日本酒はあまり得意ではない私ですが、友人に誘われて参加してきました。すっかり酔いが回った中でこのブログを作成していることをお許しください。
二日続けての札幌ウォークのレポートでは食傷気味でしょう…。そこで今帰ってきたばかりの「北海道地酒フェア 2011 in 札幌」についてレポートすることにします。
この地酒フェアについては道新ぶんぶんクラブの告知で知り、友人に勧められて応募しました。
幸い少ない当選確率を通過し、友人と私は参加の権利を得ました。といっても通常3,000円のチケットが2,800円で購入できるという特権が与えられただけのものでしたが…。
※ 代表者による鏡割りでフェアは始まりました。というよりその前から飲み始めている人が多かったのですが…。
会場の京王プラザホテルに行ってみると、日本酒好きの老若男女がたくさん集まっていました。フェアの仕組みを説明すると、受付で1,000円分のチケットが渡されます。そして席は予め指定されていて、そこにナプキンなどと共に「おつまみ弁当」が用意されていました。参加者は各酒造メーカーのブースに行き、銘柄を指定して50mlくらいのカップにお酒を受け取るという仕組みです。
※ 開宴を祝して会場いっぱいに太鼓の音が響き渡りました。
パンフレットによると参加者はちょうど500人。両脇には北海道の地酒メーカー14社がそれぞれブースを設置して、自社のお酒を揃えて来客を待っています。
※ 会場の両脇にはこのように各酒造メーカーのブースが並びました。
開会セレモニーが終えるのを待つのももどかしく、私は栗山町の小林酒造のブースに急ぎました。というのも、今年初め小林酒造の蔵元を訪ねた時に試飲した大吟醸の味が忘れられなかったからです。
その後、私は国稀酒造(増毛)、北の勝(根室)、山二わたなべ(小樽)、高砂酒造(旭川)、札幌酒精工業の焼酎などを次々と試飲しました。
正直言って酒通ではない私にはそれほど味の違いは分かりませんでしたが、いくら50ml程度とはいえ、かなりの酔い機嫌になってしまいました。
※ 日本酒ということで“和”の雰囲気を醸し出そうとしたのでしょう、琴の音色が響いていました。
「おつまみ弁当」も内容はなかなかのもの…。
それにしても一緒に行った友人と語り合ったのですが、女性の姿がとても目立っていたことに隔世の感でした。私の感覚が古いのかもしれません。
※ 「おつまみ弁当」の名に相応しくないくらい立派なおつまみでした。
この地酒フェアは、酒通にとってはたまらない企画だったのかもしれません。そして、私のようにお酒の価値を分からない者にとってもなかなか楽しいひと時だったことは間違いありません。