ツアーデスクから最終案内書が届き、レンタカーの予約を終え、後は月曜日に登山用品を宅配便で送るだけで準備は整った。しかし…。
ネットで屋久島のことを調べていたときに次のような文章を目にした。
「旅はあらかじめ計画などしないほうがいい…」という趣旨のものだったと記憶している。
つまり旅先では思わぬことが起こりがちであり、その事態に柔軟に対応しながら旅を楽しむのがいい、ということであろう。
私もそうした旅に憧れる。それこそが本当の旅の醍醐味だと思う。
しかし、そうした旅は長い時間があってこそ可能な旅だとも思う。
今回の私の旅は実質3日間という短い旅だ。
そうした旅ではどうしても効率性が求められる。
今回はそう割り切ろうと思った。
だから屋久島も、種子島も各スポットを回る順まで一応計画した。
今回はそうした制約の中でも楽しんできたいと思っている。
旅にはいろいろな形態がある。
限られた条件の中でいかに楽しめるか、ということだろう。
時間の制約から解き放たれたとき、何の計画もない旅に出てみたいものだ…。