
丸大食品の「ビストロ倶楽部ビーフカレー(辛口)」を用いて、レトルトなディナー。
高級そうなネーミングとは裏腹に、コープさっぽろで4食入り338円と、1食あたり85円アンダーの、激安カレーである。

原材料名に「51種類のブレンドスパイス」の内訳は明記されていなかったが、とりあえずセロリとしょうゆとトマトペーストが、味の決め手と思われる。

コストを抑えるためか、レトルトパックの意匠は、極めてシンプル。

コンソメスープとタマネギスライスのミニトマト添え(わさびドレッシング仕立て)を添えれば、気分は洋食屋さんだ。
このカレー。ルー自体はまろやかに辛く、そしてコク深い。その価格を超越したウマさである。
だがしかし、具材で唯一存在感を持っているのはジャガイモのみで、ニンジンとタマネギはとろけて姿は無く、肝心のビーフは捜索しないと発見できない。
とはいえ、その実売価格を鑑みると、満足すべきであろう。文句があるなら、市販のルーを使って、自分で具材を切るところから作ればいいのだ。
今回の反省点は、カレーと、わさびドレッシング仕立てのタマネギスライスの辛さが、ケンカしてしまったことである。次回は、留意しよう。