昨年の旅に比べなぜ今回の旅はエキサイティングな旅と云えないのか? それは旅する形にあると云えそうだ。
旅する形・・・。
昨年は「石垣島2泊8日の旅」というスケルトンツアーと云われる旅だった。
つまり、石垣島往復の空のチケットと石垣島の2泊分のホテルは確保されるものの、その間の5泊は自分が計画し、自分で空や海のチケットを確保し、自分で宿を手配しなければならない旅だった。
ところが今回の旅は、4泊5日ながら空のチケットも、宿も(しかも朝夕食付き)全てが組み込まれたチケットなのだ。
その点では私が工夫する余地は全くないのだ。
最近、「『地球の歩き方』の歩き方」という本を読んだ。
私は「地球の歩き方」世代ではなく、それより先の時代にバックパッカーとしてヨーロッパ、アジアを彷徨したのだが、同著はとても興味深く読むことができた。
その中でスケルトンツアーなる言葉を知った。つまり、外国旅行において空のチケットと前後泊のホテルは確保されるものの、後はスカスカでその部分は自分で埋める旅、ということからスケルトンという名が付けられたと思われる。
国内の旅でもスケルトンツアーは大流行で、私の今回の目的地にもスケルトン的なツアーがたくさんあった。
その中には一見有利そうなツアーもあったのだが、冷静に判断したとき、今回はスケルトンよりは全てが組み込まれたものの方が有利と判断したのだ。
そして私は今回、旅する形よりは、旅の内容でエキサイトする内容を選択したのだ。
旅の内容でエキサイトするとは?
次回、そのことを語ってみたい。