登別温泉近くのカルルス温泉に来ています。所属する某団体の観楓会でやってきました。道中秋は深まっていましたが、紅葉にはまだ少し早かったようです。
みぞれ混じりの雨が降っていたかと思うと、陽光が眩しく輝くなど、目まぐるしく変わる天候の中、観楓会の一日目の行動を終え、宿泊する温泉ホテルに着きました。
今日の行程は、「札幌」~「支笏湖」~「旧大滝村三階の滝」~「優徳 きのこ王国」~「登別温泉散策」~「カルルス温泉」という行程でした。
私が所属する某団体は毎年この時期に観楓会を実施していますが、今年はここカルルス温泉に宿泊し、明日は苫小牧周辺の観光をして帰ります。
私は3年前から団体の厚生部を担当しているため、本人の意向とは関係なく毎年参加が義務付けられていて、道中参加者のお世話をしなければなりません。
お世話そのものは大したことではなく、私自身も大いに旅を楽しんでいます。
私の中で、今日のメインは登別温泉の地獄谷を含めた周辺を散策するウォーキングでした。何だよ!旅に出てまでウォーキングかよ、と言わないでください。
自分の足で歩いてその地を感ずることが最もその地を理解する手段として優れているのではないかと私は思っているのですが…。(私はそうしてその地を見ることをアリンコの目線と称しています)
※ ご存知登別温泉の象徴「地獄谷」です。
今日、私は「地獄谷」、「大湯沼」、そして高浜虚子の歌碑を含めた歌碑を巡るコースを参加者を案内する形で歩きました。
その中で私の印象に残ったのは「大湯沼」でした。
登別でよく知られているのは「地獄谷」ですが、「大湯沼」は地熱で温められた水が温水となって沼状に貯えられているところです。
登別温泉について疎かった私にとっては「地獄谷」の存在しか知らなかったのですが、「大湯沼」は温水をたたえた光景が地獄谷以上の魅力を私に魅せてくれました。
※こちらが水をたたえ、噴煙も上げる「大湯沼」です。
「地獄谷」という迫力あるネーミングは大いに人を魅了しますが、私には「大湯沼」の方が魅力ある光景と映りました。どちらも異空間という意味では素晴らしい光景ですが…。