[写真]前回衆院選の最終日の夜に、岸田首相(岸田派)の応援を受けて迷惑だという趣旨の発言をし、後援会の声を聞き、自民党内から森加計桜の再調査をさせてくれてとうったえて5選した越智隆雄さん(安倍派)だが「裏金の比例重複なし」であえなく引退、3年前の2021年10月30日、東京・三軒茶屋で、宮崎信行撮影。
石破茂さん、石井啓一さん、野田佳彦さんが属した、「第41回衆院選の新進党」は大混乱で、比例ブロック(現在まで区割り変更は全くゼロ)は各々石井さんら公明3程度と、旧同盟系労組1程度、そして小選挙区で石破さん、野田さんらは比例重複しないで出ました。なのに、加藤六月さんら小沢党首の先輩は比例重複が認められる「小沢のダブルスタンダード」で大阪府連などは心が一つでしたが、東京都連などはこれがきっかけの大混乱で惨敗しました。
石破自民党が同じような状態になりました。
立憲落合貴之さん(在職10年)が2連勝している東京6区では越智隆雄さんが引退を表明しました。前回の最終日、午後6時に岸田さんは違う派閥の候補を応援。苦戦している東京5区の若宮健嗣万博相(閣僚で唯一小選挙区では落選)と東京6区の安倍派・越智さんが並べられ、「迷惑だ」という趣旨のことを首相到着前に話していました。そして、越智さんは演説で「自民支持者の方に、森加計桜があるから、今回は投票できないと言わたが、私は自民党改革派なので、国会に戻して働かせてください」とし、自民党内から改革の声を上げると語りました。この3年間、越智さんはそれをしたのでしょうか。知っている方がいたら、解散総選挙が終わったらご教示ください。私は埼玉5区に移動して、枝野幸男代表(当時)のぶら下がりであてたところ、公示前から私が追いかけまわしてきたことを知っていますから、「代表という立場で地元の一議員さんの発言に言及するのは避けた方がいいのではないかなと思います」とちょっとだけリップサービスしてくれました。
越智さんのお父さんも、安倍派・福田派で、大蔵省で福田赴夫元首相の後輩で娘婿。出身地の旧東京2区には田中派の鳩山邦夫さんがいるので、世田谷区に移って出馬しました。お父さんは、1月に新年会を300会場周り、選挙戦中は「上からよんでも越智通雄、下からよんでも越智通雄」と政策そっちのけで名前を売り込み、「大蔵官僚がそこまでやらなければならないのか」と後輩の出馬の意欲をそぎました。その息子で、学者肌の越智さんにはそろそろ頃合いかもしれません。
他のメディアでも報道がありますので、取り上げますが、大塚拓・丸川珠代夫妻も大ピンチです。比例復活できません。筆者と同学年で身長は16センチほど高い大塚拓さんは埼玉9区で6選をめざします。ここは非常に広い選挙区なので自民現職は有利かもしれません。
新・東京7区(港区・渋谷区)には丸川さんが衆転し、立憲・元職男性の松尾さん、維新・現職男性の小野泰輔さんとみつどもえ。が、渋谷区では前回、長妻昭さん(中野区など新・東京27区で準備)が5・3万票で自民候補に2万票超の差をつけており、松尾さんが優勢と考えられます。大塚、丸川夫妻はダブル当選もダブル落選もありえて、今月だけで世帯年収5200万か2600万円かゼロ円かという賭けに出るわけです。
[写真]丸川珠代参議院議員(現在)、2年前の2022年、宮崎信行撮影。
[写真]大塚拓衆議院議員、3年前の2021年9月、宮崎信行撮影。
[写真]東京7区で活動する立憲民主党の総支部長と幹部、渋谷区で、きょねん、宮崎信行撮影。
石破茂さん、石井啓一さん、野田佳彦さんが属した、「第41回衆院選の新進党」は大混乱で、比例ブロック(現在まで区割り変更は全くゼロ)は各々石井さんら公明3程度と、旧同盟系労組1程度、そして小選挙区で石破さん、野田さんらは比例重複しないで出ました。なのに、加藤六月さんら小沢党首の先輩は比例重複が認められる「小沢のダブルスタンダード」で大阪府連などは心が一つでしたが、東京都連などはこれがきっかけの大混乱で惨敗しました。
石破自民党が同じような状態になりました。
立憲落合貴之さん(在職10年)が2連勝している東京6区では越智隆雄さんが引退を表明しました。前回の最終日、午後6時に岸田さんは違う派閥の候補を応援。苦戦している東京5区の若宮健嗣万博相(閣僚で唯一小選挙区では落選)と東京6区の安倍派・越智さんが並べられ、「迷惑だ」という趣旨のことを首相到着前に話していました。そして、越智さんは演説で「自民支持者の方に、森加計桜があるから、今回は投票できないと言わたが、私は自民党改革派なので、国会に戻して働かせてください」とし、自民党内から改革の声を上げると語りました。この3年間、越智さんはそれをしたのでしょうか。知っている方がいたら、解散総選挙が終わったらご教示ください。私は埼玉5区に移動して、枝野幸男代表(当時)のぶら下がりであてたところ、公示前から私が追いかけまわしてきたことを知っていますから、「代表という立場で地元の一議員さんの発言に言及するのは避けた方がいいのではないかなと思います」とちょっとだけリップサービスしてくれました。
越智さんのお父さんも、安倍派・福田派で、大蔵省で福田赴夫元首相の後輩で娘婿。出身地の旧東京2区には田中派の鳩山邦夫さんがいるので、世田谷区に移って出馬しました。お父さんは、1月に新年会を300会場周り、選挙戦中は「上からよんでも越智通雄、下からよんでも越智通雄」と政策そっちのけで名前を売り込み、「大蔵官僚がそこまでやらなければならないのか」と後輩の出馬の意欲をそぎました。その息子で、学者肌の越智さんにはそろそろ頃合いかもしれません。
他のメディアでも報道がありますので、取り上げますが、大塚拓・丸川珠代夫妻も大ピンチです。比例復活できません。筆者と同学年で身長は16センチほど高い大塚拓さんは埼玉9区で6選をめざします。ここは非常に広い選挙区なので自民現職は有利かもしれません。
新・東京7区(港区・渋谷区)には丸川さんが衆転し、立憲・元職男性の松尾さん、維新・現職男性の小野泰輔さんとみつどもえ。が、渋谷区では前回、長妻昭さん(中野区など新・東京27区で準備)が5・3万票で自民候補に2万票超の差をつけており、松尾さんが優勢と考えられます。大塚、丸川夫妻はダブル当選もダブル落選もありえて、今月だけで世帯年収5200万か2600万円かゼロ円かという賭けに出るわけです。
[写真]丸川珠代参議院議員(現在)、2年前の2022年、宮崎信行撮影。
[写真]大塚拓衆議院議員、3年前の2021年9月、宮崎信行撮影。
[写真]東京7区で活動する立憲民主党の総支部長と幹部、渋谷区で、きょねん、宮崎信行撮影。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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