尾車氏とともに、札幌ドームで開催されている「札幌モーターショー2016」に行ってきた。
スバル車オーナーの私としては、やはりまずはスバルのブースをチェック。
「BRZ GT300」はスーパーGT参戦車である。
サンライズイエローのカラーが目に眩しい、「S207」。
税込5,994,000円の高価格車ながらも、限定400台は即日完売したという。
280km/hまで刻まれたスピードメーター、そして6MT!
この高価格車をやすやすと購入できる方々が、激しく羨ましい・・・
次期フォレスターのスタディモデルといわれている、「VIZIV FUTURE CONCEPT」。
次のフォレスターも、大いに期待できそう。
そしてそれは、次の私のパートナーとなる可能性大である。
ダイハツからは、「キャスト アクティバ 雪ミク仕様」が、この札幌の地で初公開。
そして、三菱。
「アウトランダーPHEV バハポルタレグレ500参戦車」は、なかなか精悍。
レクサスからは、スピンドルグリルが印象的だが、ヘッドライト周りのデザインがやや煩雑な、「GS F」。
続いて、トヨタ車。
レクサス同様、ディテールのデザインがややビジーな、4代目プリウス。
このクルマについては、近日中に試乗させていただき、じっくりとインプレッションを語ってみたいと思う。
コンパクトFRの「S-FR」は、牧歌的で、なかなかヨイ。
ぜひ、市販してほしいものだ。
燃料電池車の「FCV PLUS」。
ショーカーとはいえ、その衝突安全性能には、やや不安が残ると、私は思いました。
ホンダの燃料電池車「CLARITY FUEL CELL」。
近年のホンダにしては、プレーンなデザインで、個人的には好印象。
やはり着目は、イギリスから750台限定逆輸入販売の、「シビック TYPE R」!
その価格は、なんと税込428万円。
さらに、このクルマの「紙カタログ」の用意は無く、WEBカタログのみしかないとのこと!
カタログ収集が趣味の私にとって、実に悲しい現実である。
とはいえ、このシビック。悪くないデザインだと思う。
「TYPE R」ではないノーマル仕様を、200万円台で日本で売れば、インプレッサやアクセラの好敵手となるような予感がするのだが・・・
ひっそりと展示されており、人だかりも無かった、「マクラーレン・ホンダMP4-29H」。
まあ、昨年のあの成績では、致し方ないか・・・(涙)
今年は、せめて、表彰台を!と、期待したい。
「NSX CONCEPT-GT」。
フェラーリの呪縛から逃れた、ホンダオリジナルな感じのスタイリングだと、私は評価したい。
近年なにかに開眼したように、デザインが素晴らしくなった、スズキのクルマ。
コンパクトクロスオーバー「イグニス」も、心地良い道具感に溢れ、実に魅力的。
「マイティデッキ」は、かつての「マイティボーイ」の再来と、言えましょう。
マツダは、今回も全ての展示車のカラーを「ソウルレッドプレミアムメタリック」で、統一。
ロードスターは、やはりクルマ好き注目のホープスターで、かなりの人だかりが出来ていた。
日産車での注目株は、「ノートNISMO」。
レッドセンターマークのアルカンターラ巻3本スポークステアリングに・・・
5MTというのが嬉しいじゃありませんか!
ちなみに、「6速でなく5速」というのは、日産の見識だと思う。
ギアの段数というものは、多ければ偉いというものではなく、エンジンのトルク特性によって決められるのが正しい姿なのである。
「NISSAN CONCEPT 2020 vision gran Turismo」は、イメージスケッチが飛び出す絵本になったかのようで、なかなかの存在感であった。
そして、ベロタクシーのようなスタイルが愛くるしい、冬に強い電気自動車という「北海道発EV」。
国産車だけでも、この充実ぶりの、「札幌モーターショー2016」!
近日中に、「輸入車編」を、レポートさせていただこうと思います。