6月25日日曜日も、妻とふたりで小樽を満喫した。
10時15分過ぎに、小樽駅に到着。
まず立ち寄ったのが、駅構内にある「四季彩館」である。
そこで「ラーメンロール みそ味」なる、奇妙キテレツな一品を発見!
小腹が減っていたので、とりあえず購入。
ちなみに製造者は(株)札幌パリという、ベーカリーショップであった。
「チャーシュー」と「なると」が落っこちそうになるので、食す際にはやや工夫を要する。
だが、お味の方は、決して悪くない。
いわゆる「焼そばパン」の変化球というかバリエーションだと思えば、何の矛盾も無い。
さて、小樽駅からバスに乗り、お目当ての「第65回緑丘祭」会場に到着したのは10時46分であった。
だがしかし、たどりついたらその日も雨降り・・・
バスで坂を登ってお腹が空いたので、まずは「オムそば」で、腹ごしらえ。
焼きそばにしっかりと「もやし」がプリインストールされているのが、見逃せないチャームポイントである。
胃袋を満たした後、104教室へ。
そこでは、アカペラサークルの「AIRS」のライヴを堪能。
AIRSライヴの後。ハートは温かく満タンになったのだが、胃袋にはまだ隙間があった。
なので、それを埋めるために、フランクフルトを購入。
ケチャップの軌跡が、そこはかとなくアートである。
個人的には、ここに洋ガラシも掛かっていたなら、スカーッと満点パパだったのだが・・・
あいにくの雨模様だったが、学生たちの熱気は最高潮!
壮年期の我々も、なにか元気をいただいたような気がした。
そのココロの満足を世の中に還元するため、私は構内にいた献血車に立ち寄って、400ml献血をしようと思い立った。
決して景品の「やきそば弁当」に釣られたワケではない。
だがしかし・・・私は本年5月26日に献血していたため、タイムラグが短く、今回は献血できなかったのだった。
実に、残念だ。
「やきそば弁当」を得ることができなかったことではなく、世のため人のためになることができなかったことが、無念だった。これ、ホント。
その1点だけは残念だったが、それ以外はハート満タンで、我々夫妻は11時43分に、このお祭りを後にしたのである。
地獄坂を徒歩でてちてち歩いていると、なにかイタリアンな風情の看板を発見!
我々夫妻は、興味本位で、そこに行ってみることに。
そして11時54分。
「小樽ゲストハウス PASTA CLUB」に到着。
ランチタイムメニューは、その立派な建物から想像される価格よりも、はるかにリーズナブルではありませんか!
当初は「渡海家」でラーメンランチにしようと画策していたのだが、急遽予定を変更し、ここでパスタランチとしゃれこむことにした。
11時59分に、そこに入店。
我々夫妻は、2名様よりの「おしゃべりランチ」をオーダー。
パスタについては、私が「ネギのペペロンチーノ」で、妻は「ナスのアラビアータ」をチョイス。
ピザは「フレッシュトマトとチーズ」をいただくことに。
フリードリンクは「アイス」か「ホット」の選択制である。
その日は肌寒かったので、我々夫妻は「ホット」を選択。
ちなみに「ホット」のラインアップは、コーヒーと各種ティーバックとなる。
今にして思えば、これについては、「アイス」を選択した方が、より充実感があったのかもしれない。
12時04分。
まずは、香りがすぅーっと鼻から抜ける感じの、コーヒーからいただく。
12時10分に供された「ミニサラダ」は、色彩感&素材の新鮮さが、ビューティフルサンデー!
ガーリックが出しゃばらずにかほる「青じそ系ドレッシング」が、瑞々しさに輪をかける。
驚くべきは、ピザの大きさと、肉厚さ!
五十路の夫婦ふたりだけだったなら、このピザだけでお腹いっぱいになってしまいそうだ。
まさにフレッシュなトマトの酸味を、濃厚なピザチーズがまろやかに包む。
「ネギのペペロンチーノ」。
ペペロンチーノに長ネギが似合うなんて!
この世に生を受けて約半世紀。それはスイカをストライクで叩き割ったような衝撃だった。
辛さ控え目な、「ナスのアラビアータ」。
ナスとトマトとの相性の良さを再認識させられる、至高の一品である。
フリードリンクの「CEYLON ORANGE PEKOE」は、ゆるやかに流れる時間を演出。
デザートのケーキは、数種のうちから、好きなものをひとつ選べる。
私の選んだ「ガトーショコラ」は、甘さ控えめのオトナなテイスト。
妻チョイスの「チーズケーキ」は、ヨーグルト風味の効いたレア系である。
そして12時49分。
満腹という名の満足で、我々夫妻はこのお店を後にしたのだった。
嗚呼、いつの日か。ここでディナーをいただいてみたい・・・