獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

12年ぶりの函館旅行(中日編)

2013年08月13日 | グルメ&観光

    
 8月9日。函館旅行2日目の朝。前日早く寝たせいか、5時前に目覚めてしまった。まるで、じいさんみたいである。
 そこで、24時間入れる大浴場の「うらしま」で、まずはひとっ風呂浴びる。

    
 5時39分。お部屋に戻り、朝食までの時間を「客室露天風呂」で過ごす。
    
 渚亭のお風呂は「差し水無しの源泉100%」なので、良く温まるとのこと。
 まあ、この日はそもそも蒸し暑かったので、その効用をカラダで確認することは難しかったが・・・
    
 この展望風呂からは、天気が良ければ青森を望むことが出来るのだが・・・
    
 この日は、あいにくの雨・・・。ううっ、雲に霞んで、水平線すら定かでない。この悪天候が、恨めしい。

    
 7時03分。待ちに待った朝食バイキングの時間がやってきた。
 私はバイキングというと。あれもこれもと欲張ってついつい喰い過ぎになってしまう傾向があるので、この朝は「質素な和食」にコンセプトを絞ることに。
    
 まずは、「おまかせ海鮮丼」。イクラ・マグロ・ネギトロに、山芋と海苔をブレンドしました。
    
 サイドメニューは和の揃い踏み。味噌汁・冷奴・温泉卵の3点セットである。
    
 お漬物は、松前漬け・いか飯寿司・キャベツ・きゅうりの、豪華4点盛り。 
    
 烏賊塩辛は、白飯をワシワシと進ませ、朝から炭水化物過剰摂取モードに。
    
 食後のデザートはフルーツで、スッキリとフルーティ。

    
 さて、2日目も予定満載である。11時過ぎに我々は「湯の川プリンスホテル渚亭」をチェックアウト。

    
 土砂降りの中、コンビニでカッパと傘を買い込んで、バス&電車で移動。
 こういう天候の時は、自家用車のありがたさを痛感する。

    
 道中、またまたカラフルなマンホールを発見。
 函館市内のマンホールのフタは、バラエティに富んでいて愉しい。
 一体、全部で何種類あるのだろう?写真コレクションしておけば良かったかも。

    
 市電の広告のカラーリングが、これまた個性に富んでいて愉しい。
 これまた、写真コレクションしておくべきであった。

    
 12時30分。お目当ての五島軒に到着。
 そこにある「レストラン雪河亭」で、豪華ランチとすることに。
 思えば新婚だった20年前。お互いに若かった二人は、ここで初めての贅沢ディナーを、感動と共に味わったものだ(遠い目)。
    
    
 おすすめセットは、6品で1,680円。これを「B)肉料理」でオーダー。
    
 12時52分。まずは冷たい麦茶が供された。
    
 12時55分。コーンポタージュスープが登場。
 粒立ち細かくクリーミィで、ザラツキ感皆無の贅沢なスープ。普段家で食しているカップスープの、10倍は美味しかった!
    
    
 13時03分。サラダとライスが同時に運ばれた。
    
 そして13時05分。メインディッシュの「牛サーロインステーキ シポラタソース」との感動的な出逢い!
    
 柔らかく、なおかつジューシィーなお肉!
 上に載せられた「ゴボウ揚げ」は、サクッとした食感で、極上のお肉とハーモニーを奏でる。
    
 13時28分。アイスクリームはべたつかない甘さで口中を潤してくれる。
 その上に乗せられたプレーンなウエハースは、なにか郷愁の味わいである。
    
 そして、香り立つコーヒーは、苦さが尾を引かず、スッキリと口腔から咽頭を洗浄するかのように、胃壁へと流れて行った。
 いやあ、実にスロウでメルティーなひととき。贅沢させていただきました。

    
 14時07分、函館山ロープウェイへ。
    
 だが、ご覧のとおり、雨雲が覆いつくし、函館山は全く見えない・・・
 天気予報から行けば、夜もこの雲は晴れない模様。
 函館の、100万ドルの夜景を観ることができない見通しとなったことに、我々夫妻は大いに落胆した。

    
 14時16分、重要文化財「ハリストス正教会」を眺める。
 その荘厳なルックスは、まさにそそり立つ歴史である。

    
    
 14時37分。重要文化財「旧函館区公会堂」に入館。
    
 函館港を望む景観が、また素晴らしい。天気が良ければさらに素晴らしかったのだろうけど・・・まぁ、こればっかりは仕方がない。
    
 今回次女がひそかに楽しみにしていたのが、館内の「ハイカラ衣装館」でのレトロコスプレ。
    
    
 「ハイカラさん」に扮した彼女は、ご満悦の表情であった。
 私も燕尾服で明治貴族を気取ろうかと思ったのだが、家人の強い反対にあい、断念したのである。
    
 130坪ある「大広間」の、きらびやかさには圧倒される。
 ここは音響の反射も素晴らしく、今もなおコンサート等の会場として利用されているのだそうだ。

    
 15時37分。「元町ガラス工房」を見学。
 色とりどりのガラス細工に、ココロもなんだかキラキラとなる。

    
 15時46分。目の前を通る市電のカラーリングは、飽食の旅を続ける私への警告メッセージのようだ。

    
 その後バスで移動し、17時23分にグルメ回転ずしの「函太郎」に到着。ちょっと早めの夕食とすることに。
 店内は結構賑わっており、着席出来たのは約10分後であった。
    
 まずは、えんがわ(230円)からいただいた。
 通によると、「寿司の喰いかたの順番」などというものもあるらしいが、私は生まれてこのかた気にしたことは無い。好きなものを、好きなように喰う。それで、いいのだ。
    
 大トロ・赤身・中トロの「本まぐろ三昧」は、1皿755円!
    
 さらには、「本鮪ねぎとろ手巻」・・・
    
 そして、「生かつお」で〆とした。お会計は・・・妻曰く、結構なお値段だったようです(^_^;)

    
 18時28分。雨の影響でダイヤの乱れが出ていないか心配になったので、JR函館駅で情報収集。
    
 この日、あろうことか、札幌~函館間の特急は、終日運休とのこと!
    
 ををっ、線路が浮き上がって宙ぶらりんに・・・我々一家の帰宅予定列車は、翌日の8月10日17時11分発。それまでに、この路線は復旧するのであろうか?
 駅員さんに尋ねたところ、「ああ、明日のその時間までには復旧しますよ!」と心強く答えてくれたのだが、この写真を見る限りでは信じがたかった。
 念のため、函館~札幌間の航空便やバス路線も当ってみたのだが、全て満席か運休。
 「もう一泊もあるかもしれないな・・・」と、私は心のなかでつぶやいた。

    
 19時。おおむね雨も上がったので、「金森赤レンガ倉庫」を見学。
 なかなかお洒落なショッピングモールで、我が家の女性陣はご満悦。
    
    
    
 ここで私は、海鮮せんべいを購入。
 本年、一度は「おつまみ断ち」を思い立ったのだが、やはり、私には無理そうだ。命あるうちに楽しめるだけ楽しんで、キリギリスのように生きることにしよう。

    
    
    
 この倉庫街は、ライトアップが美しい。できればカメラ付き携帯ではなく、コンデジで撮ってみたいものだ。
    

        
 21時前に、この日の宿「ホテル函館ロイヤル」に帰還。
 胃袋も気分も充実の、函館旅行2日目であった。
 (千秋楽編に続く)

コメント
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