日曜日。
妻の発案により、新千歳空港ターミナルビルへ、JRで遊びに行った。
まずは3階のグルメワールドで、腹ごしらえ。
私は生粋の道産子である。
だが、北海道を中心に数店舗をチェーン展開する「松尾ジンギスカン」に入店するのは、この日が初めてのことであった。
「ラムジンギスカン」は、1人前1,180円。
肉を中心に、野菜を外周に、配置する。
つまり「山で肉を焼いて・溝で野菜を煮る」のが、ジンギスカン鍋の正しいいただき方なのだ。
肉が焼けるまでの間。
サイドオーダーとして注文した、「ラムのたたきカルパッチョ」(ハーフサイズ580円)をついばむ。
しっとりと柔らかく、なかなか秀逸なお味であった。
栄養バランスをおもんぱかって、前菜としての「あっさりごま塩サラダ」(610円)も、ご注文。
さて、そうこうするうちに、お肉が焼けてきた。
「雪わさび」(150円)を薬味として、そいつをいただく。
味付けは濃くもなく、かといって薄くもなく、ラム肉そのものの旨さを味わえる、絶妙なテイスト!
そこに「雪わさび」が、上品な刺激を添える。んまい!
だがしかし。
育ちざかりの私にとって、その分量は、若干モノ足りなかった。
なので、「ラムステーキ」(600円)を、追加でオーダー。
じゅわっとした噛みごたえのお肉が、ワイルド・ハーツで、んまかった。
その後は、空港内をぶらりと散策。
「飛行機が人を乗せて飛ぶ」ということの、不可解さというか恐ろしさ。
あらためて、ライト兄弟の偉大さ&航空学の奥深さを、感じたのであった。
空港内をけっこう歩き回ったので、小腹が空いてしまった。
我々夫妻は、ゴキブリホイホイに吸い込まれるゴキブリのごとく、「立喰い寿し」の看板のお店に入店。
私のオーダーは「鮪赤身」と「いか山わさび」。
握りとしては珍しい、「八角」。
繊細な脂分がお口でとろけるように拡散し、実にプレミアム!
だがしかし、このお店。単価はやや高いかもネ。
新千歳空港での、グルメ旅。
料金的にはリーズナブルとはいえなかったが、なかなか楽しい日曜日であった。