きょうは、火曜日で、年金支給日。
第50回衆議院議員総選挙は、午前8時ぐらいに公示されます。自民、新進、民主時代に近づく1350人が出馬。野党大乱立。年内に「10党」要件になるかもしれません。
争点は自公で過半数をとれるかどうか。来夏半数改選の参議院は自民党単独過半数に6議席足りないです。
そもそも「故・安倍さんの小選挙区」「二階元幹事長の小選挙区」「宮澤さんの元の小選挙区」が廃止されるので、これだけで自民党は3議席減るに決まっています。過去12年間の自民党幹部の延べ在任期間の半数近くが議席ごと消えてしまうので、過去12年間の「アベノミクスの恩恵を全国津々浦々まで」「地方創生」を信じたあなたが馬鹿だったことを自認できるかどうか問われます。
立憲民主党は過半数を上回る候補者を立て、岡田克也常任顧問・野田佳彦代表・逢坂誠二前代表代行は単独、小沢一郎議員・小川幹事長・枝野前代表らは重複です。
前回は岸田文雄さんが分配と成長の好循環をかかげました。私もギャップだったのですが、「決まって支給する給与」に限れば実質賃金は1年前と比べて1%伸びました。ところが、3年前と比べるとコロナが明けたのに、1%マイナスになっています。
旧統一教会と神道の世界観にあう離婚後共同親権法が成立し、次は選択的夫婦別姓が焦点となります。それはさておき、3年前と比べて男性の就業者が実数で22万人増えたのに対し、女性は101万人増えました。私が床屋で「SNS世論には全く登場しないが、引き続き専業主婦で居続けたい女性はいっぱいいる」と話したら主人から「収支が足りなくて働かざるを得ないのでしょう」とのことでした。隙間バイトアプリ「タイミー」を使う理由の民間調査第1位は「体を動かしたいから」という、本当かよ、としか言いようがない労働市場となっています。主要政党の公約から「改革」の文字が少なくなり、「政治改革」ぐらいになりました。維新ですら行政改革という言葉はありません。
ここで指摘したい争点は「自民党総裁側近の藤井一博参議院議員を、あなた、または自民党前衆議院議員は知っていますか」という争点です。
[写真]藤井一博参議院議員、9月26日、都内で宮崎信行撮影。
石破総裁当選の前日の演説会で、岩屋・現外相、平・現デジタル相のほかにマイクを握った藤井さん。前鳥取県議ですが、合区「鳥取・島根」の見返りの特定枠でおととし当選しました。農林、水産部会では発言しているようですが、自民党前衆院議員だってこの人知らないでしょう。2016年改正での合区、特定枠で選挙制度の複雑さは民主主義の限度を超えました。「特定枠の徳島の三木亨自民党参議院議員が知事選に出るために辞職していいのか」という論点など、ユーチューブですら見たことがありません。こういう複雑な選挙制度、税制を改革していくのがどの政党かという点が、比例の末脚につながることも考えられます。
3回連続で10月の衆院選となりました。寒いです。
3年前の10月15日は、枝野幸男さんの札幌の北海道1区から5区までの「紀伊国屋前」での演説を聞きました(解散後公示前)。
枝野最高顧問は、きょうのここに立つ予定。
7年前の10月15日は、枝野一枚看板が、大阪16区で森山浩行さんを応援するのを聞き、大阪府は「三都物語」で希望の党公認がゼロのため連合大阪会長本人も演説しました。
私としても、なんで7年間も枝野を追っかけているんだと感じますが、二大政党政局の主役だったということになります。が、消費税率をめぐるぶれ方だけで立憲が伸長せず、国民感情と政策のずれが固着してしまったことになります。「最賃1500円」と「物価安定(上昇)目標0%超」を公約とする立憲ですが、一から経済を勉強しなおさないと、世代交代しか治療薬がないことになりそうです。
二大政党制における野党分裂は、30年前に萌芽があり「PKO協力法を自公民で成立させた普通の国の小沢一郎・新進党党首は次は憲法を改正するに違いない」という壮絶な勘違いから、護憲野党の「民主党」が結党されてしまったことに始まります。改憲も護憲もなされていないのだから、政治家の感情とのずれっぷりはあきれるばかりです。
それ以来の大乱立となる第50回衆院選ですが、いまさら「誰に入れたらいいの」とたずねても答えてくれる人などいません。統一地方選と比べて選挙カーの頻度が10分の1になるのは数学的に当然なのに、感覚でとらえてします、有色人種たちが白人と同じように民主主義ができると思った明治維新の幻想を楽しむみ続けるかどうか、という程度でしかない選挙です。8月14日の首相不出馬表明以降、2か月以上かけ続けてきました。選挙結果が出た後に、自公過半数割れになったら、私、取材にますます走り続けます。
争点は自公で過半数をとれるかどうか。来夏半数改選の参議院は自民党単独過半数に6議席足りないです。
