ここ数日で、F1に関する2つの大きなニュースがあった。
ひとつは、来年以降の日本グランプリが、富士と鈴鹿で交互に開催されるということ。これは、多くのF1ファンにとっては良いニュースと思われるし、私も歓迎している。
しかし、もうひとつ。「マクラーレンのコンストラクターズポイント剥奪・罰金100億円」は、まさに仰天ニュースだった。これによって、今年のコンストラクターズチャンピオンは、あと3戦を残して、フェラーリと決定してしまった。
いやあ、なんぼなんでも、この裁定、不当に重すぎるのではなかろうか。昔からFIAの裁定には、チャンピオンシップを操作していると思われるような怪しいものが多い。’89年のセナに対するもの、’94年のベネトンの対するもの・・・
さらに、ロン・デニス氏が、「これを払う」と言っているのにも、これまた仰天である。
この事件が、ハミルトンvsアロンソ及びライコネンvsマッサのドライバーズタイトル争いに変に影響しなければいいのだが。今年のF1は、非常に白熱した展開で面白いだけに、なんだか釈然としないニュースであった。