はたしてサっと出して、ピっと利用できて、カンタンなカードと歓迎されるのだろうか?
市民は懐疑的と聞いているが…
新しもの好きである。(ただし価格の高いものにはしり込みするが…)
地下鉄のサピカが30日、今日から運用を開始しました。
早速購入して、使用してみました。
なるほどカードをかざすだけでスーっとゲートを通過できました。
※ 電灯の下で撮影したため実際とは違った色彩になっています。
ピントも甘すぎます。失礼しました!
地下鉄当局の鳴り物入りでスタートしたサピカですが、市民の評判はあまり良くないと聞きます。なぜか?
大きな理由はこれまで利用してきたウィズユーカードとの比較です。
まず、割引率がウィズユーカードでは最大15%なのに対して、サピカは一律10%なのです。
次に、ウィズユーカードがバスや市電でも利用できるのに対して、サピカは地下鉄のみしか利用できません。
さらに、サピカにはデポジット(預かり金)として500円が課せられます。
こうしてみると、利用する市民から見るとメリットがほとんど感じられないのです。
メリットはウィズユーカードが改札機を通すのに対して、サピカは改札機にかざすだけでよいという点のみのようです。しかし、ウィズユーカードの改札機を通すスピードにストレスを感ずるほどの時間ではありません。
その他、オートチャージ制とか、記名式などの違いはありますが、その点は比較するほどのものではないように思います。
私のような新しもの好きは別として、賢い市民は市電やバスとの共用、JRとの相互利用などが実現しないかぎり、それほど利用しないのではと思われるのですが…。
はたして実際は???