日本ハムファイターズの新球場がどこに決定するのか、ファンならずとも気になるところである。その新球場を真駒内に招致しようとするフォーラムなのでは、と思い遠く真駒内まで出向いてみたのだが…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/76/59f02900d665c3529c4a3b1ab79d6573.jpg)
※ 開会前の場内が暗い中で写したものですが、フォーラムのテーマが映し出されていました。
今日(11日)午後、真駒内の北海道青少年会館において、さっぽろ商店街わくわく応援団が主催する「新球場建設構想フォーラム in まこまない」が開催されると聞いて参加した。さっぽろ商店街わくわく応援団とは、札幌市商店街振興組合連合会という全市的な組織で作る日ハム応援団のようである。
それほどコアな日ハムファンではない私だが、新球場問題については「やはり札幌に残ってほしいなぁ」という思いをもちながら参加した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5b/826fc3791ca9e4f88fec86361475f615.jpg)
※ 会場の北海道青少年会館の大ホールです。開会のかなり前のため空席だらけですが、実際はほぼ満席状態でした。
フォーラムのテーマは「もし『南区』に新球場が出来たら素敵なまちになれるかな?」というもので、構成(プログラム)は次のようになっていた。
◆基調講演1 「共創時代が生みだすスタジアムと都市の新たな関係」
~Society5.0による北海道の未来社会創造~
(株)スポーツファシリティ研究所代表 上林 功 氏
◆基調講演2 「みんなが住みたくなるまちを目指して!~協働によるまち育て~」
北星学園大学経済学部教授 鈴木 克典 氏
◆「真駒内公園」での新球場検討状況報告
◇札幌市 まちづくり政策局プロジェクト担当部長 村瀬 利英 氏
◇(株)北海道日本ハムファイターズ 事業統轄本部長 前沢 賢 氏
事業統轄副本部長 三谷 仁志 氏
◆公開意見交換会 ~「真駒内公園」における新球場建設構想~
といった構成だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e2/010cfbb206ec3297962c88eb9af195cf.jpg)
※ 主催者はこうしたポスターを作成して、札幌招致をアピールしているようです。
参加してみた印象は、「わざわざ行く必要があったかなぁ?」というのが率直な印象である。
というのも、基調講演のお二人の話は、真駒内案を後押しするという趣旨ではなく、真駒内案が実現するとしたら、ということであってお二人とも中立的立場を侵すものではなかった。
また、日本ハム球団と対峙して札幌市に新球場を招致する立場の札幌市は、これまでの日本ハム球団との交渉に当たって、市として過誤なくコトに当たってきたと説明するだけだった。
一方の当事者である日本ハム球団は、球団の理念(sports community)を実現するためには現球場(札幌ドーム)では実現が不可能なために新球場建設を決意したと述べるに止めるだけで、そのためには真駒内が相応しいのか、北広島が適しているのかについては、もちろん何の示唆も与えてくれなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fd/1348e8c110b028f3be593821c8adce6a.jpg)
※ 写真はNGでしたが、一枚だけ会場の雰囲気を伝えるために写させてもらいました。意見交換会の様子です。
最後の意見交換会も、私から見ると形式的なものから抜け出たものとは思えず、意味のある時間とはとても思えなかった。
考えてみれば、こうしたことは事前から予想できたことではあったのだが…。それでもこうした機会をつくってくれた主催者には感謝しなければならないだろう。
ただ、基調講演のお二方のお話を伺っていると、「果たして真駒内は二人が主張するような理想的な球場づくりが可能なのだろうか?」と若干思ってしまったのだが…。
中途半端なレポになってしまったが、主催者からウェブ上にこの話題を載せることに対する牽制のようなものがあったので、このあたりにとどめたい。
ただ、上林氏の基調講演はとても興味ある内容だったので、機会を見つけてレポしたいと思っている。
なお、情報として2月16日を目途に札幌市のホームページにフォーラムの内容が掲載されるとお聞きした。そちらを注目してみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/76/59f02900d665c3529c4a3b1ab79d6573.jpg)
※ 開会前の場内が暗い中で写したものですが、フォーラムのテーマが映し出されていました。
今日(11日)午後、真駒内の北海道青少年会館において、さっぽろ商店街わくわく応援団が主催する「新球場建設構想フォーラム in まこまない」が開催されると聞いて参加した。さっぽろ商店街わくわく応援団とは、札幌市商店街振興組合連合会という全市的な組織で作る日ハム応援団のようである。
それほどコアな日ハムファンではない私だが、新球場問題については「やはり札幌に残ってほしいなぁ」という思いをもちながら参加した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5b/826fc3791ca9e4f88fec86361475f615.jpg)
※ 会場の北海道青少年会館の大ホールです。開会のかなり前のため空席だらけですが、実際はほぼ満席状態でした。
フォーラムのテーマは「もし『南区』に新球場が出来たら素敵なまちになれるかな?」というもので、構成(プログラム)は次のようになっていた。
◆基調講演1 「共創時代が生みだすスタジアムと都市の新たな関係」
~Society5.0による北海道の未来社会創造~
(株)スポーツファシリティ研究所代表 上林 功 氏
◆基調講演2 「みんなが住みたくなるまちを目指して!~協働によるまち育て~」
北星学園大学経済学部教授 鈴木 克典 氏
◆「真駒内公園」での新球場検討状況報告
◇札幌市 まちづくり政策局プロジェクト担当部長 村瀬 利英 氏
◇(株)北海道日本ハムファイターズ 事業統轄本部長 前沢 賢 氏
事業統轄副本部長 三谷 仁志 氏
◆公開意見交換会 ~「真駒内公園」における新球場建設構想~
といった構成だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e2/010cfbb206ec3297962c88eb9af195cf.jpg)
※ 主催者はこうしたポスターを作成して、札幌招致をアピールしているようです。
参加してみた印象は、「わざわざ行く必要があったかなぁ?」というのが率直な印象である。
というのも、基調講演のお二人の話は、真駒内案を後押しするという趣旨ではなく、真駒内案が実現するとしたら、ということであってお二人とも中立的立場を侵すものではなかった。
また、日本ハム球団と対峙して札幌市に新球場を招致する立場の札幌市は、これまでの日本ハム球団との交渉に当たって、市として過誤なくコトに当たってきたと説明するだけだった。
一方の当事者である日本ハム球団は、球団の理念(sports community)を実現するためには現球場(札幌ドーム)では実現が不可能なために新球場建設を決意したと述べるに止めるだけで、そのためには真駒内が相応しいのか、北広島が適しているのかについては、もちろん何の示唆も与えてくれなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/fd/1348e8c110b028f3be593821c8adce6a.jpg)
※ 写真はNGでしたが、一枚だけ会場の雰囲気を伝えるために写させてもらいました。意見交換会の様子です。
最後の意見交換会も、私から見ると形式的なものから抜け出たものとは思えず、意味のある時間とはとても思えなかった。
考えてみれば、こうしたことは事前から予想できたことではあったのだが…。それでもこうした機会をつくってくれた主催者には感謝しなければならないだろう。
ただ、基調講演のお二方のお話を伺っていると、「果たして真駒内は二人が主張するような理想的な球場づくりが可能なのだろうか?」と若干思ってしまったのだが…。
中途半端なレポになってしまったが、主催者からウェブ上にこの話題を載せることに対する牽制のようなものがあったので、このあたりにとどめたい。
ただ、上林氏の基調講演はとても興味ある内容だったので、機会を見つけてレポしたいと思っている。
なお、情報として2月16日を目途に札幌市のホームページにフォーラムの内容が掲載されるとお聞きした。そちらを注目してみたい。