登山というにはあまりにも短時間で山頂に到達してしまった五天山です。しかし、山頂から覗いた眼下の景色には足がすくみました。
※ 五天山の全景です。南側の五天山公園側から見たところです。
今回の五天山行も朝の天候を確認してから「出かけよう!」と思い立って出かけた登山(と云えるかな?)です。
手持ちの「夏山ガイド」には載っていない五天山ですが、ネット上に投稿された記事を参考にして出かけました。
※ 少し近接して写したものですが、私は裏側から登ってあ
の頂点に立ちました。
登山口は西区西野にある札幌西陵高校の脇の小道を辿って簡易舗装されたかなり急な登り道を車で上がります。
かなり山中に入ったところで右手に「五天山登山口」と記された石柱が目に入ります。注意していないと見逃す恐れがある石柱です。その石柱のところで右折するとロープが張られてあってそれ以上前へ進むことはできません。
※ 道端に「五天山登山口」の石柱が立っていました。
車は路上に2台くらい駐車可能でしょうか。私が行ったときには誰もいなく、私の車だけでした。ここまで私の住居から約9kmありました。
※ 我が愛車の前に進入禁止の綱が張ってあります。
9時35分、登山開始です。
最初は車止めのロープが張ってあったくらいですから、車が通れるような道が続きます。やがて「五天山神社」の建物や石仏などが立ち並ぶ境内に出ます。
※ 登り始めて直ぐに「五天山神社」がありました。
※ 境内には「馬頭観世音」の多数の石碑が…
そこからが本格的な登山道となり、急に道は人一人通るくらいの道幅になりました。
登山道の始めは山腹を蛇行するように緩やかに登っていきます。
登山道はけっして整備されているとは言い難く、踏み跡はあるものの立木が横たわっているところを跨いだり、潜ったりするところもありました。
※ 登山道は時にはこのようなところが…。前方のところは
潜って通り抜けました。
しばらくすると斜度が少しきつくなり登山らしさが出てきました。天候は晴天ですが木立に遮られて直射日光は浴びないのですが、湿度が高いため全身に汗が噴き出てきました。
※ 少し登山の雰囲気が出てきた登山道です。
そうした登りをしばらく続けたところ一つのピークに出ました。
目前には石の狛犬が配され、ブルーシートに包まれた祠らしきものがありました。後から調べてみると、どうやら五天山神社の「奥の院」と称されたところのようです。そしてこれもまた後付けですがそこが山頂だったようです。
※ 狛犬とブルーシートに覆われた祠「奥の院」です。
しかし山頂の印も見当たらず、道もまだ続いていたためにさらに前進しました。道は一度大きく下り、再び登ります。下り、そして登ること約5分、人が2~3人しか立てないようなピークに達しました。
※ 私が頂上と思い込んでいた第二のピークです。先に道はありません。
その向こうにはもう道は無く、足がすくんでしまうような崖になっています。私はそこを山頂と思い込み、そこからの景観をカメラに収めました。
※ 第二のピークから西野の住宅街が箱庭のように見えます。
五天山はもともと砕石に適した安山岩が産出された山で、砕石事業で山の南側が大きく削り取られ崖状になっています。
その崖の下は削り取られた跡地にできた広大な土地に「五天山公園」が造成され昨年オープンしました。
眼下にはその公園で楽しむ多くの市民が豆粒のように見えました。
※ 眼下に広がる昨年完成したばかりの「五天山公園」です。
誰もいない山頂(?)は腰を下ろすような適当な所もなく、下を見れば足がすくむような光景に早々と下山を始めた私でした。
【五天山 登山データー】
標 高 303m
駐車場 路上に2台くらい可能?
行 程 登山口→(15分)→ 一度目のピーク(祠?そして狛犬)→(5分)→山頂
時 間 登山(約20分)、下山(約15分)
登山日 ‘10/06/19
※ 五天山の全景です。南側の五天山公園側から見たところです。
今回の五天山行も朝の天候を確認してから「出かけよう!」と思い立って出かけた登山(と云えるかな?)です。
手持ちの「夏山ガイド」には載っていない五天山ですが、ネット上に投稿された記事を参考にして出かけました。
※ 少し近接して写したものですが、私は裏側から登ってあ
の頂点に立ちました。
登山口は西区西野にある札幌西陵高校の脇の小道を辿って簡易舗装されたかなり急な登り道を車で上がります。
かなり山中に入ったところで右手に「五天山登山口」と記された石柱が目に入ります。注意していないと見逃す恐れがある石柱です。その石柱のところで右折するとロープが張られてあってそれ以上前へ進むことはできません。
※ 道端に「五天山登山口」の石柱が立っていました。
車は路上に2台くらい駐車可能でしょうか。私が行ったときには誰もいなく、私の車だけでした。ここまで私の住居から約9kmありました。
※ 我が愛車の前に進入禁止の綱が張ってあります。
9時35分、登山開始です。
最初は車止めのロープが張ってあったくらいですから、車が通れるような道が続きます。やがて「五天山神社」の建物や石仏などが立ち並ぶ境内に出ます。
※ 登り始めて直ぐに「五天山神社」がありました。
※ 境内には「馬頭観世音」の多数の石碑が…
そこからが本格的な登山道となり、急に道は人一人通るくらいの道幅になりました。
登山道の始めは山腹を蛇行するように緩やかに登っていきます。
登山道はけっして整備されているとは言い難く、踏み跡はあるものの立木が横たわっているところを跨いだり、潜ったりするところもありました。
※ 登山道は時にはこのようなところが…。前方のところは
潜って通り抜けました。
しばらくすると斜度が少しきつくなり登山らしさが出てきました。天候は晴天ですが木立に遮られて直射日光は浴びないのですが、湿度が高いため全身に汗が噴き出てきました。
※ 少し登山の雰囲気が出てきた登山道です。
そうした登りをしばらく続けたところ一つのピークに出ました。
目前には石の狛犬が配され、ブルーシートに包まれた祠らしきものがありました。後から調べてみると、どうやら五天山神社の「奥の院」と称されたところのようです。そしてこれもまた後付けですがそこが山頂だったようです。
※ 狛犬とブルーシートに覆われた祠「奥の院」です。
しかし山頂の印も見当たらず、道もまだ続いていたためにさらに前進しました。道は一度大きく下り、再び登ります。下り、そして登ること約5分、人が2~3人しか立てないようなピークに達しました。
※ 私が頂上と思い込んでいた第二のピークです。先に道はありません。
その向こうにはもう道は無く、足がすくんでしまうような崖になっています。私はそこを山頂と思い込み、そこからの景観をカメラに収めました。
※ 第二のピークから西野の住宅街が箱庭のように見えます。
五天山はもともと砕石に適した安山岩が産出された山で、砕石事業で山の南側が大きく削り取られ崖状になっています。
その崖の下は削り取られた跡地にできた広大な土地に「五天山公園」が造成され昨年オープンしました。
眼下にはその公園で楽しむ多くの市民が豆粒のように見えました。
※ 眼下に広がる昨年完成したばかりの「五天山公園」です。
誰もいない山頂(?)は腰を下ろすような適当な所もなく、下を見れば足がすくむような光景に早々と下山を始めた私でした。
【五天山 登山データー】
標 高 303m
駐車場 路上に2台くらい可能?
行 程 登山口→(15分)→ 一度目のピーク(祠?そして狛犬)→(5分)→山頂
時 間 登山(約20分)、下山(約15分)
登山日 ‘10/06/19