前福島県知事の佐藤栄佐久氏の話を聴くため会場の札幌大学まで足を延ばしました。佐藤氏は国の原子力政策を激しく非難しました。その思いが強いためか話が拡散する傾向にあったことが残念でした…。
物見高い私は今「時の人」の一人でもある佐藤栄佐久氏を話を聴いてみようと思い遠い会場まで足を運びました。佐藤氏は札幌大学で開かれていた唯物論研究協会の大会の特別講演の講師として招かれました。
佐藤氏については、福島県知事として在職同時から国の原子力政策を批判してきた人であり、任期途中に実弟が経営する会社がその立場を利用して不正を働いたかどで逮捕されたことで、五期目途中で知事を辞職され、その後ご自身も逮捕されるという経験をされた方として知っていました。(この事件について氏は検察のでっち上げであると批判している)

演題は「原子力と地方自治 ~自治体の首長として~」というものでしたが、講演時間がわずか1時間という制約が佐藤氏には厳しかったようでした。
佐藤氏には、あれも話したい、これも話したい、という思いがあったようです。
1時間という制約の中で、主に3点について話されました。
一つは、受講者に佐藤氏自身を知ってほしいという思いからか、氏の来歴を話されました。
二つ目は、東日本大震災の被災状況についてです。
そして三つ目が、氏が福島県知事として、いかにふるさと福島を住みよい福島にするかに腐心健闘する中、福島原発の在り方に疑問を感じ、国の原子力政策を批判するようになった過程をお話しされました。
以上の内容を1時間で話そうとするには無理があります。
氏は早口で多くの内容を伝えたいとの思いがあったようですが、話があちこちに飛びすぎてしまい、焦点が絞りきれていなかったという印象が残りました。
氏は講演の中で二度ほど「うつくしま ふくしま」という言葉を用いました。氏の知事在職時代に創られたスローガンであろうと思います。
ふる里福島を美しいふる里にしようと知事として腐心する中、その前に原子力問題が立ちはだかったのでしょう。そして佐藤氏は任期途中でその座を追われることになってしまいました。
私などの一介の市民がその真相を知ることなどはとてもできませんが、ふる里を愛し続けた佐藤氏が任期途中でその座を去らなければならなった無念を思いました。
物見高い私は今「時の人」の一人でもある佐藤栄佐久氏を話を聴いてみようと思い遠い会場まで足を運びました。佐藤氏は札幌大学で開かれていた唯物論研究協会の大会の特別講演の講師として招かれました。
佐藤氏については、福島県知事として在職同時から国の原子力政策を批判してきた人であり、任期途中に実弟が経営する会社がその立場を利用して不正を働いたかどで逮捕されたことで、五期目途中で知事を辞職され、その後ご自身も逮捕されるという経験をされた方として知っていました。(この事件について氏は検察のでっち上げであると批判している)

演題は「原子力と地方自治 ~自治体の首長として~」というものでしたが、講演時間がわずか1時間という制約が佐藤氏には厳しかったようでした。
佐藤氏には、あれも話したい、これも話したい、という思いがあったようです。
1時間という制約の中で、主に3点について話されました。
一つは、受講者に佐藤氏自身を知ってほしいという思いからか、氏の来歴を話されました。
二つ目は、東日本大震災の被災状況についてです。
そして三つ目が、氏が福島県知事として、いかにふるさと福島を住みよい福島にするかに腐心健闘する中、福島原発の在り方に疑問を感じ、国の原子力政策を批判するようになった過程をお話しされました。
以上の内容を1時間で話そうとするには無理があります。
氏は早口で多くの内容を伝えたいとの思いがあったようですが、話があちこちに飛びすぎてしまい、焦点が絞りきれていなかったという印象が残りました。
氏は講演の中で二度ほど「うつくしま ふくしま」という言葉を用いました。氏の知事在職時代に創られたスローガンであろうと思います。
ふる里福島を美しいふる里にしようと知事として腐心する中、その前に原子力問題が立ちはだかったのでしょう。そして佐藤氏は任期途中でその座を追われることになってしまいました。
私などの一介の市民がその真相を知ることなどはとてもできませんが、ふる里を愛し続けた佐藤氏が任期途中でその座を去らなければならなった無念を思いました。