鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

六日目の広瀬川

2014-08-23 10:42:11 | 広瀬川

 (きょうはいつもより早くブログを書いています。)

 きのうの夕方から夜にかけて雨が降り雷鳴も鳴りましたが、心配するほどのことではなく、ほっと安心して寝たのですが、山の方ではやはり降ったのでしょう、朝7時前の分流は10センチくらい増水して、かなりの濁りが入っていました。

 

    

 きょう釣り友と広瀬川の大鮎釣りに挑戦しようと相談していたのですが、準備は万端整えておいたのですが、それでなくても渋くなってきた広瀬川です、ガラガケならまだしも友釣りは無理だろうと判断しました。 もしかして午後遅くからなら竿を出せないこともないかなと、自分に都合のいいように考えたりしていますが、自然界はそうそう人間の思うようにはならないものです。

 

 ということで、きょうもまたきのう(22日)の午前中の広瀬川での鮎釣りについての事後報告となります。報告の義務はないのですが、六日連続して竿を出し続けるなんてことは、しかも広瀬川で、前代未聞、初めての経験です。 だからとっても貴重な経験ということになるわけです。

 きのうは9時30分から12時10分まで竿を出しました。 スタートは牛越橋の下流のいつものところで、その後分流の南側の本流まで釣り下ってみました。きょうのリサーチということもあったので。 上流にこの前立ち話をした友釣り師がトロ場で静かに泳がせていました。

 

 ①と②で竿を出しました。 20日の再リベンジを目指したわけです。 その結果は 吉 と出ました。こういうこともあるものです。

             ① 

      ② 

 きのうはいつもならもっと立ち込むところを、中央よりは左岸寄りに立って、オトリを放します、大きい仲間を連れて来てくれと願いながら、語りかけながら。 鮎釣り師は結構鮎に語りかけていますよね。 お願いすることの方が多いのかもしれませんが、何と言っても友釣りは”おとり”次第ですので、少なくとも最初は大事に丁寧に取り扱います。

 …ちゃんと泳いでくれよ! 根掛かりしないでくれ! 早く仲間を連れてきてくれ! そうすれば無罪放免?だ!・・・ 

 9時30分から50分の20分間で、何となんとナント”4匹”も掛かってしまったのです。 最初の2匹は意外にも小型、といっても21センチはあるでしょう、なんだまだこんな小さい鮎がいたのか!?もう大きい鮎はいなくなったのか? そんなことを勝手に思ってしまいます。

 普通は大きい鮎から掛かり、徐々に小さくなっていくものですが、きのうは逆でした、釣れるにしたがって大きくなっていくのですから。 これはとっても嬉しいことです。

 でも、当たりが不満なのです。 極端な場合、当たりは目印にも現れません。 いつしか掛かっていたということです。 4回の内、はっきりと目印と手もとにあらわれたのは1回のみ、あとは目印で分かったのと、いつの間にか掛かっていたものという内訳です。

 でもその後の取り込みまでの引きや抵抗は強いものがあります。 でも3回目か、抜こうとして竿を立てるのですが、鮎は寄ってくるものの掛かり鮎の姿は水面に現れず、そのうちとうとう手元まで来てしまい、寄せて取り込むということになりました。 ひきよせでの取り込みは今夏初めてです。 バッチリの背掛かりの場合なかなか抜けません。

 デモですねえ~、4匹目を泳がせているときに、痛恨の根掛かりです。 かなり右岸側ですが、何とか入って行けないことはないようでしたので、(流れが強ければもう諦めるのですが)入っていきました。 

 しかし、そこにある大き目の石に針が掛かっていたのが分かったのですが、その所からすぐにさらに深くなっているようなのです。 もう無理かと思ったのですが、そうかこれを使ってみようと初めて思いました。

 (左は水温計)

 この「根掛かり外し」です。伸ばすと長さは80センチくらいかな。 これに水中糸を通して川底へ。 底はどうなっているのか分からないまま、何度か不規則に?動かしていたら、ハリがこの黄色輪っかに引っかかってくれて、取り外しに成功したのです。 嬉しかったです。

 

 でもいいことばかりは続きません。 完全に場荒れ、場所を荒らしてしまったようです。その後ぱったりと当たりは止まりました。 全く掛かりません。 仕方なく③の瀬から釣り下ることになりました。

 ③ 

 ④ 

 ④や⑤のように、いい瀬は右岸側にあります。 いつもはこの長い瀬を釣り下れば2,3匹は掛かってくれたのに、きのうは全く掛かりません。掛かりそうな気配さえしません。

 ⑤ 

 

 さらに下って旧松淵の岩盤と岩盤の間を泳がせたりもしてみたのですが、ここでも全くなんにも掛かりません。⑥と⑦

 ⑥ 

       ⑦ 

 

 さらに下って、中洲の南側の本流へ。 ここでようやく1匹掛かりました。 これで5匹。 これなら明日の釣り友との釣行の元気なオトリは確保できたと一安心です。

      (オトリも入っています。)

    

                   

 

 


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