獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ヤナセにて

2011年06月19日 | CARS&F1

 ボルボのお店に続き、尾車氏とその日最後に向かったのは、国道12号線沿いのヤナセである。
 ヤナセには、同社がかつてVWを扱っていた頃はよく足を運んだものだが、ここ最近はとんとご無沙汰であった。
    
    
 現在のヤナセがメインに扱っているのは、メルセデスかアメリカ車(GM車)である。
 実は私は、アメ車には、まったく疎い。
 これは、尾車氏が着目しているという、「キャデラックCTS」というクルマだそうだ。    
    
    
 どことなく「PTクルーザー」を思わせる、「シボレーHHR」。
 
    
 そして、「シボレー・トラバース」。いやあ、知らないクルマばっかりだ・・・

    
 こちらは、「キャデラックSRXクロスオーバー」。
    
 テールランプが、氷山のように突き出している!このような処理のテールランプを見たのは、初めてである。なんだか感動してしまった。この辺が、「思い切り、アメリカン」なのだ。

 ・・・それにしても、webCGの偉いところは、アメリカ車もキッチリと取り上げているところだ。
 にもかかわらず、私はアメリカ車には、まったく疎い。
 自分が、同サイトのアメリカ車の記事を、いかに「はしょって読んでいる」のかという事実を、ここに初めて自覚した。
 
    
 やはり私の着目は、帰ってきた「サーブ9-3」。
 20年ほど前、サーブといえば、お洒落なクルマの代名詞的存在だったのだが、親会社だったGMの経営不振等もあり、ここ数年は存在感を失っていたものだ。
    
 サーブのクルマは、かつては北欧テイスト溢れるイメージだった
 だが、現代のサーブは、なんとなくアメリカ車っぽい。
 クリアのテールレンズが、どうも自分の考えるサーブらしさではないのだ・・・やんぬるかな。

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ボルボV60を見て

2011年06月19日 | CARS&F1

 DS3に試乗した後、尾車氏と共に向かったのはボルボのお店だった。
 最近日本国内に投入された、「V60」のカタログを貰うためである。
    
 いやあ、なんと申しましょうか・・・キリッとカッコいいのだ。
 かつての四角四面で質実剛健なイメージのボルボの面影は、もう、どこにも無い。
 C30あたりから、ボルボのデザインテイストは、大きく変わったのだ。
    
 ウエッジ&絞り込みの利いたそのスタイル。
 この「T6 AWD R-DESINE」(税込車両本体価格599万円)というグレードは、現代では絶滅寸前のストレート・シックスを、なんと横に積む。
    
 インパネ周辺は、北欧風のスカンジナビアンな趣きで、なかなかナイスである。
    
 ボディデザインのせいか、サイドウインドウが後方に行くに従って上下幅が狭くなっているため、室内後席は、やや暗い。
 かつてのボルボは「窓面積が大きくて明るい室内」というイメージだったが、現代のボルボはそうではない。

 とはいえ、1.6リッター4気筒ターボを積む「V60 DRIVe」(税込車両本体価格395万円)というグレードに、私は注目している。
 いつか、勇気を振り絞って、試乗を申し込もう・・・

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シトローエンDS3試乗記

2011年06月19日 | CARS&F1

土曜日の午後。休暇の日程が合致した尾車氏と共に、クルマ見学に出掛けた。  
     
 まずは、シトローエンのお店へ。なんとDS3の試乗車があったので、さっそく運転させてもらうことに。
 白いボディに、ルーフとドアミラーはスカイブルーのコーディネート。もう、この時点で、私はTKOだった。
 試乗させていただいたグレードは「Chic(シック)」(4AT:税込車両本体価格249万円)であった。
     
 自発光式メーターパネルの、文字のロゴ。そして、その指針のデザイン。シルバーの加飾の革巻ステアリング。
 細かいところにデザインの手が施されていて、まったくもって素晴らしい。
    
 シートは、やや固めのドイツ車的風合い。ふかふかで柔らかいかつてのフランス車のそれではない。本家本元のオリジナルDSのシートは、「それに埋もれて溺れてしまうのではなかろうか」と思うほど柔らかかったものだが・・・
 とはいえ、走らせると、ステアリングの軽さといい、エンジンのフィールといい全てが軽快で好もしい。
 アイドリングは静かで振動もほとんど無い。回すとエンジン音は室内に侵入してくるが、不快な類のものではない。ロードノイズはよく遮断されている。
 4ATというのは現代の基準では古臭いのかもしれないが、街中を走る分には、まったく痛痒を感じなかった。ミズスマシのごとく、すいすい走る。
 ただし、シーケンシャルモード(マニュアルモード)については、いまいちレスポンスに欠けるため、それを積極的に使う気にならなかった。上り坂や下り坂を走る時には有効なのかもしれないが・・・やはり、どうせなら、普通のMTで乗りたいクルマだ。
 まあ、そうは言っても、この小粋なインテリアに免じて、全てを許したくなってしまう。
 ルームミラーは、贅沢に「自動防眩式」が奢られている。
 また、オートエアコンの空調吹き出し音も静かで、その点にも気品が感じられる。
    
 ギアをリバースに入れると、マルチファンクションディスプレイの表示が、クルマと壁との距離を表示する「バックソナー」に切り替わる。
 これは、なかなか実用的な装備といえそうだ。 
    
 ううむ。惚れてしまった。
 フランスの香水を購入する日本女性は数多いかもしれないが、フランスの自動車を購入する日本女性は数少ないと思われる。
 DS3は、女性にとてもよく似合うと思う。
 そして、似合わないかもしれないが、私は、このクルマを購入できる日を夢見ている。

コメント (4)
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