鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

山形はまだ夏

2014-08-29 21:03:20 | 小国川

 今週は広瀬川では全く竿を出せなかったので、体が鈍りそう、気分転換も兼ねて山形は小国川へ行って来ました。

 関山トンネルを過ぎると空は青く、白い雲が夏を演出していました。嬉しくなってきます。

 S名人宅でオトリを購入。天然鮎は1匹600円となっていましたが、1000円で3匹というサービスでした。 営業しているのだから申し訳ないのですが、そういう時は甘んじて好意を受け取ることにしています。

 びっくりです、小国川は渇水です。異常渇水と言ってもいいかも。それくらい水量が少ない。雨が少ないのでしょうか。当然水は澄んでいます。 広瀬川とは雲泥の差。 東西でこうも違うものか。 そして小国川にはまだ夏が残っていました。

 

 その渇水の小国川、一関大橋下流のドチャラで泳がせ釣りをしている人がいました。少し見ていましたが、その間で2匹も掛けていました。 泳がせが上手なのか、鮎が追い気があるのか、何にしても広瀬川ではおよそ考えられません。

             

 一関大橋下流の鮎釣りはほとんどがこういう釣りスタイルです。右岸へチ狙いです。この人も1匹掛けていました。

 

 鮎はいます。渇水でもそれ相応に追うようです。少しやる気が出てきました。大丈夫、これなら少しは釣れるだろうと。

 最初に入ったところは私の大好きな場所「経壇原」です。 今年のダイワとシマノの鮎釣り大会ではここでいい思いをさせていただきました。

① 

 ② 

  ③ 

 ①と②で竿を出したのは、9時30分から11時10分の1時間40分。 写真には写っていませんが、上流と下流には2,3人の鮎釣り師が入っていました。 車のナンバーを見たら栃木県の方から来ている人もいました。ご苦労様です。那珂川はパッとしないのでしょうか?久慈川や鬼怒川もあるだろうに・・・。

 ここ経壇原は、小国川の水量が少なくなったとはいえ、全体に深さがあり、水量はある方だと思います。 大会を思い出しますが、大会の時は本当に右岸へチぎりぎりを狙って釣りをしましたが、きょうはそこまで徹底はせず、ヘチの手前の瀬を中心に狙いました。

 というのも数釣りよりも、いい型の鮎を釣りたいから。 ①②のところが空いていたのはラッキーでした。ここしか入るところがなかったのですが、5分も経たないうちに掛かりました。ただ大きさはちょっと不満ありというところ。17センチくらいか。 でも2回目以降は20から22センチくらいの小国川としてはかなり大きめな鮎が掛かりました。

 ただ不満だったのは当たりが何か弱いのです。 はっきりと手応えがあったのもありますが、半分近くは何か掛かったかなというくらいの当たりなのです。 それでもその後の引きは強いです。強引に引き抜くつもりでしたが、半分は少し下りながら慎重に抜きました。

 それといささか傲慢かもしれませんが、周りを見てみるとよく掛かっているのはnewone一人と言ってもいいくらいだったのはとっても嬉しかったですね。有頂天になってしまいます。人間ができていません、半人前ですね。

 そういうわけで9時30分から11時10分までに経壇原では8匹を取り込みました。オトリとあわせれば11匹、これなら鮎釣り大会の予選は楽々通過ですね。 ここを往復するなどして粘ればもっと掛かったのでしょうが、他の釣り人のようにnewoneは気が長くはないので、移動することにしました。  いい型でしょう。

 

             

                    

 

 移動したのは上流側の長沢堰堤下流の急瀬です。写真で見ると減水のため急瀬には見えないかもしれません。もっと水量があれば荒瀬になっているかもしれません。

 ④ 

        ⑤ 

 ⑥ 

 ⑥で最初の1匹が掛かったのですが、キャッチしてがっかり。 小さいのです。 経壇原での小さい鮎以上に小さい。その後は⑤を中心に攻めてみました。 その結果⑤で5匹も掛けてしまいました。 時間は11時40分から13時10分の1時間30分でキープは7匹でした。

                   

 ただすべて小さいのだなあ~。これが少々不満。しかも当たりは経壇原と同じく、はっきりと分からないのも多いのです。 でもその後の引きは型の割には強いのです。これは嬉しいことです。 根掛かりもなくて過ごせました。 根掛かりがないというのはとっても嬉しいものですし、ありがたいことです。

  

 下の写真はnewoneの下流域の様子です。右岸側にも写ってはいませんが、二人いました。当然上流域にも釣り人はいます。

       ⑦ 

 疲れを残さないように早目に納竿としました。 8+7=15匹に購入したオトリ3匹を加えると18匹となります。 珍しくすべてのオトリは元気印そのものでした。それで急遽この鮎全部をS名人に寄付しよう、いつもお世話になっているので、鮎で恩返ししようと思ったわけです。 我ながら殊勝なな心掛けです。

 少しでもオトリを多く確保しておいてもらえれば、それだけ長く鮎釣りもできるということになりますから。お互い様、ギブエンドテイクです。

 半日で15匹の釣果、newoneにとっては大いに満足な釣果であり、鮎と川に戯れてきました。


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