宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

衆議院情報監視審査会は17日(水)の閉会中審査で「改善勧告」防衛省・自衛隊が特定秘密保護法の適正評価漏れで

2024年07月12日 22時41分25秒 | 閉会中審査
[写真]国家公務員の懲戒や減給の法令を調べる筆者。

 防衛省・自衛隊は、きょう令和6年2024年7月12日(金)の大臣記者会見で、政権再交代後の集団的自衛権プロセスの端緒だった「特定秘密保護法」の適正評価(公安調査庁による身辺調査)未実施で、二等海佐らの減給など懲戒処分を発表しました。免職はゼロ名。

 報道では護衛艦隊の3分の1程度で違法だったのとの説もありましたが、「せとぎり」と「あけぼの」の2佐さら3名が適正評価未実施の者を従事させたとして、減給1か月と5日や停職6日など。海幕長が減給1か月と1日、事務次官・統幕長・陸幕長・空幕長・情報本部長が訓戒となりました。

 衆議院情報監視審査会は来週17日(水)に2度目の閉会中審査を開き、議長の「改善勧告」をする見通し。

 改正国会法は、その102条の16で「情報監視審査会は、調査の結果、必要があると認めるときは、行政機関の長に対し、行政における特定秘密の保護に関する制度の運用について改善すべき旨の勧告をすることができる」とあります。おそらく第1号となります。

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