田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

念願の“ART”文字完成! ~近美前整美物語 後編~

2010-06-02 12:10:26 | ボランティア
 冬が過ぎ、春がやってきた。道立近代美術館前の空き地を整美(整備)するためにおじさんはいよいよ行動を開始した。 

 (昨日の前編からの続きです)

 年を越し春になった。
 おじさんはちょっとだけ早起きをして、空き地の整備を始めた。
 手作業で作業は遅々として進まず、けっきょく5日ほどかかった。
 (あの~、早朝だけの少ない時間ですよ)
 整備をしていると土の少なさが気になった。
 公園緑地係にだめもとでメールを送った。
 「あの~、土を入れていただけたら嬉しいんですが…」
 「あゝ、いいですよ」
 またまた公園緑地係の方の好意的な対応におじさんは喜んだ。

 喜ぶだけではなく、責任も感じた。
 「これは生半可な気持ちではいられないぞ」と…。
 業者の手により、土が運び入れられた。
 こちらの希望通りやや斜度をつけた花壇の外観が出来上がった。
 
 おじさんは肥料を購入し、肥料を花壇の土の中にすき入れた。
 また、赤玉土(花壇を映えさせるために使う土)も購入し、苗の到着を待った。

 31日(月)T氏の手によってテランセラの苗130株が運ばれてきた。
 さっそく植え付け開始である。
 構想のかなり早い段階から、「ART」という文字を描くことにしていた。
 理由は簡単な文字だから失敗はしないだろうと…。
 T氏と作業すること小一時間、130株の苗を使って「ART」の文字を描き、その文字の周りに赤玉土をまいた。
 完成である。

        
        ※ 「ART」の文字をちょっとだけデザイン化して描いてみました。        

        
        ※ 角度を変えて写してみました。Aの文字を少し強調しました。

 さて、近くを通る市民の方はどのように見てくれるだろうか? う~ん。心配である。