古都京都は神社仏閣が集中している宗教都市としてあまりにも有名である。しかし、私にとっては修学旅行で訪れたくらいで、縁遠い都市ということもあり、京都の文化財について疎いところがあった。今回の学習で少しは整理できた思いである?
※ 龍安寺の石庭です。
私が学ぶ「めだかの学校」で久しぶりに「日本の世界遺産」を取り上げた。
2月22日(月)の「めだかの学校」は「日本の世界遺産 古都京都の文化財」というDVDを2本視聴した。
※ 金閣寺とは対照的に落ち着いた佇まいが印象的な銀閣寺です。
京都市が世界文化遺産に登録されたのは1994年のことで、日本では5件目の登録と云うことだ。その際登録されたのは、京都市をはじめ、宇治市、滋賀県大津市に存在する17の神社仏閣等を「古都京都の文化財」として登録されたということである。
その17件とは、
(1)上賀茂神社 (賀茂別雷神社)
(2)下鴨神社 (賀茂御祖神社)
(3)東寺 (教王護国寺)
(4)清水寺
(5)延暦寺 (比叡山境内全てを含む)
(6)醍醐寺 (院家寺院の三宝院を含む)
(7)仁和寺 (別称:御室御所)
(8)平等院 (宇治市在)
(9)宇治上神社 (宇治市在)
(10)高山寺
(11)西芳寺 (別称:苔寺)
(12)天龍寺
(13)金閣寺 (別称:鹿苑寺)
(14)銀閣寺 (別称:慈照寺)
(15)龍安寺 (石庭が世界的に有名)
(16)西本願寺
(17)二条城
という17件であるが、私は恥ずかしながら名前さえ認識していなかったものがたくさんあった。
今回の講座では、2本のDVDを視聴したが、17件の中から「日本の世界遺産 古都京都の文化財 1」で天龍寺、龍安寺、銀閣寺、金閣寺、二条城、仁和寺の6件を、「日本の世界遺産 古都京都の文化財 2」で上賀茂神社、下鴨神社、宇治上神社、東寺、清水寺、西本願寺、延暦寺の8件が取り上げられた。
※ 苔寺として有名な西芳寺の庭園です。
その中で、私の印象に残ったのは龍安寺の石庭と、銀閣寺の落ち着いた佇まいであった。
両者は共に、日本独特の侘び寂びの世界を表現していて、日本の伝統文化の良さを体現していると思った。私も枯れてきた証拠か?
私の印象の中に「日本の世界遺産 古都京都の文化財 2」が入っていないのは、不覚にもちょっと舟を漕いでしまったためである。
というのも、DVDのナレーションが窪田等さんだったことが大きい。彼のナレーションはTBS系列の「情熱大陸」が有名である。彼の柔らかく、包み込むように声質に私はぞっこんなのである。「情熱大陸」をこよなく愛する理由の半分は彼のナレーションを聴くためだといって良いほどである。そんな彼のナレーションを暗くなった空間で聴いたとき、思わず夢の世界に惹き込まれてしまった私だった…。不覚である。