スタイル・カウンシルが、映画「ビギナーズ」のサウンドトラックに提供し、1986年にシングル・カットされた曲が、この「ハヴ・ユー・エヴァー・ハッド・イット・ブルー」である。
この曲を聴くと、この「ディキシーランドジャズ的なサウンド」に酔いしれていた、大学生時代の日々が、実に懐かしく思い出される。
これは、1985年のアルバム「アワ・フェイヴァリット・ショップ」に収録された「エブリシング・トゥ・ルーズ」の歌詞&アレンジ違いである。
一般的にわかりやすく言えば、吉田拓郎の「ゆうべの夢」と「祭りのあと」との関係に近いと、いえましょう。
ポール・ウェラーが2015年にセルフ・カヴァーした、アコースティック・ヴァージョンが、これまた、イイのだ。
ああ、時間があり余るだけあったあの大学時代に。
もっと真剣にアコギを練習すべきだったと、これを聴きながら激しく反省する、私なのである。