本わさびを自ら擦り下ろし薬味とする本格的な「もりそば」、そして個人的にはまっている「カレー南蛮」の二つの味を楽しみました。
平成21年の最初となる麺紀行は、そばの名門「東屋卯門」を訪れました。
東屋卯門は旧国道5号線、現在の北5条手稲通りに面してありました。私は地下鉄で「二十四軒」駅まで行き、そこから7~8分ほど歩いて訪れました。

東屋というと釧路市の老舗・竹老園の流れを汲む名門ですが、店内は伝統的の蕎麦店の造りを継承したような感じのお店でした。
卯門セット(850円)という手打ちもりそばと、その他のそばをチョイスし二つの味を楽しめる(邪道ですかな)ものを注文しました。そしてその他のそばとしては大いに迷いながらもやはり「カレー南蛮そば」としてしまいました。
そばが出てくる前に、めんつゆや薬味が出てきました。
その一つとして本わさびとおろし金が出てきました。そばが出てくるまで、わさびを擦り下ろしながら待つというわけです。
さらにめんつゆは、もり用つゆと辛つゆの2種類が用意されるこだわりです。
先に出てきたのは当然「もりそば」です。
東屋は伝統的に更科そばが有名ですが、このセットでは手打ちの中太そばが出てきました。更科そばとは違い、香りもコシも強く食べ応え十分です。本わさびの香りと辛みも旨みを増してくれます。なかなかのもりでした。

続いて、小ぶりの丼に「カレー南蛮そば」が盛られて出てきました。
こちらの味はどこでも大きな違いはないという味です。ただし、店としては「もりのように力は入っていないのかなぁ?」とも思わされました。

「もり」を愛するそば通にはぜひともチェックしたい一店です。
そば「東屋卯門(あずまやうもん)」 データー
札幌市西区二十四軒3条7丁目2-19(地図)
電話 011-613-1151
営業時間 11:00~20:30LO
定休日 水曜日
駐車場 10台
座席 40席(テーブル・小上がり)
入店日 ‘09/01/04
(余話)
今日(16日付け)の北海道新聞の「札幌圏」欄に「昨年末、札幌中央郵便局で開催された『ほっかいどう漫画集団展』において政治を風刺した一部の作品が郵便局側から展示を拒否されていた」という趣旨の記事が掲載されていました。(その新聞記事はこちらを参照ください。⇒)
私はその漫画展を訪れ、その様子をブログ上にアップしました。(それはこちら⇒)
さらに別に開催されていた漫画展の感想もアップし(それはこちら⇒)、その中で私は次のようなことを述べていたのです。
「庶民が時の権力者をユーモアで皮肉り、それを見て庶民もまた笑うという構図は世の中が健全だという証拠だということでしょうか?」
このような話題についてはさまざまな見方・考え方があると思われますが、そうした議論に私は加わろうとは思いません。ただ、私がなぜ先のようなコメントを載せたかといえば、現在の日本においては時の権力者を皮肉ろうが、反対しようが、それを受け容れることのできる懐の深さを感ずる。そのような社会をして健全な社会というのだろう、という思いからでした。
そうした観点から見ると、郵便局の判断はなんと狭量なことかと思ったのですが・・・。
平成21年の最初となる麺紀行は、そばの名門「東屋卯門」を訪れました。
東屋卯門は旧国道5号線、現在の北5条手稲通りに面してありました。私は地下鉄で「二十四軒」駅まで行き、そこから7~8分ほど歩いて訪れました。

東屋というと釧路市の老舗・竹老園の流れを汲む名門ですが、店内は伝統的の蕎麦店の造りを継承したような感じのお店でした。
卯門セット(850円)という手打ちもりそばと、その他のそばをチョイスし二つの味を楽しめる(邪道ですかな)ものを注文しました。そしてその他のそばとしては大いに迷いながらもやはり「カレー南蛮そば」としてしまいました。
そばが出てくる前に、めんつゆや薬味が出てきました。
その一つとして本わさびとおろし金が出てきました。そばが出てくるまで、わさびを擦り下ろしながら待つというわけです。
さらにめんつゆは、もり用つゆと辛つゆの2種類が用意されるこだわりです。
先に出てきたのは当然「もりそば」です。
東屋は伝統的に更科そばが有名ですが、このセットでは手打ちの中太そばが出てきました。更科そばとは違い、香りもコシも強く食べ応え十分です。本わさびの香りと辛みも旨みを増してくれます。なかなかのもりでした。

続いて、小ぶりの丼に「カレー南蛮そば」が盛られて出てきました。
こちらの味はどこでも大きな違いはないという味です。ただし、店としては「もりのように力は入っていないのかなぁ?」とも思わされました。

「もり」を愛するそば通にはぜひともチェックしたい一店です。
そば「東屋卯門(あずまやうもん)」 データー
札幌市西区二十四軒3条7丁目2-19(地図)
電話 011-613-1151
営業時間 11:00~20:30LO
定休日 水曜日
駐車場 10台
座席 40席(テーブル・小上がり)
入店日 ‘09/01/04
(余話)
今日(16日付け)の北海道新聞の「札幌圏」欄に「昨年末、札幌中央郵便局で開催された『ほっかいどう漫画集団展』において政治を風刺した一部の作品が郵便局側から展示を拒否されていた」という趣旨の記事が掲載されていました。(その新聞記事はこちらを参照ください。⇒)
私はその漫画展を訪れ、その様子をブログ上にアップしました。(それはこちら⇒)
さらに別に開催されていた漫画展の感想もアップし(それはこちら⇒)、その中で私は次のようなことを述べていたのです。
「庶民が時の権力者をユーモアで皮肉り、それを見て庶民もまた笑うという構図は世の中が健全だという証拠だということでしょうか?」
このような話題についてはさまざまな見方・考え方があると思われますが、そうした議論に私は加わろうとは思いません。ただ、私がなぜ先のようなコメントを載せたかといえば、現在の日本においては時の権力者を皮肉ろうが、反対しようが、それを受け容れることのできる懐の深さを感ずる。そのような社会をして健全な社会というのだろう、という思いからでした。
そうした観点から見ると、郵便局の判断はなんと狭量なことかと思ったのですが・・・。