彼女たち自身が語るようにピアノ、フルート、ヴァイオリン、クラリネット、マリンバ・パーカッションという珍しい編成のアンサンブルグループである。そのアンサンブルで耳慣れたクラシックの人気曲を次々と聴かせてくれた。
※ 演奏グループPALLETのHPにアップされていたユニークな5人の自画像です。
2月13日(土)午後、道立三岸好太郎美術館において恒例のミニ・リサイタルが開催され、参加した。三岸好太郎美術館でのミニ・リサイタルは1990年から始めて、今回がちょうど200回目の開催だという。
今回の演奏者は、札幌大谷大学音楽学部の卒業生で結成したPALLET(パレット)という5人のアンサンブルグループだった。
リード文でも触れたが、その編成が珍しかった。クラシックの場合、弦楽器なら弦楽器だけで、管楽器なら管楽器だけで編成する場合が多い。PALLETの場合は、その両者が入った上にマリンバという打楽器を入れたところが珍しい。
私の耳には、マリンバの低音が非常に効果的に聴こえてきた。
そのPALLEというグループ名について、彼女らはHPで「様々な音色が溶け合い、自分達ならではの新しい音色を奏でたい…」と、そのネーミングに込められた思いを語っている。
※ 会場は当然写真はNGです。開演前に会場の雰囲気を写してみました。
当日のプログラムを紹介すると、
◇ショパン/華麗なる大円舞曲
◇モーツァルト/アイネクライネナハトムジーク 第1楽章、第2楽章
◇オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」序曲
◇モンティ/チャルダッシュ 〔ヴァイオリン〕
◇ビゼー/組曲《アルルの女》より メヌエット 〔フルート〕
◇ポーランド民謡/クラリネットポルカ 〔クラリネット〕
◇ベートーヴェン/悲愴 〔ピアノ〕
◇ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より 剣の舞 〔マリンバ〕
◇チャイコフスキー/くるみ割り人形
以上のラインナップを見ると、クラシックを苦手としている方でも「聴いてみたい」と思われるのではないだろうか? 〔 〕は、記してある楽器がメインを務めた曲である。
彼女らの実力のほどは素人の私が評価するわけにはいかないが、十分に聴かせるだけの音を兼ね備えた方々であると思う。その証拠にヴァイオリンを志した方が必ずといって良いほど取り組む難曲「チャルダッシュ」をリーダー格である(?)伊藤香織さんが無難に弾きこなしていたように聴こえてきたからである。
※ 彼女たちのHPに演奏中の写真があったので拝借しました。
彼女らは珍しい編成であるがために、編曲を自分たちで手掛けているということだった。先にも記したマリンバの音を効果的に入れるなど、なかなかの実力の持ち主たちである。
選曲に見られるように、ポピュラーな曲を準備して幼稚園、小学校、施設などで演奏活動を行っているというが、きっと子どもたちからも大歓迎されているのでは、と想像された。
耳慣れた人気のクラシック曲を楽しく聴くことができたミニ・リサイタルだった。
※ 演奏グループPALLETのHPにアップされていたユニークな5人の自画像です。
2月13日(土)午後、道立三岸好太郎美術館において恒例のミニ・リサイタルが開催され、参加した。三岸好太郎美術館でのミニ・リサイタルは1990年から始めて、今回がちょうど200回目の開催だという。
今回の演奏者は、札幌大谷大学音楽学部の卒業生で結成したPALLET(パレット)という5人のアンサンブルグループだった。
リード文でも触れたが、その編成が珍しかった。クラシックの場合、弦楽器なら弦楽器だけで、管楽器なら管楽器だけで編成する場合が多い。PALLETの場合は、その両者が入った上にマリンバという打楽器を入れたところが珍しい。
私の耳には、マリンバの低音が非常に効果的に聴こえてきた。
そのPALLEというグループ名について、彼女らはHPで「様々な音色が溶け合い、自分達ならではの新しい音色を奏でたい…」と、そのネーミングに込められた思いを語っている。
※ 会場は当然写真はNGです。開演前に会場の雰囲気を写してみました。
当日のプログラムを紹介すると、
◇ショパン/華麗なる大円舞曲
◇モーツァルト/アイネクライネナハトムジーク 第1楽章、第2楽章
◇オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」序曲
◇モンティ/チャルダッシュ 〔ヴァイオリン〕
◇ビゼー/組曲《アルルの女》より メヌエット 〔フルート〕
◇ポーランド民謡/クラリネットポルカ 〔クラリネット〕
◇ベートーヴェン/悲愴 〔ピアノ〕
◇ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より 剣の舞 〔マリンバ〕
◇チャイコフスキー/くるみ割り人形
以上のラインナップを見ると、クラシックを苦手としている方でも「聴いてみたい」と思われるのではないだろうか? 〔 〕は、記してある楽器がメインを務めた曲である。
彼女らの実力のほどは素人の私が評価するわけにはいかないが、十分に聴かせるだけの音を兼ね備えた方々であると思う。その証拠にヴァイオリンを志した方が必ずといって良いほど取り組む難曲「チャルダッシュ」をリーダー格である(?)伊藤香織さんが無難に弾きこなしていたように聴こえてきたからである。
※ 彼女たちのHPに演奏中の写真があったので拝借しました。
彼女らは珍しい編成であるがために、編曲を自分たちで手掛けているということだった。先にも記したマリンバの音を効果的に入れるなど、なかなかの実力の持ち主たちである。
選曲に見られるように、ポピュラーな曲を準備して幼稚園、小学校、施設などで演奏活動を行っているというが、きっと子どもたちからも大歓迎されているのでは、と想像された。
耳慣れた人気のクラシック曲を楽しく聴くことができたミニ・リサイタルだった。