鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川の巨鮎釣り解禁か?

2014-08-18 16:36:31 | 広瀬川

 お盆の終盤は気温が低い日が続きました。 15日は24.3度、16日21.7度、きのう17日は23.3度が最高気温でした。 まあ、これも考え方によっては過ごしやすい日が続いたと言えないこともないですね。

 実はその涼しかったきのう17日、旧盆明けということで、満を持して川に入りました。 お盆期間中の14・15・16日は健気にも殺生はしないことにしました。 そして迎えたお盆明けの17日、オトリを買ってしまいました。

 いつものように河原に行く前は感じなかったのですが、河原に行ってみると予想に反して?蒸し暑いとは言えませんが、ムッとする空気が感じられました。 これは蒸し暑い天気となるかもしれない、もってこいの条件ではないかと内心嬉しかったのです。

 広瀬川もそろそろ釣れ出しておかしくない、いま釣れなければ今夏はずーと釣れない絶望的な広瀬川の鮎釣りになるだろう、お盆も終わったしそろそろ鮎たちも鮎釣り師の期待に応えてくれるのではないか、そんな希望的観測を勝手に持ったわけです。

 大きな鮎が釣れるとすればどの竿がいいか、すこし迷いましたが、昔のがまかつの Vintage V-Ⅱ 引き抜き急瀬9.0メートル にしました。

 1200円で2匹の養殖オトリを購入し、自宅で鮎釣りの正装に着替え、オトリは曳舟に入れての ”いざ出陣” です。 場所は我々昔からの住民が言っていた”松淵”の上流の瀬頭から平瀬です。

 一時いつも同じ人がガラガケで入っていましたが、この頃はどうしたのか、あまり見かけません。

 

 昔から?この場所が一番掛かっていたような、そんな気がするわけです。先入観かもしれませんが。

 

  霧雨や小雨が降り続くパッとしない天気です。 パッとしない天気だからこそこの場所が空いていたのかもしれません。 午前10時40分に竿を出しました。 もうこのころは仕掛けは頑丈さが一番ということで、複合メタルの0.1号を使っています。 下の付け糸も0.5号くらいの太い仕掛けです。

 そしたら5分後に強烈な当たりが伝わり、がまかつの竿をギュウーと曲げるのです。”来たあ~”と叫びながら(内心で)、竿を溜めて堪え、それから竿を立てて浅瀬の左岸の方に寄せつつ下ります。 いやあ、これが口掛かりでよかった。 これが背掛かりだったら瀬に入られて親子丼かもしれないと思いました。

 見てください!この養殖オトリとの鮎の大きさを。 この養殖オトリだって決して小さくはなかったのです。17,8センチはあります。それが子どものように見えてしまいます。

 

 5分後に1匹が掛かりました。無事取り込みました。 同じ養殖オトリを使ってほぼ同じところを泳がせました。 すると10分後、またしても強烈な当たりがあり、一気に下流の瀬に入ってしまいました。竿を伸されまいと慌てて下ったのですが遅かった、いとも簡単に”プッツン”です。 親子丼ぶり、今夏初の経験です。

 それからは下ることは極力しないように、竿を溜めに溜めて、一気に立てたら取り込むということに決意をし、広瀬川の巨鮎に向かうことにしました。 そういう方針で2匹取り込みました。 丁度竿の強さ、硬さがよかったのかもしれません。

 

                  

 天気は悪い、霧雨が降っていますし、気温も上がらない、でもその割には水温は冷たくはなかった、これがよかったです。助かりました。

 この広い?広瀬川で見える釣り人はnewone一人、投網の人もガラガケの人もいません。

 でも掛かった鮎を全部取り込んだとはとても言えません。 水中でのバレは3,4回、これはまあ仕方ないとしても、掛かり鮎のキャッチミスによる再放流(タモに入れなければならない鮎は掛かり鮎なのに、オトリ鮎を受けてしまう、愚かな行為)、掛かり鮎をキャッチしたのにタモの外のオトリ鮎のハナカンの糸が切れてしまったり、掛かったのにハリスが切られたり、そしてさっきの”親子丼”、もったいないことがいっぱいありました。

 ゴアテックスの合羽を着ていなかったので、やはり長いこと濡れていると寒くなってきます。風邪を引いてはもともこうもありません。 結局12時50分に納竿しました。 2時間10分の実釣で、キープは8匹でした。 でも今夏広瀬川では最高の釣果です。 寒くはなりましたが、鮎釣り師としての自我?は満足です。

 

 

 早速実測です。

 25センチクラスが3匹かな、あとは24センチと23センチクラスです。

              

 

 2匹は次のために活けてきました。だから数が合いません。 別角度から見るとこうです。

                  

 

 どうしてもタラレバの話しになりますが、掛かり鮎をすべてキャッチしていたら15匹くらいにはなりました。 ”ツ抜け”ができたはずです。 でも所詮"タラレバ"の話しですが。

 このまま広瀬川は大鮎の実質的な解禁を迎えることになるのでしょうか??

                                         乞う ご期待 ・・・・ 

コメント (2)
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