田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 68 蕎麦の「関谷」

2009-01-10 16:49:31 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 正月休みに麺紀行のことを整理していたところ7月に訪れた二つの店のことが投稿されていないことが判明しました。
 幸い、訪れた日付が手帳に記されており、写真も残っていたので、遅らばせながら本日と明日の2回にわたって、いささか古い麺紀行をレポートします。

 そば粉の自家栽培からはじまり、玄そばを自分で石臼で挽くなど、徹底してこだわりをもって提供されたセイロは、そのこだわりが伝わってくるような味でした。

 この日は夏らしく晴れ渡った日だったので、以前から行きたいと思っていた「石山緑地」を見学したその足で藤野方面までドライブして、手打ち蕎麦の「関谷(せきや)を訪れました。
 札幌の郊外藤野に店を構える「関谷」は、ごく普通の田舎の食堂といった店内ですが、店主は相当のこだわりをもった方のようです。
        

 資料によるとそば粉100%の生粉打ちにこだわり、粉は自家農園で栽培した玄そばを打つ前日に石臼で挽くという凝りようです。
 またそばの製法も「手こね」「手延ばし」「手打ち」の「三手」
 提供する蕎麦は「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の「三たて」
を意識して提供しているということだそうです。
(店内外にもそうした表示が見られました)

 私の注文は、この当時こだわっていたセイロ(840円)にしました。
 看板に偽りなしとはこういうことかな、と思いましたが、なるほど生粉打ちの旨みが伝わってくる麺です。100%のそば粉というと、喉が通りづらいという印象があるのですが、そうしたこともありません。店主の工夫が秘められているのでしょう。
        

 セイロの840円はけっこう強気の価格設定だと思いますが、店はけっこう繁盛しているようで、こだわり親爺にはかなりのファンが付いているとみました。

「関谷(せきや)」 データー
札幌市南区藤野3条9丁目1-5(地図)
電話    011-591-9442
営業時間  11:00~売り切れ次第閉店
定休日   第1・第3月曜日
駐車場   7台
座席    30席(テーブル・小上がり)
入店日   ‘08/07/26


(余話)
 激しく雪の降る中、今シーズン初めてクロカンのスキーをやってきました。
 およそ3キロも滑った(歩いた?)でしょうか。もうへろへろでした。
 老体の上、運動不足ですから無理もありません。
 こんな状態で明後日(12日)今シーズン初の大会に参加するのです。大丈夫でしょうかねぇ。
 もっとも距離は最短の5キロですから、なんとかなるのではと思ってはいるのですが…。