今日は天晴れとしか言いようのない、絶好の釣り日和。
親子釣り大会ではないですが、「ひろせ川図鑑」という事業の一環としての貞山掘でのハゼ釣りに行って来ました。
ハゼはほとんど釣れず、釣れるのはハゼの仲間の「チチブ」がほとんど。5センチくらいの小さいのから10センチくらいのものまで、数は釣れました。
3歳くらいの女の子が何と20センチ以上もある大きなハゼを釣ったり、投げ釣りではマゴチも釣れたりしました。
そのとき使用した竿が写真の竿です。
これが100円の竿なのです。ダイソウの百均の商品です。
竹竿で3本つなぎです。3本で3メートルの長さ。つくりは雑といえば雑ですが、それにしても本物の竹製品です。つなぎ口にはちゃんと糸が巻かれているし、・・・・それで100円。
もちろん日本製品ではないと思います。アジア、中国かベトナム、台湾製品でしょうか。
100円で帰る商品の何と多いことか。これでいいのでしょうか。
安かろう悪かろうという商品は、消費者に拒否されたと思っていましたが、あまりにも安く手に入ってしまうと、故障しても、少し壊れたりしただけでも治そうとしたりはしないし、安いから壊れても仕方がないとすぐ諦めたり、また買えばいいやと思ったり、ものつくりの精神を破壊するだけではなく、それを使う人をも堕落させてしまうのではないでしょうか。
改めてものつくりとは何か、それが社会に、経済にどのような影響を与えるのか、そしてひいては人間の生活、精神にどのような影響を与えるのかじっくり考えてみる必要があると考えます。
「安ければいいのではない。」(あと5分、中途半端になってしまいました。)