写真は、日中共同声明が調印された後の日中双方の首脳が一堂に会したときの写真です。
田中首相、大平外相のほかに、二階堂進内閣官房長官も出席しています。3人とも既に鬼籍に入られました。
でも改めて当時のことを思い出してみると、いろいろな評価はあるとしても、あの頃の政治家は大物というか、いかにも政治家らしい政治家、本物の政治家といっていいのかもしれません。
とくに、小泉や安倍というどうしようもない日本国の恥としか言いようのない首相と比べてみると、比べることさえ憚れます。
どうしてこんなにも無責任で軽佻浮薄の人間が政治家(といえるのであれば)になったのでしょうか。国民が選んだんじゃないかといわれればそのとおりではありますが、・・・、やはり国民が国民だからだということになるのでしょうか。
であれば国民も政治家もともに衰退しているのではないかと思うのは思い上がりでしょうか。そう思う私がおかしいのでしょうか。
35年後の世界を見てみると、人類は文明は進歩、発展していますか。自信を持ってそういえますか。
相変わらず殺し合いをやっている人間に未来はあるのでしょうか。