田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アンサンブルTutti マンドリンコンサート

2018-02-09 16:33:52 | ステージ & エンターテイメント
 けっこうキレがあるぞ!アンサンブルにも乱れがない!主婦が中心のアンサンブルとしては、とてもまとまった音を聴かせてくれるグループだった。 

                  
                  ※ マンドリンアンサンブルのイラスト図だが、このイラストは男性が入っていますが、実際は女性のみでした。

 2月8日(木)夕刻、ターミナルプラザことにパトスで「西区文化フェスタ2018」の一環として「アンサンブルTutti マンドリンコンサート」があると知り、好奇心の塊の田舎オヤジはのこのこと出かけた。

 ターミナルプラザことにパトスは、地下鉄「琴似駅」に直結した小さなホール(キャパ150人くらい?)である。
 午後6時、マンドリンやギターなどを手にした女性が静かにステージに登場した。
 資料によると、マンドリン8名、マンドラ4名、ギター6名、+指揮者の19名の主婦たち(と思われる)のグループである。
 グループ名Tutti(トウッテイ)とは、調べたところ音楽用語で「全員奏」という意味があるようである。グループ名どおり、演奏したすべての曲が全員奏で行われた。

 演奏した曲は、
 ◇慕情/S.Fain
 ◇パリの空の下/H.Giraud
 ◇この道・からたちの花/山田耕筰
 ◇宵待草/多忠亮
 ◇ワルツ~バレエ音楽「眠れる森の美女」より~/P.Tchaikovsky
 ◇愛の挨拶/E.Elgar
 ◇青春時代/森田公一
 ◇Fest Walzer/堀雅貴
 ◇情熱大陸/葉加瀬太郎
 ◇星の願いを/L.Harline
の10曲だった。

               
               ※ 最近のコンサートの写真はNGだが一枚だけ撮らせてもらった。個人が特定されないように注意したつもりです。

 演奏を聴いてTuttiは主婦のグループとしてはかなりのレベルのグループと感じた。3種の楽器のバランスもしっかりしていて、編曲の巧みさも感じられた。(編曲は指揮者の白井さんが担当しているようだ)
 「青春時代」や「情熱大陸」といったアップテンポの曲では、キレも感じられた。
 惜しむらくは、主婦であること、アマであること、の特徴かもしれないが、それぞれが控えめな演奏になっていたように思われた。
 いずれにしても、主婦のグループで十分に聴かせてくれる方々の存在を知ることができたことは琴似まで足を伸ばした意味があったコンサートだった。