山本太郎さんは退院し、復帰しました。山口2区、長野4区、長野5区で番狂わせがあるかもしれません。金曜日に自治官僚出身の小川幹事長が減員県のみ3県を回ります。
第50回衆院選。石破首相は、またまた東北で第一声。地方創生交付金の倍増などを補正予算案で対応するとしました。野田代表と小川幹事長は裏金議員の地元だけを回り、八王子では旧統一教会の固有名詞に言及し「裏の裏だ」とし政権交代こそ政治改革だとしました。一方、枝野最高顧問は北海道で演説してから大宮に戻りましたが、物価・賃上げを強調しました。石井代表は、埼玉14区からスタートして、池袋で党首として演説して、また埼玉14区に帰り初日を終えました。
自民党の中堅の前職らは、自分は裏金議員ではないとしつつも「自民党は政治への信頼回復が必要だ」と自ら冒頭に言及する候補が半々だったようです。
この「政治への信頼回復」の割合と「物価・賃上げ」の割合が、12日間でどのように変化するかが選挙戦を占うカギになります。
2020年10月国勢調査で、ほぼ半数140の区割りが変わり、県別では10増(そのうち東京都だけで5)10減になりました。
定数が1減った「減員区」は、故・安倍さんのところ、二階さんのところ、元宮沢家のところと自民党を代表する政治家による「逆・地方創生」となりました。私は今日になってから岡山の減員の理由を分析しましたが、総裁選最下位だった加藤勝信さんのところが要因でした。総社市が増えて、笠岡市が人口減という県内競争。たとえば「笠岡ふれあい空港」のホームページは「令和3年度から毎年開催している航空ショーは諸般の事情により本年度は不開催」としており、たった3年で地方創生が息切れしたようです。では、自民党笠岡支部員は、これからどういう投票行動をとろうかと考えももう無駄なんですね。だって、議席がないんだから。これは数学ですから。数字は絶対ですから。
和歌山3区も廃止されました。当ニュースサイトの16年目の我ながらの名文。
[当ニュースサイト内2008年6月29日付記事から一部引用はじめ]
そういえば、うっかり書き忘れていました。
選挙から一週間か十日ほどした頃でしたでしょうか。印南町在住の「Kさん」と名乗る老紳士からお電話をいただきました。
「名前だけ言っても、私のこと思い出せないでしょう?」というKさん。
お顔を拝見すれば分かるんでしょうが(^^;) 選挙事務所は出入りが激しいので、分かりません<(_ _)>
で、そのKさんは「あれからTVに取り上げられたり、印南もだいぶ変わってきましたよ」と選挙後しばらくの町の変化を教えてくださいました。
Kさんは「どうですか?東京に戻って。印南より東京の方がずっといいでしょう?」と難しい質問をしてきました。
「私の場合は東京は故郷ですから。誰だって故郷が一番良いでしょう」と答えると、Kさんは「それでは、印南町を第二の故郷だと思ってくださいね」とおっしゃってくれました。
[一部引用終わり]
私のおかげで印南町政がよくなったと選挙からおよそ100日後に、ボランティアを代表して私にお礼の電話をしてきた長老。「印南より東京の方がずっといいでしょう?」とその16年後の「減員」をすでに予期し座して尊厳死を待つ長老の責任感を感じます。私とリアルに会話した経験がある方は知っているでしょうが、リアル社会で私はひたすら論点をずらし続けて、けっして自分の本心を他人に明かさないことで自分の財産を防衛する「宮崎話法」を繰り返します。このような長老のお言葉をいただきつつも、その後一度も訪れたことがない印南町。印南町についてはいまだに創価学会のババアに池袋まで尾行された怒りで金属バットで脳みそぐちゃぐちゃにしたかったという記憶が強いです。
細川・羽田内閣の平成6年政治改革4法では一つだけ最高裁大法廷違憲判決があり、2011年3月25日に、「1人別枠方式(基数方式)は憲法14条に反して違憲だ」となりました。これにより、細田博之・北側一雄・岡田克也・園田博之各実務者らが、県別定数を小数点以下四捨五入ではなく、小数点以下切り上げする「アダムズ方式」を公選法及び区割り審設置法に導入しました。このことで、鳥取全県区が回避され、2020年国勢調査後も、鳥取1区・鳥取2区体制は続いています。
石破茂さんのX。
公示日の朝。見てください、このシャッター街を。これが自民党地方創生担当大臣の地元です。右側の写真には三十数人の人物が映っていますが、全員男性とみられます。
森山裕幹事長が選対委員長時代に、完璧にすみわけが完成していた自公。非公認議員も党支部推薦になるように森山シナリオができていたようですが、自民党内では10増10減は終わっていた話だと勘違いしている可能性もあります。党中党の様相もあり、こばホークは地元不在で「魔のn回生」の応援演説をはしご。岸田・上川両氏の党中党もあるようです。最大勢力とみられる高市党では「応援弁士として降臨します」と意気込む閣僚経験者すら出ています。ただし、スガ・小泉党以外は、お金を配って子分をしばりつけられないでしょうから、選挙後の自民党内の情勢は極めて流動的になりそうです。それはさておき、減員県の自民中堅の出陣式では、町議会議員は「減員となっても、県外から先生が応援にかけつけてくれるのはありがたい」。それこそ「選挙の時だけだよ」の常套句を送りたい。10増10減の真実は、きょうから有権者に伝わり始めたのでしょう。
[写真]1都3県の候補者が355人になったと報じるNHK「首都圏ネットワーク」(圏域は1都6県)、きょうの午後6時台。
