我が家に舞い込んだ、1枚のチラシ。
「お食事処 藍の郷」がリニューアルオープンし、「お食事処 夕張ラーメン」に生まれ変わるというではありませんか!
しかも(金)(土)(日)の3日間は、ラーメン全品500円とのこと。
これは、行かないワケにはいきますまい。
ちなみに、チラシの裏には、通常時のメニューが列記されていた。
以前あった「居酒屋おつまみ系メニュー」は姿を消し、「定食系メニュー」の充実を図ったようだ。
日曜の朝、11時25分。
私は、そのお店の暖簾をくぐった。
先客は3組ほどあったが、お昼時にはちょっと早かったせいか、難なくカウンター席に着席。
私のオーダーは「辛みそラーメン」(850円)とした。
辛さは「1辛~10辛以上」を選択できる。
私はここの辛みそラーメンをいただくのは初めてだったので、無難と思われる「2辛」をチョイス。
そして11時35分。
それは適正な待ち時間で、供された。
中太ちぢれ麺は、札幌ラーメンの標準的味わい。
絡みついた赤唐辛子が、口中から咽頭を、ヒリヒリと焦がしながら通過していく。
まろやか系白味噌スープに、点々と存在感を示す、赤唐辛子!
これは、暴力的ではないものの、かなりしっかりとした辛さである。
辛いモノをそんなに苦手とはしない私ではあるが、額と鼻の頭には、しっとりと汗をかく。
コレは、「2辛」というよりは、私の客観的な判断では、事実上「3辛」くらいのネーミングでイイような気がする。
一般的客観的規準では、「2辛」は、もうちょっと、辛さレベルを抑えた方が、より望ましいのではなかろうか。
そして、「10辛以上」って、どんだけ辛いんだろう・・・(^^;
バラチャーシューは、小型ながらも、しっかり2枚入りである(^^)
11時40分。
チャーシューを喰い終えて、オレンジ色に輝く辛みそスープと、完食デスマッチを繰り広げる時間がやってきた。
ひたすら飲み進み、辛さに舌が慣れてきて、味噌のまろやかさを感じとれるようになってくれば、こちらのものだ。
そして11時46分。
私は、この闘いに、打ち克った。
ところで、私は、このお店に提案したいことがある。
それは、「辛みそ」にも、「夕張石炭くろラーメン」の黒い麺を、チョイスできるようになればイイと思うだ。
そうすれば、まさに「赤と黒」のランデヴーで、色彩的にも魅力の一品になるような予感がするのだが・・・