鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

忘れていた、投網解禁

2014-08-04 15:47:51 | 広瀬川

 いやあ、すっかり忘れていました、いや忘れたがっていたというのがより正しいか?!広瀬川の投網の禁期間は7月1日から8月1日までとなっていて、つまりは8月2日からは投網が解禁ということになります。 

              (午前11時30分頃)

 

 ひどい話です。去年までは8月15日までは投網は禁止だったのです。それがなぜか理由もわからないのに、8月2日から投網漁もOKとなってしまいました。

                      

 改めて思うに、なぜ組合は2週間も解禁を早めたのか、なぜ県はそれを許可したのか? まさに時代に逆行そのものです。 いまや広瀬川や名取川には川漁師は、川の漁で生計を立てている人はいないはずです。

    

 そもそも稚鮎の放流からして、牛越橋の上流にたくさん放流しているのです。牛越橋の上流は7月1日の解禁日から投網解禁ですから。 放流の仕方からしておかしいと言わざるをえません。今更何を言っても仕方のないことですが。

 投網の解禁を遅らせることはあっても、早めるなんて時代の流れに逆行すること甚だしい!!自民党が支配する宮城県らしいと言えばそれまでですが、A級戦犯の孫の長州の安倍のように戦後を否定し、戦前に戻そうとするかのようです。あとで宮城県の担当課に強硬に文句を言ってやります。

 きのう午前中の澱橋上流の平瀬での鮎釣りを見、2匹掛けるのを目撃したnewoneとしては何としてもきょうきのうと同じ場所に入ってみないわけにはいかなくなってしまったのです。もしかして広瀬川に鮎が戻ってきたかもしれないということを確認するためにも竿を出さないわけにはいかなかったのです。9時50分です。

 

 でも掛かるのは上流から流れてくるゴミばかりでした。

 

 しかし9時50分に竿を出したすぐ投網の人を見てしまったのです。 嗚呼 ああ あゝ アア そうだった、もう広瀬川は投網漁が解禁になったのだと思い知らされたわけで、すっかり意気消沈してしまいました。こりゃ駄目だ、この辺はもう投網を打たれてしまったのだろうと思わざるをえません。

 きのうは投網の前か、投網をうってから大分時間が経ったからそこそこ鮎が釣れたのかもしれません。 もうここでは釣れることはないと思わないわけにはいきません。もう最初から負け戦です。自分でも情けないほどです。

 おまけにその投網の人は、後でnewoneが入ろうとしていた美術館下の岩盤の溝付近に入っていき、投網をぶちます。それを見ながら下流域の早瀬や平瀬でオトリ鮎を泳がせる切ない心境のnewoneでした。

 

 近くの女子高校生たちが憩いのために川に来ました、その隣の黒い服装の人が投網師です。

                     

             

 すこしずつ流芯の方に入っていき投網をぶちます。

       

 このあと彼は右岸側に渡り、右岸側から投網で攻めていきました。

 私は9時50分から竿を出しましたが、50分くらいで下流の瀬での釣りは諦めて、実績のある美術館下の岩盤の瀬、岩盤の溝に入ることにしました。

 ここは岩盤底で溝が狭く深く、投網を投げても鮎を捉えるのはかなり難しいだろうと判断したわけです。

 

 

 新しいオトリ鮎を取り出して背バリをつけて沈めます。ガツーンというう強烈な当たりはとても味わうことは不可能な感じでした。 やはり水量が少ないのだな、少なすぎる・・・。

 でも、でも、いるのですねさすがは天邪鬼の鮎です。 岩盤の溝のなかで2匹が絡み合う姿がはっきり見えました。 そのときはこんなに小さいとは感じなかったのですが、タモの鮎をみて、なんじゃあこれはと思わずつぶやいてしまいました。 それくらい小さかったのです。 天然遡上の鮎でしょう。14センチくらいかな。きれいな鮎ではありました。

             

  

 オトリを交換して深いところを泳がせました。予想以上によく泳いでくれました。でも追う鮎はいないようです。 オトリが小さいからことによると大きい鮎が掛かるかもしれないなんてあまいことを想像したりもしましたが、所詮は自分に都合のいい儚い希望の夢、叶うはずがありません。 11時10分で納竿です。 釣果チビ鮎1匹。

 

 今河原は今年度2回目の草刈り、除草を行っています。暑いのにご苦労さんです。すぐ伸びるんですよ、野生の草は。

 

 きょうの広瀬川の釣果はさいしょから決まっていたかのようでした。天も知っていました。こんな巨大な罰点を与えてくれました。

 

 もう広瀬川はお仕舞ですね、残念ながら・・・・・。

コメント (2)
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