奇しくも昨日、鳩山首相が退陣しました。先週土曜日(29日)「朝日・HTB北海道フォーラム2010」で「政権交代250日~民主党政権と日本の将来」と題するフォーラムに耳を傾けたばかりでした 。
政治のことについて特別関心がある方ではありません。どちらかといえば疎い方なのですが、テーマがタイムリーだったこともあり、会場の共済ホールに足を運んでみました。
私同様皆さんの関心も高かったらしく会場はほぼ満員の状況でした。
フォーラムに登壇したのは、
◆峰崎 直樹 氏(民主党 財務副大臣)
◆山口 二郎 氏(北大法学部教授)
◆若宮 啓文 氏(朝日新聞コラムニスト)
の三人で、宮田 謙一 氏(朝日新聞ジャーナリスト学校事務局長)がコーディネーターを務めました。
3時間にわたったフォーラムは、第Ⅰ部「鳩山政権の政策検証・政権評価」、第Ⅱ部「政界再編と参院選展望」に分けて、およそ3時間にわたって熱っぽく論じられました。
個々の発言についての紹介は避けますが、総体として印象に残った何点かについて記すことにします。

※ コーディネーターの宮田氏(左側)と、パネリストの峰崎氏(右側)です。
一つは、峰崎氏はもちろんのこと、三氏共に8カ月前は政権交代を望み、民主党政権の誕生を歓迎した人たちだったということです。それから8カ月が経った今、各氏ニュアンスは違うものの、失望や失敗だったことを隠しませんでした。(峰崎氏は苦しい立場でしたが…)
二つ目は、民主党政権の危機的状況を招いたのはもちろん鳩山首相自身の言動・姿勢にあることは論を待ちませんが、小沢幹事長の存在が一層の国民不信を招いているという認識について三者が異口同音に語っていたことです。中には小沢幹事長が退場することで民主党の再生が期待できると語った方もいました。
三点目は、これも三者とも参院選まで、あるいは現時点での辞任はないとしたことです。ただ、峰崎氏は政治家がよく口にする「政治の世界は何が起こるか分からない」と口にしたことでした。そのことが今となっては現実となってしまったということです。

※ パネリストの山口氏(左側)と、若宮氏(右側)です。
今回の政変については、それぞれ感想がおありでしょうから、私はあえてコメントを避けたいと思います。
ただ一つ、この数カ月マスコミの集中攻撃を受ける鳩山首相を見ていて、国のトップに立つということがいかに大変なことなのか、ということを感じながらこの間の政界を見ていました。
政治のことについて特別関心がある方ではありません。どちらかといえば疎い方なのですが、テーマがタイムリーだったこともあり、会場の共済ホールに足を運んでみました。
私同様皆さんの関心も高かったらしく会場はほぼ満員の状況でした。
フォーラムに登壇したのは、
◆峰崎 直樹 氏(民主党 財務副大臣)
◆山口 二郎 氏(北大法学部教授)
◆若宮 啓文 氏(朝日新聞コラムニスト)
の三人で、宮田 謙一 氏(朝日新聞ジャーナリスト学校事務局長)がコーディネーターを務めました。

3時間にわたったフォーラムは、第Ⅰ部「鳩山政権の政策検証・政権評価」、第Ⅱ部「政界再編と参院選展望」に分けて、およそ3時間にわたって熱っぽく論じられました。
個々の発言についての紹介は避けますが、総体として印象に残った何点かについて記すことにします。

※ コーディネーターの宮田氏(左側)と、パネリストの峰崎氏(右側)です。
一つは、峰崎氏はもちろんのこと、三氏共に8カ月前は政権交代を望み、民主党政権の誕生を歓迎した人たちだったということです。それから8カ月が経った今、各氏ニュアンスは違うものの、失望や失敗だったことを隠しませんでした。(峰崎氏は苦しい立場でしたが…)
二つ目は、民主党政権の危機的状況を招いたのはもちろん鳩山首相自身の言動・姿勢にあることは論を待ちませんが、小沢幹事長の存在が一層の国民不信を招いているという認識について三者が異口同音に語っていたことです。中には小沢幹事長が退場することで民主党の再生が期待できると語った方もいました。
三点目は、これも三者とも参院選まで、あるいは現時点での辞任はないとしたことです。ただ、峰崎氏は政治家がよく口にする「政治の世界は何が起こるか分からない」と口にしたことでした。そのことが今となっては現実となってしまったということです。

※ パネリストの山口氏(左側)と、若宮氏(右側)です。
今回の政変については、それぞれ感想がおありでしょうから、私はあえてコメントを避けたいと思います。
ただ一つ、この数カ月マスコミの集中攻撃を受ける鳩山首相を見ていて、国のトップに立つということがいかに大変なことなのか、ということを感じながらこの間の政界を見ていました。