夏休み中の夕食当番は、私が引き受けることにした。冷蔵庫にある余りがちな素材で作るのが、一番大事な点なのである。この日は、例によってネットでレシピを検索し、「チンゲンサイのひき肉あんかけ」を作ったのだった。
一家4人で食するために用意したものは、チンゲンサイ3株・豚ひき肉400g・ニンニク2片・チューブ入りおろしショウガ・料理酒・サラダ油・ごま油等である。なお、作り方は、おおむね本家レシピどおりですが、紹興酒が無かったので、代わりに普通の料理酒を使用しました。
チンゲンサイを適当な大きさに切り、サラダ油を敷いたフライパンで強火で炒め、ややしなっとしたところで別皿によけておく。
そのフライパンに油を少々足し、中火でひき肉を炒める。
肉の色が変わったところで、刻みニンニクとおろしショウガを投入。
香りが立ったところで、チンゲンサイをフライパンに戻し、強火にして、料理酒大さじ2杯と、いわゆる「スープの素」で作った鶏がらスープ2カップを投入。煮込むように炒める。
醤油でお好みの味に調え、水溶き片栗粉でとろみを付け、ごま油を振って香りを出せば完成です。
その出来栄えは、確かにスープ感覚で、夏の夕食にはピッタリである。割と淡白なテイストなので、豆板醤等を加えた方が、より私好みのお味になりそうな予感がする。家族にも大好評でした。