そもそも「故・安倍さんの小選挙区」「二階元幹事長の小選挙区」「宮澤さんの元の小選挙区」が廃止されるので、これだけで自民党は3議席減るに決まっています。過去12年間の自民党幹部の延べ在任期間の半数近くが議席ごと消えてしまうので、過去12年間の「アベノミクスの恩恵を全国津々浦々まで」「地方創生」を信じたあなたが馬鹿だったことを自認できるかどうか問われます。
立憲民主党は過半数を上回る候補者を立て、岡田克也常任顧問・野田佳彦代表・逢坂誠二前代表代行は単独、小沢一郎議員・小川幹事長・枝野前代表らは重複です。
前回は岸田文雄さんが分配と成長の好循環をかかげました。私もギャップだったのですが、「決まって支給する給与」に限れば実質賃金は1年前と比べて1%伸びました。ところが、3年前と比べるとコロナが明けたのに、1%マイナスになっています。
旧統一教会と神道の世界観にあう離婚後共同親権法が成立し、次は選択的夫婦別姓が焦点となります。それはさておき、3年前と比べて男性の就業者が実数で22万人増えたのに対し、女性は101万人増えました。私が床屋で「SNS世論には全く登場しないが、引き続き専業主婦で居続けたい女性はいっぱいいる」と話したら主人から「収支が足りなくて働かざるを得ないのでしょう」とのことでした。隙間バイトアプリ「タイミー」を使う理由の民間調査第1位は「体を動かしたいから」という、本当かよ、としか言いようがない労働市場となっています。主要政党の公約から「改革」の文字が少なくなり、「政治改革」ぐらいになりました。維新ですら行政改革という言葉はありません。
ここで指摘したい争点は「自民党総裁側近の藤井一博参議院議員を、あなた、または自民党前衆議院議員は知っていますか」という争点です。
[写真]藤井一博参議院議員、9月26日、都内で宮崎信行撮影。
石破総裁当選の前日の演説会で、岩屋・現外相、平・現デジタル相のほかにマイクを握った藤井さん。前鳥取県議ですが、合区「鳥取・島根」の見返りの特定枠でおととし当選しました。農林、水産部会では発言しているようですが、自民党前衆院議員だってこの人知らないでしょう。2016年改正での合区、特定枠で選挙制度の複雑さは民主主義の限度を超えました。「特定枠の徳島の三木亨自民党参議院議員が知事選に出るために辞職していいのか」という論点など、ユーチューブですら見たことがありません。こういう複雑な選挙制度、税制を改革していくのがどの政党かという点が、比例の末脚につながることも考えられます。
3回連続で10月の衆院選となりました。寒いです。
3年前の10月15日は、枝野幸男さんの札幌の北海道1区から5区までの「紀伊国屋前」での演説を聞きました(解散後公示前)。
枝野最高顧問は、きょうのここに立つ予定。
7年前の10月15日は、枝野一枚看板が、大阪16区で森山浩行さんを応援するのを聞き、大阪府は「三都物語」で希望の党公認がゼロのため連合大阪会長本人も演説しました。
私としても、なんで7年間も枝野を追っかけているんだと感じますが、二大政党政局の主役だったということになります。が、消費税率をめぐるぶれ方だけで立憲が伸長せず、国民感情と政策のずれが固着してしまったことになります。「最賃1500円」と「物価安定(上昇)目標0%超」を公約とする立憲ですが、一から経済を勉強しなおさないと、世代交代しか治療薬がないことになりそうです。
二大政党制における野党分裂は、30年前に萌芽があり「PKO協力法を自公民で成立させた普通の国の小沢一郎・新進党党首は次は憲法を改正するに違いない」という壮絶な勘違いから、護憲野党の「民主党」が結党されてしまったことに始まります。改憲も護憲もなされていないのだから、政治家の感情とのずれっぷりはあきれるばかりです。
それ以来の大乱立となる第50回衆院選ですが、いまさら「誰に入れたらいいの」とたずねても答えてくれる人などいません。統一地方選と比べて選挙カーの頻度が10分の1になるのは数学的に当然なのに、感覚でとらえてします、有色人種たちが白人と同じように民主主義ができると思った明治維新の幻想を楽しむみ続けるかどうか、という程度でしかない選挙です。8月14日の首相不出馬表明以降、2か月以上かけ続けてきました。選挙結果が出た後に、自公過半数割れになったら、私、取材にますます走り続けます。
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このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
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