現在、札幌市内各所で展示されている彫刻家安田侃氏の彫刻について解説してくれるという催しに参加したのだが…
時系列的には前後してしまいましたが、10月1日(土)に安田侃 野外彫刻展の解説ツアーに参加しました。安田侃の彫刻をより良く(深く)理解したいと思ったからでした。
解説ツアーといっても歩いて負担のかからない範囲の彫刻を1時間程度巡るというものです。この日はBコースということで北海道庁赤レンガ庁舎から、日本生命札幌ビル、札幌駅前地下歩行空間、大通公園に展示されている12点を巡るものでした。
午後1時、集合場所の道庁赤レンガ庁舎前に行ってみると多くの中高年の人たちが集まっていました。目立つのはご婦人たちです。7~80人はいたかと思われる参加者の中の4/5は女性でした。(いつも思うのだが、女性の学ぶ意欲?恐るべしといった感である)

※ 集合場所の赤レンガ庁舎前に展示された「帰門」の間から赤レンガ庁舎をねらった一枚です。
雨模様の中、解説ツアーが始まりました。
しかし、正直に言って私はこの解説ツアーにはガッカリしました。
解説役の女性は彼女自身の言葉で解説するのではなく、用意したペーパーを滔々と読み上げるだけだったのです。
私は美術に造詣の深い方が私たち素人に作品を鑑賞するヒントのようなものを与えてくれるのではと期待していました。
しかし、彼女はどうやら単に彫刻展の事務局に勤めている人という感じの人でした。

※ 駅前地下歩行空間に設置された「天秘」の前で説明を聞く参加者です。
私はガッカリしながらも、彼女が読み上げる文章を懸命にメモしよう試みたのですが、それも早口に読み上げる文章を文字に落とすのは難しいことでした…。
結局、私が分かったことは安田氏が自らの作品についてはコメントをしていないということだけでした。そのことは安田氏の講演会でも彼の口から「作品を観た人が自由に作品を感じてほしい」と述べていたことと相通ずることです。
つまり、安田氏の抽象彫刻は解説など聞かずとも、自分自身の感性で自由に感ずればそれでよしということのようです。
私は後日開催されるAコースの解説ツアーも参加しようと考えていたのですが、止めることにしました。

※ 外は雨でした。大通公園4丁目の作品「真無」の前で…
一緒に参加していた多くの参加者たちは満足したのかなぁ…。
時系列的には前後してしまいましたが、10月1日(土)に安田侃 野外彫刻展の解説ツアーに参加しました。安田侃の彫刻をより良く(深く)理解したいと思ったからでした。
解説ツアーといっても歩いて負担のかからない範囲の彫刻を1時間程度巡るというものです。この日はBコースということで北海道庁赤レンガ庁舎から、日本生命札幌ビル、札幌駅前地下歩行空間、大通公園に展示されている12点を巡るものでした。
午後1時、集合場所の道庁赤レンガ庁舎前に行ってみると多くの中高年の人たちが集まっていました。目立つのはご婦人たちです。7~80人はいたかと思われる参加者の中の4/5は女性でした。(いつも思うのだが、女性の学ぶ意欲?恐るべしといった感である)

※ 集合場所の赤レンガ庁舎前に展示された「帰門」の間から赤レンガ庁舎をねらった一枚です。
雨模様の中、解説ツアーが始まりました。
しかし、正直に言って私はこの解説ツアーにはガッカリしました。
解説役の女性は彼女自身の言葉で解説するのではなく、用意したペーパーを滔々と読み上げるだけだったのです。
私は美術に造詣の深い方が私たち素人に作品を鑑賞するヒントのようなものを与えてくれるのではと期待していました。
しかし、彼女はどうやら単に彫刻展の事務局に勤めている人という感じの人でした。

※ 駅前地下歩行空間に設置された「天秘」の前で説明を聞く参加者です。
私はガッカリしながらも、彼女が読み上げる文章を懸命にメモしよう試みたのですが、それも早口に読み上げる文章を文字に落とすのは難しいことでした…。
結局、私が分かったことは安田氏が自らの作品についてはコメントをしていないということだけでした。そのことは安田氏の講演会でも彼の口から「作品を観た人が自由に作品を感じてほしい」と述べていたことと相通ずることです。
つまり、安田氏の抽象彫刻は解説など聞かずとも、自分自身の感性で自由に感ずればそれでよしということのようです。
私は後日開催されるAコースの解説ツアーも参加しようと考えていたのですが、止めることにしました。

※ 外は雨でした。大通公園4丁目の作品「真無」の前で…
一緒に参加していた多くの参加者たちは満足したのかなぁ…。