【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

いっそう厳しさを増す自衛隊内部環境のなかで閉会中国会でうみを出す動き

2024年07月18日 19時59分58秒 | その他
[写真]防衛省地方協力局がつくった募集ポスター。

 木原稔防衛大臣(5期・茂木派)は続投していますが、自衛隊について国会で「膿(うみ)を出し切る」動きが続いています。

 衆議院安全保障委員会はきょう令和6年2024年7月18日(木)理事懇談会を開き、一連の問題で閉会中審査を持つかどうか、与野党の筆頭理事間で協議することにしました。

 共同会派「立憲・社民」の「外務部門・安全保障部門・外交安全保障戦略プロジェクトチームの合同会議」では、潜水手当水増し問題で、昨秋に警務隊が4名のOBを逮捕していたことが初めて明かされました。縦割りの防衛省・自衛隊に関しては、野党の会議や質疑で新事実が発覚することがよくあります。

 立憲民主党の泉健太代表は6日前、先週金曜日の定例記者会見で、秋の臨時国会が仮に開かれれば、「防衛予算総ざらい国会にしたい」とのプログラムを提示しました。あすも10時半から定例記者会見があります。

 安倍晋三さんの口癖だった「いっそう厳しさを増す安全保障環境」というよりも「いっそう厳しさを増す自衛隊内部環境」といったところですが、左翼紙「朝日新聞」の投書欄「声」を見ると関心が薄いようです。「施設にいる母の自由って何」(兵庫60代パート女性)「通学バスに流れる優しい時間」(東京10代男性学生)「野生動物は友人なのか敵なのか」(北海道80代無職男性)「メル友に聞く英国の政権交代」(広島小学校非常勤講師60代女性)「このまま我々はAIの奴隷に」(愛知65歳無職男性)「中学の塾講師毎日が試行錯誤」(鹿児島10代女性大学生)「複雑な道侮るなかれ大文字山」(滋賀40代会社員)といったところで、高齢限界左翼の皆さんも、身の回りに忙しく、自衛隊不祥事・事故殉職どころではないようです。

 きょう2024年7月18日(木)東京地検特捜部が衆議院第二議員会館の堀井学衆議院議員室を捜索して「本人以外香典」を掘り下げました。自民党を離党しました。

 警察は「悪質ホストクラブの売掛金客の売春教唆・ソープランド等人材派遣」で複数名を逮捕するなど組織犯罪としての摘発を始めました。警察庁は風俗営業法の改正も念頭に置いた有識者会議を今月設けることにしたときょう発表した、と報じられました。

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