きょうの天気は何とも不安定なものです。午前中は薄曇りから時々小雨、雷鳴も遠くから聞こえてきました。 午後近くからは少し蒸し暑さを感じるようになり、時々思い出したかのように小雨が降ったり、・・・。
きょうはおもしろい映像からご覧いただきます。 分流の中からの撮影です。 いつもと同じところを狙っています。
分流とはいっても場所により結構深いところもあります。まあ深いと言っても足の付け根くらいの深さですが。 この写真なんかなかなかいいじゃないですか。自分で言ってりゃあ世話ないですが。
ということで、またまたきのう(20日)のお話しから始めます。 きのうも午前中広瀬川に入りました。 こうなれば一週間連続しての釣行を目指そうかなと思っていますが、そう思うとダメになったりして・・・。
きのう20日は、19日のトロ場での戦い(釣り)があまりにも不甲斐なかったので、そのリベンジを目指したわけです。掛かり鮎の半分も取り込めなかったなんてお恥ずかしい次第ですから。
場所は牛越橋下流の大石がゴロゴロしているところの上流域の瀬頭からトロ場です。どうしたのでしょうか? きのうは上流側にガラガケの人が一人いただけでした。 彼は瀬ではなく、私が入ろうとしているところのさらに上流側のトロ場に入ってどちらかというと右岸側を、縦に引いて攻めているようでした。 時々掛かっていました。 こちらからはあまり大きくは見えなかったようですが、実際はどうかはっきりしません。
いずれにしても19日と同じ場所に陣取り、釣りの準備をします。 きのうは持っていったのです、何を? 新しい手作りの朱色のタモを、です。 手作りタモの初陣です。責任が重いですね。(何の責任?)
すぐにでも掛かりそうな雰囲気ではあります。貸切状態なので、どこまで数を伸ばせるものやらなんて皮算用していると、そういう時に限って欲が目を見えなくするのでしょうか、掛かりません。
竿を出して15分前頃か、手前の方の水中で鮎が白い腹を見せて、ヒラを打っているのが見えました。 最初は鮎はいるじゃないかと思ったのですが、いや待てよこれはもしかして掛かっているのではないかと思い、慎重に竿を立てました。
やはりそうでした、掛かっていたのです。でも手もとには何の手応えも伝わっては来ませんでした。掛かり鮎は対岸に走ったり、急に下流の瀬を目指したりと動き回りますが、ここは慎重に構えて、何が何でも確保してやるという強い意気込みが勝ちました。
(こういういい流れでも掛かりません。追いません。)
無事24センチクラスの鮎をキャッチしました。朱色の手づくりタモの最初の仕事は見事な?捕球ならぬ捕鮎でした。 でも折角1匹掛かったのですが、その後が続きません。いつものパターンですね。 いくら粘っても掛からないので釣り下ります。
それからは主に右岸側の急瀬を泳がせながら釣り下りました。
ひとつの瀬で掛かるのは1匹のみ、まあ何とかその後3匹掛けて、合計4匹のキープ。釣り人はいない、どこでも竿を出せる、しかし、追ってくれない、掛かってくれないという厳しい現実。うまくいきません。
最後に上の写真の瀬でようやく掛かりました。 竿は大きく弧を描いて、強い引きが伝わってきたのですが、それも2,3秒のみか、急激に抵抗がなくなりました。 引き寄せてみたら、ハナカンハリスが切れていました。 オトリ鮎の下の方で切れました。
こういう恐れは少しあったのです。というのもハナカンハリスがチリチリというかパーマになっていたのですが、手で引っ張っても切れそうになかったのでそのまま使用しました。その結果がハナカンハリス切れです。うまくいきませんね。どこまでも。
キャッチミスはなかったのですが、やはりハリス切れやバラシは2回くらいはありました。
そういうわけでトロ場でのリベンジはならず、かえって逆に返り討ちにあってしまったかのようでした。 8時45分から10時35分の1時間50分でキープは4匹でした。
帰りのことも考えて大きく下りました。 旧松淵の岩盤の瀬を狙ってみました、ダメもとで。そしたらこんなものがいつの間にか掛かっていました。久しぶりのことです。
カジカですよね。ヨシノボリではありません。高級食材ですが、小さいですし、逃がしてやりました。 10時50分から11時までで釣果ゼロでした。
オトリも入っています。