第50回衆院選。石破首相は、またまた東北で第一声。地方創生交付金の倍増などを補正予算案で対応するとしました。野田代表と小川幹事長は裏金議員の地元だけを回り、八王子では旧統一教会の固有名詞に言及し「裏の裏だ」とし政権交代こそ政治改革だとしました。一方、枝野最高顧問は北海道で演説してから大宮に戻りましたが、物価・賃上げを強調しました。石井代表は、埼玉14区からスタートして、池袋で党首として演説して、また埼玉14区に帰り初日を終えました。
自民党の中堅の前職らは、自分は裏金議員ではないとしつつも「自民党は政治への信頼回復が必要だ」と自ら冒頭に言及する候補が半々だったようです。
この「政治への信頼回復」の割合と「物価・賃上げ」の割合が、12日間でどのように変化するかが選挙戦を占うカギになります。
2020年10月国勢調査で、ほぼ半数140の区割りが変わり、県別では10増(そのうち東京都だけで5)10減になりました。
定数が1減った「減員区」は、故・安倍さんのところ、二階さんのところ、元宮沢家のところと自民党を代表する政治家による「逆・地方創生」となりました。私は今日になってから岡山の減員の理由を分析しましたが、総裁選最下位だった加藤勝信さんのところが要因でした。総社市が増えて、笠岡市が人口減という県内競争。たとえば「笠岡ふれあい空港」のホームページは「令和3年度から毎年開催している航空ショーは諸般の事情により本年度は不開催」としており、たった3年で地方創生が息切れしたようです。では、自民党笠岡支部員は、これからどういう投票行動をとろうかと考えももう無駄なんですね。だって、議席がないんだから。これは数学ですから。数字は絶対ですから。
和歌山3区も廃止されました。当ニュースサイトの16年目の我ながらの名文。
[当ニュースサイト内2008年6月29日付記事から一部引用はじめ]
そういえば、うっかり書き忘れていました。
選挙から一週間か十日ほどした頃でしたでしょうか。印南町在住の「Kさん」と名乗る老紳士からお電話をいただきました。
「名前だけ言っても、私のこと思い出せないでしょう?」というKさん。
お顔を拝見すれば分かるんでしょうが(^^;) 選挙事務所は出入りが激しいので、分かりません<(_ _)>
で、そのKさんは「あれからTVに取り上げられたり、印南もだいぶ変わってきましたよ」と選挙後しばらくの町の変化を教えてくださいました。
Kさんは「どうですか?東京に戻って。印南より東京の方がずっといいでしょう?」と難しい質問をしてきました。
「私の場合は東京は故郷ですから。誰だって故郷が一番良いでしょう」と答えると、Kさんは「それでは、印南町を第二の故郷だと思ってくださいね」とおっしゃってくれました。
[一部引用終わり]
私のおかげで印南町政がよくなったと選挙からおよそ100日後に、ボランティアを代表して私にお礼の電話をしてきた長老。「印南より東京の方がずっといいでしょう?」とその16年後の「減員」をすでに予期し座して尊厳死を待つ長老の責任感を感じます。私とリアルに会話した経験がある方は知っているでしょうが、リアル社会で私はひたすら論点をずらし続けて、けっして自分の本心を他人に明かさないことで自分の財産を防衛する「宮崎話法」を繰り返します。このような長老のお言葉をいただきつつも、その後一度も訪れたことがない印南町。印南町についてはいまだに創価学会のババアに池袋まで尾行された怒りで金属バットで脳みそぐちゃぐちゃにしたかったという記憶が強いです。
細川・羽田内閣の平成6年政治改革4法では一つだけ最高裁大法廷違憲判決があり、2011年3月25日に、「1人別枠方式(基数方式)は憲法14条に反して違憲だ」となりました。これにより、細田博之・北側一雄・岡田克也・園田博之各実務者らが、県別定数を小数点以下四捨五入ではなく、小数点以下切り上げする「アダムズ方式」を公選法及び区割り審設置法に導入しました。このことで、鳥取全県区が回避され、2020年国勢調査後も、鳥取1区・鳥取2区体制は続いています。
石破茂さんのX。
公示日の朝。見てください、このシャッター街を。これが自民党地方創生担当大臣の地元です。右側の写真には三十数人の人物が映っていますが、全員男性とみられます。
森山裕幹事長が選対委員長時代に、完璧にすみわけが完成していた自公。非公認議員も党支部推薦になるように森山シナリオができていたようですが、自民党内では10増10減は終わっていた話だと勘違いしている可能性もあります。党中党の様相もあり、こばホークは地元不在で「魔のn回生」の応援演説をはしご。岸田・上川両氏の党中党もあるようです。最大勢力とみられる高市党では「応援弁士として降臨します」と意気込む閣僚経験者すら出ています。ただし、スガ・小泉党以外は、お金を配って子分をしばりつけられないでしょうから、選挙後の自民党内の情勢は極めて流動的になりそうです。それはさておき、減員県の自民中堅の出陣式では、町議会議員は「減員となっても、県外から先生が応援にかけつけてくれるのはありがたい」。それこそ「選挙の時だけだよ」の常套句を送りたい。10増10減の真実は、きょうから有権者に伝わり始めたのでしょう。
[写真]1都3県の候補者が355人になったと報じるNHK「首都圏ネットワーク」(圏域は1都6県)、きょうの午後6時台。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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