュ花巻店」といった流通革命の兵どもの夢の跡を看板に残し続ける、包摂型インクルーシブ資本主義を貫いています。

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