本日のレポートは労力と時間を費やした(金は使っていない)渾身のレポートです。
と言っても、ただ拙い写真を羅列するだけなのですが・・・。
お正月気分をあまり感じない街の表情と昨日伝えましたが、それでもせめてものお正月の表情を探そうと、中心街を歩き回りお正月の象徴でもある門松を探してきました。
【公共施設編】
公共施設として回った箇所は、北海道庁、札幌市役所、北海道警察本部、日本銀行札幌支店、札幌高等裁判所などです。
しかし、意外なことにこうした公共施設ではほとんど正月らしい装いを感じられませんでした。この中で唯一、日本銀行札幌支店の正面玄関にしめ飾りが飾られていたのみでした。
公共施設としては、北海道庁赤レンガ庁舎前と札幌中央郵便局に門松がありました。
※ 道庁赤レンガ庁舎前だけはなぜか門松が飾られていたんですよねぇ…。
※ 中央郵便局の門松は最も大きなものでしたが、何年も使い回して
る代物のようで、もはや縁起物でもなんでもなく完全にディスプレー
化したものでした。
【ホテル編】
さすがにホテルは客商売ということでしょうか。回ることのできた各ホテルの玄関前にはいずれも門松が飾られてありました。
※ ホテルロイトンの横玄関の門松です。(正面にももちろんありました)
※ 札幌グランドホテル正面の門松です。
※ 京王プラザホテルの門松です。
※ 全日空ホテルの門松です。
【デパート編】
デパートもホテルと同様、お客さん相手の商売ですから、訪れた三つのデパートとも大きな門松を飾ってありました。
※ 大丸デパートの門松です。
※ 丸井今井デパートの門松です。
※ 三越デパートライオン前の門松です。
【放送局編】
放送局で門松を設えていたのは、UHB(北海道文化放送)とSTV(札幌テレビ放送)でした。HBC(北海道放送)はしめ飾りだけ、NHKの玄関前はいつもと何も変わりない様子でした。
※ UHB(北海道文化放送)の門松です。
※ STV(札幌テレビ放送)の門松です。
さて、公共施設のほとんどが何の変哲もない新年を迎えているのは何故なのでしょう?
門松の意味は来臨する歳神がよりつく代物として古来から伝えられているもののようで、神事の意味合いがあるために公共的な施設ではそうしたことに関わりを持たないということなのでしょうか?
だとしたら少し寂しいような気がします。
新しい年を祝うために日本の古来から伝えられている様式を公の施設こそが積極的に表すことが必要なのでは、と私は思うのですが…。
そして「みなさまのNHK」までがそれに右倣えしているのでしょうか?
※ 何の変哲もない北海道庁舎前です。
※ 同じく変哲のない札幌市役所前です。
※ 「みなさまのNHK」前もいつもと何も変わっていませんでした。
街中には大きな福袋を抱えた人たちが目立ち、そこだけはお正月気分が溢れていたようでした…。
※ 日本銀行北海道支店だけは玄関前にこうしたしめ飾り
が飾ってありました。
市内を歩き回りいささか疲れましたが、私としては気合の入ったレポートをお届けできたと自己満足しています。